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2011年01月15日

今年の体制を見て

 昨日のアンドレジーニョの加入で今季の陣容は揃ったようだ。

 また、西村、笠井を練習に参加させることで、少なくとも1人は加入させるのではないか。おそらくはこれで補強は終了だと思うが、スポーツ新聞ではこの人数で今季の体制を行くと断定していないことや社長や三上強化部長の補強終了の話がないのでもしかしたらさらなる補強があるかもしれない。

 しかし、ともかくこれで陣容はほとんど固まったのだから、このメンバーで今季はJ1昇格目指して頑張って戦ってほしい。

 GK陣は高木(ぎーさん)の加入と李の加入で4人になったことで、層が厚くなった印象。これで高原が復帰すれば万全の体制となりそうだ。

 DF陣ははっきり言って層が薄い。特にセンターバックについてはウイークポイントにもなりそうな予感。もっとも山下がどれだけ使えるかにかかっているような気がする。それによっては河合のセンターバックもあるだろう。サイドバックは練習生を加入させるかどうか。2人加入させるとなると左右のサイドバックでバックアッパーができ層が厚くなると思う。

 MF陣は充実した。ボランチは河合を中心に考えると、相棒にブルーノ。芳賀が控えに回るかも知れないほどで、他にも宮澤や純平もできるし、充実している。
 サイドハーフは左に岡本、純平 右には古田、砂川の争いか。
 フォーメーションを4-4-1-1にするならトップ下がいるが、これには宮澤、アンドレジーニョをもってくるだろうか。

FWはキリノがいなくなったとしても数は揃っている。

近藤、内村、三上、横野、上原、中山何れもワントップは現状では厳しいが、トップ下やサイドで起点をつくりコンビネーションで相手を崩していく方法をとるしかないだろう。

 現時点で考えられるのは以下の布陣か。フォーメーションは4-2-3-1

               三上
                  (近藤、内村、横野、上原、中山)

            純平       アンドレジーニョ     古田
     (岡本)         (宮澤)     (砂川)   

                     ブルーノ    河合
                         (芳賀)

          岩沼   チアゴ  山下   日高
                  (櫛引)            (練習生の西村、笠井?)

                         高木(ぎーさん)

 こうしてみると昨年よりも戦力的に充実しているように思える。外国人を3人とったことが大きいのだが、真ん中で3人が柱としてやってくれれば、戦力的には去年よりアップしているということが言えるのではないか。

 問題はやはり守りの部分だろう。DFラインがほとんど代わって連携という意味では初めから構築しなくてはいけない。特にセンターバックのところでバックアッパーが櫛引一人というのも心配だ。

 またなぜキリノの代わりにMFをとったかということだがアンドレジーニョをとったことに関して日刊スポーツでは三上強化部長は「課題はペナルティエリア内でよりチャンスをつくり、シュートを増やすこと。そのためFWではなくトップ下の選手を選んだ」 と言っていた。

  本当はポストのできるでかいFWがほしかったところだが、強化部の狙いとしてはシュートを打つことに関して形をまず整えようという意識が見える。形が整わないとフィニッシュにさえ至らない。昨年シュート数が少なかった反省だろうか。チャンスを数多く作れば自ずとゴールも見えてくるという考えだろう。確かに得点の少なさはFWだけの責任ではない。チーム全体の責任だと思うので、まずはシュートに至る形を補強することはよいのではないか。

 このような考えであれば得点はFWだけではなく、トップ下、サイドからでもとれるような連携をとらなくてはいけないだろう。コンビネーションで相手を崩すサッカーを目途としてやっていかなくてはいけない。

 ともかく今シーズンの体制は固まった。目標へ向けて邁進していってほしいと思う。

posted by 孔明 |19:22 | 今季 | コメント(7) | トラックバック(0)