2011年04月09日
今日の宮の沢もたくさんの人が練習試合を見に来ていた。
今日の宮の沢もたくさんの人が練習試合を見に来ていた。 3本で6-0と大勝したが、1本目の内容は乏しかった。 内村のヘッドで早く先制したが、良かったのはそれだけ。シュートも少なかった。 ラストパスが通らず、各自バラバラの動きばかりで連動性に乏しかった。 細かなパスを繋げるのは良いが、結局パスを繋げただけの展開が多く。まったくシュートにもっていくことができなかった。 それを変えたのは2本目のブルーノと芳賀 ブルーノは緩急をつける動きと、大きな展開でリズムを作っていたし、芳賀は厳しい当たりと、諦めない動きでルースボールを拾っていた。 1本目のボランチとは対照的。レギューラー候補はこの2人だろう。 もっともブルーノは軽い場面もあったし、だんだん運動量が少なくなり目立たなくなったのはちょっと心配。しかし、味方の動向を察知する目は正確で芳賀に通したスルーパスは垂涎もの。 そして1本目の上原の動きも気になった。ボールを失うシーンが多く、あれではサイドバックは任せられない。 ゲームの途中には古邊コーチから「お前は足は早いんだよな」とダメだしされていた。3本目は攻め上がるシーンも見えていたが、もっと思い切ったプレーが必要だ。 2本目になってようやく動きが良くなった。アンドレジーニョの個人技もフィットしてきたし、近藤がドリブルする姿もあってごりごり感も溢れていて見応えがあった。 三上のポストに当たるシュートや内村のオフサイドになったシュートもあって惜しかったがあれを決められるようになったらだいぶ楽になるだろう。 3本目はゴンゴールが出て会場を沸かせてくれた。コーナーからだったが、チアゴのヘッドが武器になってのゴール。 純貴のゴールも純貴らしかった。ゴール右隅に思い切ったシュート。ゴールが決まっての大喜びも彼らしかった。 よかったのは相手の力量もあるのだろうが中山のポストが効いていたこと。ゴンらしい落としも健在で可能性を感じさせてくれた。 一方、岡本は調子が悪かった。彼の良いときはドリブルに切れがあるときだが、切れがなくパスの判断も遅く、チャンスを潰していたのは反省しなくてはいけないだろう。 チアゴはあまり守備機会がなかったので正直あまり参考にはならなかった。フィードは素早かったのでその点ではストロングポイントはあるだろうか。 アンドレジーニョはやはりうまい。周りと連携が取れればかなりの戦力となるだろう。 アンドレジーニョと組ませるトップは内村だとどうしても、内村にポストをやらせることになるので、あまりよくないような気がした。アンドレジーニョと組ませるのは三上の方が可能性はあると思う。三上は体の強さを生かしたプレーも多く、決定機を何度か外し、得点は取れなかったが、やはりトップにおいておく方がいいのではないかと感じさせた。 宮澤はパスを多く繋ぐことができるのはいいのだが、それだけという感じ。もっと自ら仕掛けるとか思い切ったプレーをしなければレギュラーはとれないだろう。 今日は1本目を見た段階ではどうなるかと思ったが、2本目は可能性を感じさせてくれた。ただ、相変わらず攻撃のパターンが少なく。パスを繋げているだけのプレーが多かったのは反省点。 また、速攻も判断が遅いのとパスが不正確でせっかくのチャンスを生かし切れていない。もっとも外国人が2人入ると攻撃のパターンが増えるが、彼らに頼らないで攻撃のパターンを増やすことができればかなりレベルアップする。今日の相手では守備の練習はあまりできなかったが攻撃の方ももっとスピードアップしなければいけないだろう。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |16:29 | 練習試合 | コメント(3) | トラックバック(0)