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2014年12月15日

今年を振り返る6(ボランチ編)

 ボランチは宮澤が怪我無く1年を通して活躍した。その相方は上里、河合、怪我明けの深井も出場したがまた怪我で長期離脱をした。
 河合はパルバリッチ監督になって3バックではスイーパーを務めた。

 上里は前十字靱帯断裂の大けがから復帰してチームの中心選手として活躍した。なくてなならない中盤の要としてチームを牽引した。
 FKで得点もとった。しかし、まだ物足りないところもある。もっと中盤で積極的なパスを出さなければいけないだろう。上里ならできるはず。簡単に横パスバックパスと逃げているシーンも多かった。来年は本当にチームを引っ張っていかなければいけない。獅子奮迅の働きを見たい。

  河合はボランチではルーズボールをしっかり拾い、有効な縦パスを入れるといったスタイルでチームの役に立っていた。途中怪我で戦列を離れる時があったが概ねよいプレーを見せていた。バルバリッチ監督になってからスイーパーでチームを引っ張り、ここでもなくてならない存在となっていた。河合が怪我で離脱してからなかなか勝てなくなったのもやはり痛かった。

  宮澤は1年を通じて試合に出続けた。これだけでもチームに相当な貢献をした。ボランチでは黒子に徹した印象だが、もっとできるはず。パスももっとテンポ良くしっかりボールを繋がなくてはいけないだろう。また、積極的に攻撃参加してほしいと思ったサポーターも多かったのではないか。
  しかし、彼は地味ながらできたスペースをカバーしたり、ボランチからの組み立てに積極的にかかわったりした進歩もみせた。後は目立った活躍がほしいところ。コンサの10番として誰もが認める中心選手になってほしいと思う。

  上原拓はメンバーが揃わないときにチームのピンチを救っていた。計算されたポジショニングや視野の広さは1年目としては十分に及第点を与えられたと思う。サイドバックでも起用されて、及第点のプレーをしていた。返す返すも1年で契約満了したのは残念だ。 もっとやれる選手。熊本ではレギュラーを目指して頑張ってほしい。
 
 深井は前十字靱帯の怪我から復帰して非凡なところを見せていた。視野が広くてポジショニングが抜群。しかし、これからと言うときにまた大怪我をしてしまった。天皇杯で無理して使ったことも原因だと思うが今更言っても仕方ないので来年是非復活してほしい。将来はフル代表にもなれる素材。まずはリハビリをしっかりして早期の復活に期待したい。



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posted by 孔明 |20:06 | 今年を振り返る | コメント(0) | トラックバック(0)