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2015年05月08日

熊本戦展望(縦に早い攻撃で得点を重ねよう。)

明日のホーム熊本。

 対戦する熊本は昨年は13位、中位以下に推移して目標のプレーオフには届かなかった。今シーズンは大幅なメンバーの入れ替えがあり、約半数の15人がチームを去った。主力メンバーの仲間や澤田の移籍は痛かった。新たに群馬の平繁や東京Vの常盤を入れチームを活性化させたが、ここまで調子が出ていない。なにしろ得点がわずか7点ではやはり勝利は遠い。小野監督のやりたいパスをつなげ、相手を崩すサッカーもなかなか結果に結びついていない。
 今シーズンの成績は1勝5分け6敗。ここ9戦勝ちはなしといった低迷状態。サポーターも小野監督の指揮について批判が出てくるのではないか。

 確かにここまで1勝ではなかなか厳しい。ましてや今のJ2は降格制度がある。最下位争いをしている状態ではサポーターも気が気ではないだろう。
 ただ、ここ2試合で引き分けとどん底の状態は脱しつつある。
 なんとかしてチームを建て直さなければいけないだろう。

 この試合は是が非でもアウェイだが勝ち点3を狙ってくるはず。

 昨年の対戦成績は1勝1分け。ホームのドームで先制されながら岡本のPK失敗もあり、追いついて2-2のドロー。アウェイは鬼門熊本で2-0で勝って溜飲を下げた。
 昨年はホームで苦しい試合をしただけに、今度はすっきりと勝って上位に近づけていきたい。

  前節はホームで大分と対戦。前半序盤から大分の攻勢に押される。セカンドボールも拾われシュートを打たれる。しかし前半相手には決定的なシーンはなかった。熊本もカウンターからチャンスを握るも決定的なシーンはなし。
 後半から上原に代わった片山が相手選手と交錯し怪我でピッチを去る。代わりに右サイドバックに養父がスクランブルで入る。
 後半も大分の攻勢になかなかシュートまでもっていけないが、徐々にセカンドボールを拾い出す。齊籐のクロスから巻がシュートするも枠の左にそれる。
 大分のスルーパスからピンチを迎えるもDFがなんとか抑える。
 ロスタイムには黒木のスルーパスから交代出場の田中がシュートを打つも枠の上に飛ぶ。これが一番惜しかったシーン。結局スコアレスドローだった。

 
 熊本のシステムは4-3-2-1

  シーズン当初はショートパスをつなげ相手を崩していくサッカーを志向していたが、成績が伴わず、縦に早い攻撃も加えてきている。このところロングボールが多く、守りは前線からの厳しいプレスでボールを奪ってショートカウンターのスタイルに変貌している。
 
 ワントップの巻は高さがあり、頑張れる選手。ヘッドも強く泥臭いプレーが信条。フィフティフィフティのボールでも体の強さを出してキープしてくるのでDFはねばり強く対応したい。
 右シャドーの平繁はコンサにとっては嫌な選手。熊本ではいまいちフィットしていないようだが、ゴールの嗅覚が鋭く、いやなスペースに入ってくる。しっかりマークしたい選手 左シャドーの齊籐は熊本のエース。キープ力を持っており、裏に抜ける動きもしてくる。決定力ももっているので、彼を自由にさせないように細心の注意を払わなくてはいいけない。

 3ボランチの右の養父は昨年ドームで一瞬の隙からゴールを許した選手。キックの精度が高く、熊本の攻守の中心になっているのでしっかりプレスをかけていきたい。
   左の黒木はスピードがあって運動量がある。自由にさせたらうるさいので、簡単に自由にさせないようにしなければいけない。
 アンカーの高柳はすっかり熊本の守備の要となっている。セカンドボールの反応もよく。ミドルももっている。セカンドボールの競り合いには負けないようにしなければいけない。
 サイドバックは右の鈴木は運動量があって攻撃的、クロスの精度も高いのでサイドの争いには負けないようにしたい。
 左は片山の怪我で上原だろう。セットプレーのキッカーもやっている。相変わらず正確なキックを蹴るので集中して守っていきたい。

 交代で出場してくる田中はスピードがあり、かき回してくるのでやっかい。しっかりマークしたい選手だ。

  常盤の出場もあるかもしれない。身体能力が高く、アクロバチックなシュートもしてくるので気を付けたい。

  もしかしたら岡本が出てくるかも知れない。岡本は練習に参加しているようで、出場を
狙っているらしい。
 
      熊本予想スタメン
    
            巻  

   齊籐     平繁 

  黒木               養父

       高柳

  上原   クォンハンジン 園田 鈴木
 
         原


  熊本はプレスが早い。ここ数試合で前からのプレスを徹底している。また、巻が先発で出るようになってから、ロングボールが多くなってきた。巻に当てて、セカンドボールをとるという狙いを徹底させている。 前の3人の攻撃力は高い。

 特に平繁は群馬時代も散々やられた選手。彼をしっかり抑えないと勝利には繋がらないだろう。

 また、齊籐もシュート力を持っており、前を向かせたら怖い選手。彼をしっかりとマークしてシュートを打たせないようにしなければいけない。
  右サイドバックの鈴木はロングスローを持っている。右サイドのスローインは必ずロングスローをしてくるので集中して守らなければいけない。また、養父もロングスローをしてくる。

  熊本はリーグ戦の序盤、パスをつなげてくるサッカーで結果を出せなかった。最下位になったこともあり、なりふり構わないサッカーをするようになってきた。
 このところ縦に早いサッカーをやってきており、隙を見せればすぐやられるので集中して守っていきたい。

 また、横パス、バックパスには用心。相手はプレスが厳しいので引っ掛けられないようにパスには細心の注意を

 こちらとしてはいつものように前からプレスを厳しくして相手からボールを奪い攻撃していきたい。また、縦に早い攻撃をして、手数をかけない攻撃をしたい。

 カウンターが勝敗を分けると思う。相手のパスをカットしてパスを素早くつなげて攻撃する。磐田戦の1点目のような形を作りたい。

  コーナーは相手はゾーンで守る。

 今シーズンはセットプレーからなかなか得点ができていない。熊本はセットプレーからの失点が多い。

 コーナーではニア、ファーと使い分け、ショートコーナーやトリックプレーを混ぜて攻撃していきたい。FKもチャンス。精度の高いボールを蹴ってゴールにつなげよう。

  やはり複数得点しないと勝てないだろう。1点ではやられる心配がある。複数得点をとって相手を押し切りたい。

 前節アウェイで引き分けになったので是が非でもホームで勝ち点3をとらなければいけない。自動昇格圏との差も縮めたい。連戦の最後で疲労が残っているがこれが最後だと思って頑張ってほしい。

   とにかく勝利しかない。必ず勝って上位に行こう。



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posted by 孔明 |19:58 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)