スポンサーリンク

2013年12月10日

今年を振り返る4GK編

 今シーズンのGKは安定しているとは言い難かった。一応杉山が主戦だったがミスも多く安定しなかったポジション。来季に向けて補強ポイントだろう。


杉山、曵地、阿波加、ホスン

 杉山は1年を通じてゴールマウスを守った。
 はっきり言って序盤は杉山のミスで負けた試合もあった。
 負けつづけても起用されたのは曵地と阿波加との間にレベルの差があったからだろう。
 杉山の特徴は至近距離のシュートに強いこと。シュートストップが得意という印象がある。
 ただ、ハイボールに弱く、ミドルにも弱かった。フィードミスも多く、1試合に1度以上は決定的なミスをするという不安がつきまとっていた。
 ただ、終盤戦になってだいぶプレーに安定感が増していった。
  なにしろ今年は全選手の中でシーズン最多時間出場(3420分)。GKとしてほとんどの時間でゴールマウスを守ったことは大きい。
 ただ、サポーターとしては不安感が依然として存在する。来季はそんな不安感を一層する活躍を見せてほしいものである。

 曵地は今シーズン初めてリーグ戦を出場した。しかし、初出場の京都戦の後腰痛で続けて先発できず。体調を戻してその後長崎戦で完封し、3試合続けて先発した。そして天皇杯磐田戦で完封したが手の指を骨折して次からのリーグ戦に出場できず。期待された後の試合で出場できなかった。
 持っているポテンシャルは十分なものがある。ハイボールに強く、1対1にも自信を持ってきただけに契約期間満了は残念だ。決して能力が劣ったことで契約期間満了になったわけではないので見返してやるつもりで次のチームで頑張ってほしい。

 阿波加はリーグ戦に出場はなかった。1年中第3キーパーの位置にいた。曵地が怪我をして出場できないときにはサブメンバーになっていた。しかし、出場機会はなかった。初めて公式戦に出場したのは天皇杯4回戦甲府戦。延長戦で失点して力つきたが、その試合はシュートストップも素晴らしく、動きもよかった。着実に成長している姿を見せてくれた。これまでユース出身のキーパーは大成しなかっただけに期待がかかる。来年が本当に楽しみな素材だ。

 ホスンは昨年負った怪我で今シーズンは1年間公式戦に出場できなかった。悔しい1年だったろう。春先はもっぱらリハビリ。何度も何度も宮の沢で地味にランニングしていたのを思い出す。秋以降全体練習に復帰したが、外国人枠の関係で登録を抹消された。本人は悔しかっただろう。その悔しさを来年にぶつけてほしい。来年はスタート当初から頑張って正GK争いに参入して欲しいと思う。


  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |20:53 | 今年を振り返る | コメント(0) | トラックバック(0)