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2020年12月26日

今年を振り返る2 GK編


 GK陣は昨年と同じく、当初は菅野、ソンユン、カウィン、阿波加の4人体制だった。
しかし、ソンユンは病気で離脱、その後中断期に入ってソンユンが兵役の絡みもあって移籍したので、残りの3人体制だった。その後特別指定選手で大学4年の中野小次郎が入った。

 リーグ戦は初戦こそソンユンが出場したが、再開後は菅野がゴールを守った。しかし、小次郎が特別指定になると合流している時期は小次郎が守っていた。ルヴァンカップはカウィンがもっぱら守っていた。

 ソンユンは1試合だけだったが病気のせいか精彩を欠いた。しかし、病気を治しその後韓国へ移籍、韓国では代表に選ばれ代表戦にも出場した。
 


 菅野はソンユンがいない中奮闘した。チームが前掛かりになって攻撃する機会が多かったので最後の砦の菅野と1対1になるシーンが多かった。しかし、ビックセーブを連発してチームを救った。途中小次郎にスタメンを譲ったがその後も安定したセービングを見せてくれた。

 カウィンはルヴァンカップに出場した。おおむね好セーブを見せてくれたが、足元の技術はやはり菅野に劣り、ぎこちないプレーも多かった。チャナとのタイコンビで仲のよいところも見せてくれた。今シーズンでレンタル期間を満了した。

 阿波加は今年も公式戦は1試合も出場できなかった。もっはら練習試合だけ出た。なかなか、菅野とカウィンの厚い壁を乗り越えられなかった。今年も地道に練習して練習試合に出場するしかなかったが、チャンスは必ずあるはず。
 来年こそ今年ルヴァンカップやリーグ戦に出場したい。 
 阿波加は持っているポテンシャルは高い。来年は4人体制だと思うが、少しでもGKの中の順位を上げて公式戦に出場したい。

  小次郎は今年は特別指定選手になっていきなりリーグ戦に起用され、失点は多かったがよい勉強になったのではないだろうか。勝ち試合は少なかったが、プロの試合でしか味わえないような経験は本人にとっては十分にためになったと思う。小次郎は足元がうまくキックの精度が高い。後は反射神経を鍛えていけばフル代表になれる素材だと思う。




              
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posted by 孔明 |19:44 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(0)

2020年12月25日

今年を振り返る1(チームの戦術編)

 今年は武蔵とソンユンが移籍した。

 攻撃では武蔵が抜けたことで得点源の1つであるロングカウンターが使えなくなって、得点力がかなり落ちた。それを補うためキャンプから取り組んできたマンツーマンのDFをさらに徹底していわるゆるオールコートマンツーマンに取り組んだ。そしてFW登録の選手を置かない「ゼロトップ」の戦術で、横浜FM戦などで勝利をして、手応えを掴んだ。

 しかし、8月から9月にかけて今年は連戦が続いたことのあって夏場になかなかプレスがはまらず、9戦勝ち無しという状態になった。しかし、その後涼しくなったこともあって、オールコートマンツーマンの精度を増して、ある程度はまるようになって結果もついてきた。

 ただ、俗にいう「安い失点」は減らず。ミシャをたびたび嘆かせた。

 思うに、マンツーマンDFは1対1に負けてしまえば突破され、さらに続けてミスがでれば失点につながる。

 チーム戦術が1対1で勝つ。ということなので、そこで立て続けにミスが出れば必然的に失点の可能性が高くなる。

 当然、来年も同じ戦術で行い精度を高めることを主眼にするだろうが、課題はいかに夏場を乗り切るかだろう。また、来年もコロナの影響で連戦が多くなるかもしれない。ここをどうするかにかかっていると思う。

 またセットプレーでは2度福森の直接FKからのゴールがあったが、福森自体、怪我をしたりして調子が上がらず、直接を除くセットプレーからの得点がわずか4と昨年に比べてセットプレーからの得点が著しく減少した。

  これは福森のキックの精度が上がらなかったなことの他に武蔵が移籍したこと、ジェイの稼働率が悪かったことや進藤や深井の怪我でヘッドの強い選手がなかなか揃わなかったということもあるだろう。
 


            
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posted by 孔明 |19:41 | 今年を振り返る | コメント(4) | トラックバック(0)

2019年12月31日

今年を振り返る8(シャドー、FW編)

 今年のFW、シャドーの3枚は主にジェイ、チャナ、武蔵だった。ジェイが怪我等の場合には武蔵をワントップにおいて、チャナとロペスがシャドーに入った。
 期待された岩崎はミシャ式に慣れず、先発はなかった。チャナが代表、もしくは怪我の時には荒野が入った。


 ジェイは今年は9ゴール。清水戦でハットトリックをした。高年齢による運動量が心配されたが、アバウトで上げたクロスも確実に相手CBに競り勝ちヘッドで得点を重ねた。また、前線でためを作れるので攻撃の連続性が保たれ、2次攻撃。3次攻撃がスムーズに行った。 
  今年も大活躍とは言えないが、自分の仕事を着実にこなしてアシストの面でもきっちりやってくれた。来年は怪我を少なくしてやってくれれば、順位をアップさせることができるだろう。



 武蔵は今シーズンは自己最高のシーズンだった。ゴール数も13とし日本代表に選ばれた。スペースに抜けるスピードは秀逸でそこから次々に点をとった。サイドからのクロスにも反応してヘッドでも点をとった。ジェイがいないときにはワントップを務めた。
しかしながら相手にひかれた時のボールキープがおろそかになったり疲労したときのトラップが雑になるなど課題も見えた。
  身体能力は抜群のものがあるのでもう少しテクニックをつければ日本代表でもエースになれる。来年はゴール数をもっとあげて日本代表の常連になってほしい。



 ロペスはドームでの清水戦の4ゴール。そしてフェンスを超えてドームに床に体を打ちつけたシーンが印象に残った。そのころはかなりゴールも量産したが、研究されるにつけなかなかゴールを奪えなくなった。
 強引に行くプレーと周りを使う判断をもう少し身に着けてほしい。素晴らしいドリブルと推進力があるのでもったいない。判断の速さと球離れの速さが身に付けば鬼に金棒だろう。

 

 チャナは今年は1月からほとんど休みが取れずに、かなり疲労が残ったシーズンだった。そのためか体にキレを欠き、昨年のような大活躍はできなかった。そうかと言ってもチャナを中心にボールは回っていき、チームに貢献したことは、間違いない。
 チャナ曰く今年は昨年までの起点が2つ(チャナと三好)ではなく起点が1つになったので集中的に狙われてあまりうまくいかなかったそうなので、来年はもっとチャナを有効に利用できるよう、マークを分散させたい。
 チャナの得意であるキープ力やボールを運ぶ能力は一級品なのでチームはここを有効活用したい。

 岩崎は期待されて鳴り物入りで移籍したが、正直期待外れに終わった。なかなかミシャ式を習得できなかったことと、プレースタイルがあまりあわなかったことからだろう。
 ルヴァンでも結果が出なかったので、悔しい思いをしたのではないか。
 スピードやキレがあってゴール前に入っていく動きがいいが、どうしても約束事がうまくす消化できなかった印象だ。
 来年は湘南へのレンタルが決まった。湘南の方が今の岩崎のプレースタイルを生かせるはず。東京五輪を目標に移籍するのだから開幕から懸命に戦って結果を積み重ねて五輪に行ってほしい。

 

 ふじれんはこの1年で成長した選手。ルヴァンや天皇杯で着実に実績を上げてリーグ戦でもベンチに入り1試合だが途中出場した。前線での突破力、ボールキープ力のいずれも向上した。来年はルヴァンカップに出場しつつ、リーグ戦にも割って入れるよう頑張ってほしい。

 

 檀崎はルヴァンカップで得点をして大いに期待され、リーグ戦にも2試合途中出場したが、シーズン後半、壁にぶち当たり、ストロングポイントでもある思い切りのよいプレーが影を潜めた。ミスを恐れ、プレーーが縮こまったように思えた。今年の前半のような思い切りの良いプレーを思い出してほしい。来年こそ伸びてほしい選手の1人だ。


   金子は特別指定選手としてルバンカップやリーグ戦に出場した。人生初のボランチも経験した。主なポジションはシャドーかサイドだろう。突破力があってパスの精度が高い選手。来年は即戦力選手として活躍してくれるはず。
 プロの経験もかなりしたのでルーキーだけど落ち着いてプレーしてほしい。



今年のエントリーはこれで終わりになります。

 2019年はミシャの2年目で「新しい景色」をたくさん見ました。
  しかし、それゆえに新たな課題も出た年でもありました。
 来年は、目標であるACL出場を目指して戦っていかなければいけません。
  来年はタイトルをとることとリーグ戦でACLをとれるように頑張ってほしいと思います。
 今年は当ブログに訪れていただきましてありがとうございました。


 皆様良いお年を。


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posted by 孔明 |16:57 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年12月28日

今年を振り返る7(ウイングバック編)

 ウイングバックは序盤は右はルーカス、左は菅だった。途中で右に白井が入って覚醒。
右からの攻撃が活性化した。
 左は終始菅がポジションをとって、福森の上がりに対応していた。
 ルーカスは終盤再びポジションを奪取して、攻撃にアクセントを加えていた。


※評価 ルーカス(慣れない中、よく頑張ってくれました。)白井(よく頑張りました。)
菅(日本代表おめでとう。よく頑張りました。)、早坂(出番が少なくなっても頑張ってくれました。)、中野(もう少し頑張りましょう。)

 ルーカスはそのドリブルのキレ、クロスの精度、どれも一級品だった。右サイドでボールを受けると1対1は必ず仕掛け相手を抜き去り、クロスまで行くというウイングバックのお手本のような選手。しかし、これまでウインバックをやったことがないというのがまた、驚きだった。ただ、シーズンが半ばになるとだいぶ研究されてきて、白井にとってかわられた。しかし、途中からでも出場して流れを変える切り札としても有効だった。
 今はレンタルだが、当然完全移籍をするようにチームは働きかけをしている。

 白井はシーズン途中から右ウイングバックのポジションを奪った。とにかくキレキレで名だたる相手の左サイドをけちょんけちょんにして突破する動きは爽快だった。
  左が主戦場と思っていたが右でも素晴らしい動きができるということがわかったのが大きい。日本代表の声もかかるか?と思わせたが、白井もシーズン途中から複数で対応されるなど研究されて、あまり突破ができなくなった。
 来年はこの壁を破らなければいけない。個人だけではなくチームとしても白井を生かす方法を考えなければいけない。 

 

 は今年も左サイドを任せられた。リーグ戦では得点こそなかったが、福森の上がったスペースをよくカバーして、自ら行くところは行って攻撃を仕掛けていた。
 相手を抜け切る前のアーリークロスは武器になった。
 またルヴァンカップの決勝でのゴールはチームを勢いづかせた。
 初めて日本代表に選ばれてゴールまで決めた。とても印象深い年になっただろう。
 ただ、課題もやはりあって、もっと単独で勝負に行かないと、相手に脅威を与えられない。
 また、守備ももっとできるはず。中に入ってくる相手に厳しく寄せて自由に相手をさせないようにしてほしい。
 しかし、何にもまして良い年であったことは確か。課題を克服して来年はもっと活躍してほしい。


 早坂は前半戦は、今年もポリバレントに使われた。右ウイングバックでは安定した攻守を見せてくれた。ただ、ルーカスと白井という攻撃に特徴がある選手が起用されため、右ウイングバックではなかなか起用されず。
 ルヴァンカップでCBなどをやってチームに貢献した。
 後半はなかなか出番がなかったが、何かあったら早坂がいるというベンチに安心感を与えてくれていた。来年はもっと出場できるように頑張ってほしい。 

 
 中野はウイングバックの控えとして試合途中からの出場がほとんどだった。
サイドでは積極的に仕掛けることもあったが、多分に緩急をつけるそのプレースタイルからサイドではやや消極的な仕掛けを批判されることもあった。
 ただ、独特のリズムで相手を抜け去るプレーは素晴らしくもっとやってほしかった。
ボランチの駒不足からボランチも挑戦して、良い動きをしていたのが新たな発見だった。プレッシャーが少ない分思い切りプレー出来て、自由にできる分、ボランチの方がいいのではとも思わせるプレーぶりだった。



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posted by 孔明 |17:25 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(0)

2019年12月27日

今年を振り返る6(ボランチ編)

 ボランチは主に宮澤と深井が組んでいたが、宮澤のけがや宮澤がスイーパーに入っているときには荒野と深井とのコンビだった。このコンビは両方とも「潰し屋タイプ」なのであまり連係がよくなかったが、何度も組むことで徐々にスムーズになっていった。
  ただ、宮澤のようにキープ力があって持ち出せる選手が1枚ほしかったところ。駒井が該当するが度重なる怪我であまり出場できなかったのが誤算だったろう。

※評価 宮澤(よく頑張りました。)、深井(よく頑張りました。)、荒野(もう少しできるはず。頑張りましょう。)、伸二(琉球で輝いて)、駒井(来年に期待。)中原(頑張らないと忘れられるよ。)、高嶺(来年期待してるよ。)



 宮澤は今年もキャプテンだった。中盤でボールを出しどころとなり、また、バランスを考えてうまくポジショニングをしていた。セカンドボールもうまく奪って2次攻撃3次攻撃につなげていた。危ないところには必ず宮澤がいて、しっかりカバーをしていた
  シーズン終盤にはスイーパーもやっていたが、うまくこなしていた。
 今年も存在感を見せつけてくれた。たらればだがルヴァンカップの決勝戦にいてくれたなら違った結果になっていたに違いない。



 深井は今年も大けがはなかった。中盤でのボールを奪取する動きはさすがのものがあり、何度もピンチを潰してくれていた。
 そしてルヴァンカップの決勝戦の後半のロスタイムの同点ヘッドはなによりサポーターのなかでは今年1番印象に残ったシーンだったろう。その後もリーグ戦でヘッドで点をとり、新境地を開拓した。
 1年通じて試合に出続けたおかげで、深井本来のプレーを取り戻しつつあり、無双状態になるのもそう時間はかからないと思う。
 課題はやはりパスの精度。もう少し上げていかないと日本代表は難しいかもしれない。 とにかく焦らず自分のプレーをし続けることだ。
 

 荒野は今年も「良い荒野」と「悪い荒野」の姿が見え隠れしたいたが、「良い荒野」の方が多く出ていた。心配していた深井とのコンビネーションも良好になり。渇望していたJ1初ゴールも記録した。チーム方針でシャドーをやることもあったが、ここ最近プレーしていないせいかどこかぎこちなく見えた。
 やはりボランチは最適なポジションだろう。
 来年は駒井も復帰してくるし、田中駿汰や高嶺も入ってくる。先輩として苦手なパスを克服しなければ、ポジションを取ることはできないだろう。
 ミシャはチャレンジすパスは認めてくれるだろうが、やはり正確なプレーの方がいい。
来年は日本代表目指して頑張ってほしい。

  伸二は今年は開幕から調子が良かったが、もっぱらルヴァンカップに出場した。さすがの違いを見せてくれて、リーグ戦での出場も期待されたが、夏の移籍で琉球に。
 琉球ではレギュラーをとったが怪我で終盤出場できなかった。しかし、琉球と契約更改したので、来年も琉球で頑張ってほしい。

 

 駒井は今年はボランチにポジションチェンジして期待されたが、大怪我で前半戦は出場できなかった。怪我が治ってエンジンがかかリ始めたかと思った矢先、また怪我をして後半戦を棒に振ってしまった。しかし、けがはすでに完治しており、シーズン当初から復活が期待される。
 駒井の復活はまるまる補強と同じなので戦力アップが期待される。ボランチにはボールを運べる視野の広い選手が少ないので駒井にかかる期待は大きい。

 

 中原は長崎での活躍から期待されたが、ルヴァンカップでは周りとの連携が合わず。リーグ戦でもなかなか出場できずに夏に仙台に移籍した。
 仙台では期待されて出場したが初戦で良いパフォーマンスを出せずにその後の出場はなかった。誰しも相性が良い戦術というのはあると思うので、ミシャ式や渡邊監督の仙台の戦術は合わなかったのかもしれない。来年はどこでプレーするのかはわからないがしっかり相性の良さを考えてよいチームでやってほしい。

 高嶺は今年は特別指定選手としてルヴァンカップに出場しただけだが、戦術になれないのかあまり目立った活躍はなかった。もっとも出場時間も短かったので評価できるものもないが、大学NO.1ボランチと呼ばれていたので、その実力を来年見せてほしい。大卒なので即戦力と周りは見るはず。試合になると人が変わるそうなので、どんどん厳しいプレーをして違いを見せてほしい




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posted by 孔明 |20:00 | 今年を振り返る | コメント(0) | トラックバック(0)

2019年12月25日

今年を振り返る5(CB編)

 CBはシーズン通して福森、ミンテ、進藤で固定されていた。ただ、終盤はミンテの代わりに宮澤が入ることもあったが、多分に相手あってのことだった。
  ミシャサッカーでは最後は相手と1対1になることが多かったが最後はミンテが防いでいた印象が強い。また、福森や「なぜそこに進藤」と言われるように進藤が前線に上がって点を取ることもたびたびだった。

 ※評価 福森(素晴らしかったけどもっと守備に頑張りましょう)、ミンテ(よく頑張りました。)、進藤(よく頑張りました。)
  直樹(もう少し頑張りましょう。)、濱(もっと頑張りましょう。)、中村(頑張らないと忘れられるよ。)

 福森は守備はさほど向上したとは言えないが、今年は特に攻撃が凄かった。セットプレーのキッカーでアシストを多く記録したり、FKでゴールを何本も決めたり。特にルヴァンカップの決勝戦では一時リードするゴールをFKで決めた。このように攻撃での寄与が認められてJリーグ優秀選手に選ばれた。という本人にとってはよい年だったろう。あとは日本代表に選ばれればというところまできた。
 福森からのロングボールやサイドチェンジ、クロスはチームの確固とした戦術になっていた。
  福森なくしてはチームの攻撃はなかなかうまくいかなかっただろう。それだけ攻撃に関与していた。
  福森はやはり守備が課題。高さはさほど競り負けることもないので、あとはどうやって危険な場所に素早く行ってカバーするか。よく言われたシーンはルヴァンカップの決勝で後半に失点したシーンで小林へのパスを黙ってみて、寄せなかったこと。こういうことを
やるとやはり守備ダメと言われる。
  もっと守備の意識を高くしないとダメだろう。

 ミンテは今年もスイーパーのポジションで起用された。ビルドアップが比較的得意で、対人の強さもあるのでシーズン序盤からスイーパーに起用され続けた。1対1での強さがあって、危険察知能力もあって何度も決定的なピンチを止めてくれた。
 不用意なイエローは減って安定感が増した。サポーターをあおる姿も様になってきた。サポーターからは韓国代表の声もあったが、今年は選ばれなかった。
 ミンテはコンサの守備の砦として活躍してくれた。来年も同じようなパフォーマンスを期待したい。

 進藤は今年は守備に攻撃に活躍した。特にCBとして6ゴールは素晴らしかった。
攻撃の選手ではないのに、バイシクルをいきなり打ってゴールしたり、「なぜそこに進藤」と言われるように前線にいてゴールを決めたこともあった。また、得意のヘッドでのゴールも量産した。
 守備では早々にイエロー3枚をもらってDFの強度が落ちたと言うことも言われたが、
カウンターを受けやすいミシャ式のなかで良く踏ん張っていたと思う。
 ただ、もう少し1対1に磨きをかけて、サイドから簡単にクロスを上げさせないようにしなければいけない。
  来年はマークも厳しくなる。もっと1段階上のプレーをしなければいけない。

 

 直樹は今年もWBと併用された。守備固めにWBに起用されることも多かった。今シーズンは福森が欠場の際に1ゴールした、また、スイーパ-や左WBに入って守備を引き締めることもやっていた。
 途中怪我をしてチームに加われないこともあったが、控えでも直樹がいるといないではやはり安心感が違っていた。

 

 はキャンプで一番成長した選手と言われ、期待したが、リーグ戦には出場できなかった。ルヴァンカップや天皇杯では右CBやスイーパーとして頑張っていたが、もっと成長を示すような結果がほしかった。失点に直結するような守備が多かったのではやはり厳しい。彼に足りないのは進藤のような図々しさ。図太さだ。もっと自分に自信をもってプレーしてほしい。彼はできるはずだ。


 中村は高卒ルーキーとしてルヴァンカップや天皇杯に出場したがあまり活躍できなかった。前年の2種登録でのルヴァンカップの勢いはまったく感じられなかっった。そこで夏に天皇杯でゴールしたホンダFCにレンタル移籍した。ただ、ホンダでもレギュラーは取れなかったので、もう1年ホンダで頑張るそうだ。来年こそ活躍して凱旋してほしい。





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2019年12月24日

今年を振り返る4(チームの人件費)

 今年のチームの人件費は約18億円。

 しかし、2016年の7億、2017年の12億、2018年の15億に比べると
右肩上がりにかなり上がってきた。
 それでも2018年の横浜FMの23億円や鹿島の31億円に比べればかなり落ちる。


 来年は20億円にしたいが、東京五輪でドームを使用することで使用回数の不足がありかなり難しいと思う。大口のスポンサーがついてくれればいいのだが。

 チームは既存の選手の契約更改が基本だが、代表選出などでかなり年俸が上がって、既存の戦力を維持するだけでかなり厳しいとなれば、補強なしもいたし方なしかもしれない。

 ただ、ロッペンを取ろうとしたことは間違いなかった。NHKのインタビューで三上GMが言っていたが、一時はロッペンが札幌にくるか引退するかで迷っていたらしい。

 結局引退を選んだが、海外の大物を取りたいという意思はノノ社長が持っているのもので、
 一時期ダビド・シルバを取るという話がマスコミに出たが、これはスカパーJリーグラボで代理人のツアーでダビド・シルバの代理人が札幌を訪れることがあり、1度会ったということを言ってた。

 はたしてどうなるか注目だが、人件費が18臆しかないなかでいったいそんな大物を取れるのか?という疑問もある。そこは大物選手に個人的につくスポンサーがあって、コンサにいる間が年俸等払ってくれるという約束になっているとしか思えない。
  ノノ社長はコンサの経営がよくなるのは2021年からと言っていた。そのときにはドームの使用回数もかなり増えるだろうし、大口のスポンサーもかなりついてくれるのではないかと思う。
  とにかく来年までは我慢の年だ。人件費を急激に上げられる大口スポンサーが出てくれればと切に願っている。

  




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posted by 孔明 |20:19 | 今年を振り返る | コメント(4) | トラックバック(0)

2019年12月23日

今年を振り返る3(GK編)

GK陣は昨年と同じく、菅野、ソンユン、阿波加の3人体制だった。
リーグ戦はソンユンが代表がえりで疲労を考え1試合を除き出場。菅野はリーグ戦1試合ルヴァンカップ、天皇杯に出場だった。阿波加は公式戦出場はなかった。

 ※評価 ソンユンは(まだ頑張れる)、菅野(よく頑張った)、阿波加(もっと頑張れる) 

 ソンユンは今年も活躍した。特に前半戦はかなりソンユンの力を借りた。
 ソンユンの好セーブで何度もピンチを救ってもらった。
また韓国フル代表に選ばれて、チームを留守にすることも多く、帰ってくると明らかに疲労している状態でリーグ戦の1試合は菅野に譲った。
  ソンユンは前半だけならベストイレブンに選ばれてもおかしくはなかったが、やはり代表選出でリズムが崩れたのだろう。後半戦はあまり調子がよくなかった。アウェイの横浜FM戦ではビルドアップのボールを狙われた。対戦相手はそこをかなり狙ってきた。
 課題は代表後のパフォーマンスを維持することだろう。
 ソンユンは報道によると兵役があって来年限りだそう。ぜひソンユンがいる間にタイトルをとりたいと思う。

 菅野はリーグ戦1試合出場した。負けたが内容はよかったし、ルヴァンカップでもビックセーブを連発した。菅野のもつ俊敏さやセーブ力を見せてくれた。菅野のおかげでルヴァンカップの決勝にいけたということも過言ではないだろう。
  リーグ戦ではベンチをまとめ、チームを鼓舞する応援団長のような立場だった、
 今年も誰かがゴールを決めればベンチから率先して飛び出して祝福にいくし、ハーフタイムや試合終了時には、選手達にかけより、勇気を与えた。
 菅野がチームにもたらしたものは大きい。これだけでも価値があった。

 阿波加は今年も公式戦は1試合も出場できなかった。もっはら練習試合だけ出た。なかなか、ソンユンと菅野の厚い壁を乗り越えられなかった。今年はやはりソンユンと菅野がいるだけに難しい年にはなった。今年も地道に練習して練習試合に出場するしかなかったが、チャンスは必ずあるはず。
 来年こそ今年ルヴァンカップやリーグ戦に出場したい。 
 阿波加は持っているポテンシャルは高い。来年も同じ体制だと思うが2人から吸収してレベルの高い選手になってほしい。



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2019年12月17日

今年を振り返る2 戦術編(サイドチェンジ、ロングカウンターが増えた。)

 ミシャサッカー2年目

 GKからボールをつないでしっかりビルドアップして相手を崩していくサッカーをより進めることができてきた。

 両ウイングバックが高い位置をとってボランチが1枚下がり、後ろは4バックになって、パスをつなげて行くのが主。また、ボランチが2枚下がって5バックになって前線に5枚並べることもあった。もはやこれらの形がコンサの形と言えるようになってきた。

  さらにサイドチェンジを多用し、大きな展開を仕掛け、ウイングバックからの仕掛けでて一気に相手の守備の薄いところをついていくことが徹底された。

 ロングボールも多くなった。

 福森が武蔵を走らせて一気にシュートまでもっていく。

 武蔵が前線に入ったことで、よりカウンターが増えた。

  しかし、相手からもかなり研究された。

 GKからのビルドアップを狙われて、強烈なプレスをかけてくるチームも多くあったし、これをはがすのにもまだ結構苦戦していた。これを奪われ失点したこともあった。

 また、相手に引いて守られることも多くなってきた。

 これに対しては、ロングボールやできるだけ大きな展開で攻撃しようとするが、そればかりではうまくいかず、どうしても遅攻になったが、まだアイデア不足で相手を崩しきれない試合が多かった。

 ただ、ワンタッチプレーで相手を崩す形も増えて、動きがより、システマテックになってきた。

  チャナが中盤に下がってボールを受けて、そこからの展開が増えた。  

 セットプレーの得点もより増えた。
 フリーキックもそうだが、コーナーからの得点が増えた。

 福森の正確なキックがこれをもたらしたが、ニアに入っていってすらせてゴールしたり。
 ファーに蹴ってマークを外し、そのままヘッドなど戦術もより細かくなって結果を出した。

 だが、逆にコーナーからの失点も多かった。

 マンツーマンで守るが、どうしてもボールウオッチャーになったことで、相手の動きについていけなかったことも多くなっていた。

  前線に人数をかけるため守備では相手にボールをとられたら、すぐ戻るが3バックの両方が上がっていることも多いため、相手カウンターの時には最後はミンテ1人となってどうしても1対1の守備になってしまうことがあった。

 ミシャ2年目は戦術もより徹底されていったが、相手に研究されることも多くなっていた。

 攻撃の起点が主に福森なので、福森が個人的に狙わることも多くなってきた。

 
 福森にあえてプレスを厳しくしたり、福森の裏を徹底的に狙ってきたり。

  失点は昨年とほぼ変わらない。

 ミシャは3年目は守備を立て直すことを明言しているので、いかに得点を増やして失点を減らすかが課題となりそうだ。

 この方法はやはり積極的な守備。前からボールを奪ってマイボールの時間を長くすることだろう。3年目ミシャ式がどう進化するか。楽しみである。



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2019年12月13日

今年を振り返る1(今シーズンは層の薄さを露呈した。)

 リーグ戦は今年もおなじみの開幕戦に敗戦。

 しかし、次のアウェイの浦和戦に完勝。

 そして久しく勝てていなかったホーム開幕戦に勝ったことが昨年よりも変わり。
これで勢いに乗ったかに見えたがホームで鹿島と大分に連敗してしまい躍進はできなかった。

 そのあとは4連勝して5位になったのが最高位。このまま行くかと思いきや

 3戦連続無得点をして勝てなくなった。

 それでも勝ったり負けたりを繰り返し、清水戦には8-0という記録に残る大勝もあった。
だが、そのあと代表帰りの選手の疲労やルヴァンカップに勝ち上がるために主力を使ったことでチーム全体に疲労感が増し、仙台に連敗するなど、後半戦は低迷。順位をなかなか上げることができずに、10位でフィニッシュした。
 
 まずは今年は、ルヴァンカップの決勝戦に進出してあと一歩のところで優勝を逃したのが大きなニュース。また武蔵や菅、進藤がフル代表に選ばれたことも大きな話題になった。

  リーグ戦は10位と昨年の4位から大きく後退したが、得点数では昨年を上回り、攻撃サッカーがすっかり馴染んできた。

 ただ、やはり、各国代表を抱えることで、代表選手を送り出し、満足な戦術練習ができなかったこと、また、夏の補強を一切せずに、メンバーが変わらなかったこと。疲労感をもった代表選手をすぐ試合に使わざるを得なかったこと。ルヴァンカップを勝ち上がってことで、主力を投入し、チーム全体に疲労感が増したことが、この成績につながったのだろうと思う。



 新しい景色を見た分、そのしわ寄せが来たというところだろうか。

 やはり代表選手も出してルヴァンや、天皇杯も勝ってとなると層の厚さが必要だ。

 補強がまず1番に必要だと思うが、補強は基本的にしないという方針だそうなので、(この考えには納得できないが)現有の選手を鍛えるしかないだろう。



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