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2015年03月28日

大宮戦展望(お金では負けても勝負ではジャイキリを起こそう。)

明日のアウェイ大宮戦。

 対戦する大宮はJ1降格チーム。何人か主力メンバーはチームを去ったが、主力の大半は残留。J2では反則級のメンバーが揃う。
  目標は当然、優勝してのJ1復帰だ。

  大宮は「攻守にイニシアチブを握るサッカー」を掲げ堅守をベースに数的優位を作るポゼッションスタイルを志向している。
 ただ、ここに来て家長は長期離脱、ムルジャも怪我で第2節、第3節と欠場。攻撃陣の層が薄い影響が出てきて、苦戦している。
 しかし、守備陣を中心に彼ら2人の復帰まで負けないサッカーをしており、隙がなかなかない。
 こちらとしてはシーズン中の目標がジャイアントキリング。まさに大宮は格好の相手。相手に不足はない。アウェイでジャイキリを起こしてほしい。

 大宮は前節はホームで京都と対戦。序盤から京都の出足のよさに苦しみ。相手コーナーからペナ内で菊池が相手選手を押し倒したとしてPKをとられる。しかし、そのPKはGKの加藤がしっかり弾き事なきを得る。
 しかし、依然として京都ペース。
 大宮はカウンターからシュートを試みるもなかなか決定的なシーンがない。
 後半は大宮の出足が良く、ボールを支配する。そしてコーナーからの流れで河本が相手に倒されPKを得る。それをカルリーニョスが決めた。得点してからは再び京都の流れになり、決定的なシーンもあったがなんとか防いでいると、相手コーナーから大黒のヘッドで入れられ同点。
 その後はオープンな撃ち合いになり、決定的なシーンも互いにあありながら得点が入らない終了間際DF渡部のクロスを河本がヘッド
これが決まって勝ち越した。その後ロスタイムにポストに当たる危ないシーンもあったがなんとか逃げ切り京都に辛勝した。

 大宮のシステムは4-4-2
  ポゼッションを保ちながら、サイドから攻撃を仕掛けて、中央突破も取り入れた多彩な攻撃をしてくる。 

 サイドバックが積極的に上がってきてクロスを上げて中で合わせてくる。

 攻撃は分厚く。2次攻撃、3次攻撃もしつこいくらい仕掛けてくる。

  FWの富山はスピードがあり、DFの裏を狙ってくる。彼にはしっかりマークをつけたい。ペナ内で自由にさせないようにしなければいけない。

  もう一人のFWの清水慎太郎は身長はさほど高くないが体が強く、ヘッドが得意でロングボールにしっかり対応してくる。昨年は岡山で5得点している。

 右サイドハーフの横谷はキープ力があり、シュート力もあって突破する力も持っている。前線で自由にさせたら怖い存在。しっかりとマークしたい。

  左サイドハーフの泉澤は工藤と阪南大でチームメート。ドリブルが得意であっと言う間に相手を置き去りにするスピードの持ち主。対応するにはしっかりとしたマークが必要だろう。

 ボランチのカルリーニョスは攻撃的な選手。ロングフィードが得意で1対1に強い。彼のところから攻撃が始まるので注意したい。
 また、サイドバックが積極的に上がってくる。左右のサイドバックは隙があれば攻撃に参加してくる。ここをしっかり抑えないと簡単に得点を許してしまうだろう。

 攻撃の大黒柱のムルジャは怪我をしており、練習には参加していないという情報があるが、明日は控えに入ってくるという可能性もあるので心した方がいいだろう。彼はJ1でも厄介な存在。彼にスペースを与えれば必ずそこに入ってきてシュートを打ってくるのでしっかりとマークしたい。



      大宮予想スタメン
    
          富山  清水慎太郎  



 泉澤                      横谷

          金澤   カルリーニョス
            
和田   河本    菊池       渡部

 
          加藤

 


  大宮は精度の高いパスワークで崩しながらシュートまでもってくる。大宮のホームでもあるし、ボールポゼッションはされることは覚悟しなければいけないだろう。
  攻撃力はかなりのものをもっているが、家長が欠場というのはこちらの方にはメリット
  それでも横谷や泉澤らのタレントが揃い。怖い存在なのは間違いない。
  気を付けなければいけないのはサイドからの攻撃だ。
 サイドバックからの分厚い攻撃には簡単に後ろに引かず、できるだけ前でスペースを埋めて相手の攻撃を防がなければいけない。また、簡単にクロスを上げさせてはダメだ。

  最終ラインで防がなければならないシーンが多くなると当然危険が多くなる。できるだけ前で守備は完結したい。
  またDFの裏をしつこく狙ってくるだろう。DFはしっかりとラインの上げ下げをしなければいけない。とにかく相手をペナの中に侵入させないことだ。

  こちらとしてはカウンターで攻撃したい。できるだけ高い位置でボールを奪い、スピードある攻撃でシュートまでもっていきたい。

 低い位置で下がってしまわないように。ずるずると下がってしまっては大宮の狙いどおりになってしまう。ラインを下げずにしっかりとした守備体系を作りたい。

 また、大宮は選手間の距離が長くなる傾向があるのでそこをついてバイタルに素早く侵入してシュートを打っていこう。

  アウェイだからと言って消極的になる必要はない。積極的に前に前にと出ていこう。 

 前節負けたとは言え、京都は積極的に前に出て戦っていた。開幕戦の相手だった金沢も積極的に前に出て戦っていた。

 大宮のセットプレーには気を付けた方がいいだろう。ヘッドの強いCBの河本や菊池がいる。ペナはもちろんだがペナ付近でファウルをしないように。
 コーナーもしっかり集中して守りたい。

 こちらのコーナーは相手はマンツーマンで守る。こちらとしてはショートコーナーやトリックプレーでマークをはがしてシュートまでもっていきたい。
  セットプレーもチャンスにしていこう。こちらもパウロンやナザリトなどヘッドの強い選手がいる。
 大宮は正直強い相手。しかし、勝てない相手ではない。
 お金では負けるが勝負で勝ってジャイアントキリングを起こそう。



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posted by 孔明 |20:04 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)