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2012年04月24日

マイボールの時間を多くして攻撃の時間をもっと作らなければ

 土曜日の川崎戦では逆転負けをしてしまったが、前半は前からプレスをかける戦術ははまっていたし、流れの中でも2得点はとることができた。

 基本的なサッカーはこれまでで良いと思う。

 しかし、課題はたくさんある。

 せっかくリードしても前でボールをキープできないから、後ろが耐えきれないのはこれまでのJ1での戦い方と同じ課題。

 解説者の大森氏や野々村氏も言っていたが、やはり自分たちのボールを持つ時間帯をつくらなければ守備が破綻してしまう。

 過去J1にいて降格したのもすべてこの課題を解消できなかったためだと思っている。監督もJ1で戦うのにはポゼッション力を上げないといけないと常々話している。

 自分たちでキープする時間を増やすためには前線でキープしてもらわなければいけないことはもちろんだが、周りのフォローが大切。

 前俊はキープ力があるが、それでも一人でやることは限界がある。

 中盤でボールをしっかりまわすことで自分たちのリズムにすることが必要

 よくプレスをかけられると、苦し紛れにすぐボールを前に蹴って相手のボールにしてしまうが、これは修正しなくてはいけない。

 どうしてもそうしなくてはいけない場合ももちろんあるが、低い位置でもしっかりとボールを回す意識が必要だと思う。

 ゴールキックも近藤に当てるのはいいが、同じように何度もやるのもよくない。DFにボールを渡し、DFからしっかりと組み立てることが必要ではないか。 

 J1では相手のボール回しがうまい。そのため、引いてブロックを作らざるを得ない状況が多い。

 相手に回される時間が多くなる。そこでせっかくボールを奪っても簡単にボールを失うとかなりのダメージ。

 そこから選手たちが疲れて守備のほころびが広がっていく。

 相手のプレスを受けながらちゃんとパスを回していくのは難しいが、果敢にトライして欲しい。そのためにはオフザボールの動きもしっかりやらなくては。

 とにかくマイボールの時間を多くして攻撃の時間をもっと作らなければ川崎戦のような悲劇を再び繰り返すことになる。そうならないためにもしっかり練習から頑張ってほしい。

posted by 孔明 |20:07 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(1)