スポンサーリンク

2014年07月08日

前半戦の総括1 戦術編(有効なパスが出ていない。)

J2は2週間の中断期間に他のチームは天皇杯があるがコンサはこの期間天皇杯がないので、まったくのフリーとなる。
この期間を利用して前半の総括をしたいと思う。

1回目は戦術編

 チームは前半戦が終わって2週間の中断期間に入った。
 ここまでの成績は8勝6分け7敗の9位とシーズン前のサポーターの期待値とはだいぶかけはなれた数字となった。

 3連勝で終わったが、序盤は上位相手に善戦しなからもそこから下位相手に勝ち点を落とし続けてこの成績。「下位に優しいチーム」では上位に上がれない。J2では個の力は上位にあると思われるが、チームとして力を発揮できていない。

  原因の一つとして怪我人の多さがあげられるがこれとて毎年のこと。今年は保有人数も多くて昨年よりも層も厚いはず。これだけ苦戦するのはやはり納得できないというサポーターが多いのではないか。

 これまでの数値を出したいが、ボール支配率が50.4パーセントとJ2では8番目の成績、攻撃回数は9位、シュート数は12位、チャンス構築率は13位と見事にそろって中位の成績で納得の成績だ。

 まさに今のデータ-でも今の成績は納得ということだが、数字では納得してもやはりこの成績は納得できないという人が多いだろう。

  また数字を見てみたいが失点している場合を見てみると「クロスから」が30m「未満パスから」と同様に6点となって一番多い。
 このことを見るとサイドからのクロスで崩されているシーンが多くなっているのではないだろうか。

  一方、攻撃ではクロスからの得点がゼロ。昨年は15点もあった。

 サイドバックばかりの責任ではないが、やはり今年はサイドでの攻防に負けているでのはないかと思う。

  攻撃では2番目に多いのがセットプレーからの得点で7点。30m未満のパスからは2点。スルーパスからは2点と相手を完全に崩しているという印象は少ない。

 チームはパスサッカーを標榜しているが、やはり数字からも有効なパスサッカーにはなっていないのではないかということが伺われる。

 ちなみに昨年は30m未満のパスからの得点は7点あった。また、スルーパスからは2点。
  ちなみにパスの数では今年はこれまで3位とパス数ではJ2上位だ。

 ボール支配率は50.4パーセントと高めだが、得点という結果に反映されていない。やはり横パス、バックパスが多くて有効なパス、特に縦パスがなかなか入らないということではないだろうか。

  前半戦の課題はやはり有効なパスが出ていないこと。ボランチの上里が怪我で序盤は出場できなかったことや上里自身の調子が本調子ではないということもあるだろう。昨年一時期できていたパスサッカーができていないという印象。

 パスサッカーが絶対というわけでもない。松本はボール支配率は45%でJ2最低の数字。それでもあの成績は凄いとしかいいようがない。こういう例もある。
 しかし、今年はチームがなにを目指しているのか分からないといった印象が強い。

  パスサッカーを目指しなからそうなっていないということもあるが、得意の得点パターンというのがない。

 あえて言えば個人の能力を生かした相手のミス待ちサッカーか。そう揶揄されないためにもしっかりとした手段であるパスサッカーをやらなければいけない。

 このまま終わるわけにはいけないだろう。今後チームには伸二が加わる。
 有効なパスサッカーを仕掛けて連勝を延ばし、逆襲しなければいけない。

  これから上位を抜いてまずは一気にPO圏へと進出しなければいけないだろう。

 データーはフットボールラボから
       ↓
http://www.football-lab.jp/summary/team_ranking/j2/?year=2014&data=chance

   勝手に叱咤コンサ外伝

    孔明ツイッター

posted by 孔明 |20:10 | 戦術 | コメント(4) | トラックバック(0)