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2010年09月10日

大分戦展望(大事に戦って勝利を手にして欲しい。)

  明日の大分戦。

 相手大分のここ5試合の成績は2勝1分け2敗と一時期のどん底状態から脱したが、なかなか調子の波には乗っていない。

 前節は雷雨中止の再試合を行いアウェイで水戸横浜FCと対戦。

 立ち上がりからボールポゼョッションは圧倒して両サイドから攻めるがフィニッシュまでの形ができない。

  ラストパスの精度が低いこともあるのだが、相手のブロックを崩せずにもたつく場面が多く見られた。
  そして不用意なパスから相手の速攻を許し、ミドルシュートで失点する。0-1
 前半終了

 後半も圧倒的に攻める。細かくパスをつなぎ、相手の守備網を破ろうと試みるがなかなか敗れない。しかし、ようやくFKからこぼれ玉がゴール前に転がりこれを井上が突き刺して1-1の同点に。

  その後も途中交代した東を起点に攻めるもなかなか得点ができないところで、逆襲を受け、中盤で菊地のタックルがかわされ攻撃側と守備の人数が同数になってしまい得点を許してしまった。1-2

 その後も細かくパスをつないで相手ゴールに迫るが得点できずに試合終了。1-2で敗れた。

  そして9月5日には天皇杯でホンダロックと対戦。ホンダロックに速攻からリードされる展開を許したが何とか逆転して勝って3回戦に進んだ。

 大分はきれいなサッカーをやろうとする点ではコンサと同じスタイルのような気がする。ただし、パスのスピードと精度は上だろう。これをどのように防ぐか。水戸のように引きこもって速攻というやり方が一番賢明だが、そういうやり方はとらないだろう。

 攻撃では高松、森島のツインタワー。そしてチェジョンハンの決定力は脅威だ。それから、サイドから仕掛けてくる河原とキムボギョンはキープ力やシュートの力もあり自由にさせるとやっかいだ。

 それから先発か途中出場かはわからないが、東はどこにでも顔を出すやっかいな存在。攻撃の起点にもなるだけにどこまで勢いを止められるか。

 大分はワンタッチ、ツータッチでボールを回してくる。回され体力を消耗すれば後半ばてることは必定。守備を固めて速攻という手段をとらないならいかに前からプレスをかけて相手パスを寸断するかにかかっていると思う。 

 まずはプレスを厳しくしてボールを回される前に奪い取りたい。

  まだ残暑が強烈な16:00からのキックオフ。暑さとの戦いともなると思うが、モチベーションを高め、前半はできるだけマイボールにして疲労を抑えたい。前半から走らされるとかなりきつくなるだろう。

 そのためにはボール奪取してからのボールの扱い方を丁寧にしたいところだ。

  ロングボールは必要だが、簡単にボールを前線に蹴って相手に渡ってしまうと疲労が倍になる。ビルドアップ時のミスも避けたい。スピードあるめりはりをつけた攻撃が必要になるだろう。

 もはや昇格は絶望的。しかし、試合をやるからにはとにかくサポーターには勝ち試合を見せなくてはいけないだろう。

  なんとかきっかけをつかむためにも大事な試合。

  大事に戦って勝利を手にして欲しい。


 勝手に叱咤コンサ外伝  

posted by 孔明 |19:29 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)