2022年08月23日
感動インタビュー
高校野球の全国大会が始まって107年目。 遂に白河の関を越えた甲子園の優勝旗。 優勝した仙台育英学園高等学校須江 航 (すえ わたる) 監督の インタビューがあまりにも感動的なので此処に全文を書き残します。 宮城の皆さん、東北の皆さん、おめでとうございます。 100年、開かなかった扉が開いたので 多くの人の顔が浮かびました。 準決勝、勝った段階で、本当に東北や宮城の皆さんから 沢山のメッセージをいただいて本当に熱い思いを感じていたので それに応えられて何よりです。 前半は古賀君 (下関国際) も凄い良いピッチングをしてたので 焦りはありませんでしたけど、本当に翻弄されている感じでした。 でもここまで宮城大会の1回戦から培ってきた 今年の選手の出来る事、自分達が何をやってきたのか 本当に立ち返って選手自身がよくやってくれたと思います。 今日は本当に斎藤がよく投げてくれて。 でも県大会は投げられない中で皆でつないできて 最後に投げた高橋も、今日投げなかった3人のピッチャーも スタンドにいる控えのピッチャーも、皆がつないだ継投だと思います。 (新型コロナの影響で) 入学どころか 多分おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。 高校生活 (今の生徒達) っていうのは 僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんです。 青春って凄く密なので でもそういう事は全部ダメだ、ダメだと言われて 活動しててもどこかでストップがかかって どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で でも本当に諦めないでやってくれた事 でもそれをさせてくれたのは僕達だけじゃなくて 全国の高校生の皆が本当にやってくれて 例えば今日の下関国際さんもそうですけど 大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから どんな時でも諦めないで暗い中でも走って行けたので 本当に全ての高校生の努力の賜物が ただただ最後僕たちがここに立ったというだけなので 是非、全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います。 須江監督は埼玉県から仙台育英に野球留学しましたが ハイレベルの選手が多い中、ベンチ入りは非常に難しい状況。 学年で1人、情報分析などを行う人を決める時 誰も手を上げない中 悔しい思いで 「俺がやります!」 と決心したそうです。 ちなみに仙台育英では情報科の教諭。 勝利監督インタビューでは まず最初に相手チームを称えるような素晴らしい人です。 ともかく仙台育英学園の皆様、本当におめでとうございます。
posted by hiroki |15:31 | 高校野球 |