2012年10月14日
西岡など
【スーパーバンタム級】 アメリカ カリフォルニア州カーソン WBO世界王者 元WBC・WBO世界バンタム級統一王者 元WBA世界スーパーフライ級暫定王者 元IBF世界フライ級王者 ノニド・ドネア (フィリピン) ９Ｒ １分５４秒 ＴＫＯ WBC世界名誉王者 西岡 利晃 (帝拳) WOWOWの契約までして観戦した世紀の一戦でしたが ドネアの強さに圧倒され、西岡は残念ながら敗北を喫しました。 でも試合直後のインタビューでは 「ドネアは前半に出て来るタイプだから 自分としては中盤から後半に勝負するつもりだった」 と冷静に振り返っており 本人としてはそんなにヤラレタ感は無かったのかも知れません。 試合は１Ｒからドネアのパワフルで速いパンチに西岡は警戒し過ぎるような展開で 防御オンリーで手を出さない西岡に対し観衆からブーイングが浴びせられました。 西岡が天下の宝刀である左を放った直後をドネアが狙っており あまりにも慎重過ぎる西岡。 打って来ないので、どんどん左右のパンチを放ちポイントを重ねるドネア。 ６Ｒ、速い連打を浴びせるドネア。 ダッキングで避けようとした西岡の顎に左アッパーが炸裂し、最初のダウンを奪われました。 このダウンは足が揃ったタイミングでのパンチによるものでダメージは低かったけど ここでようやく西岡の闘志に火が付き、初めて強いパンチを叩き込み スリリングな打ち合いとなって場内が初めて盛り上がりました。 ７Ｒと８Ｒは、西岡も積極的にパンチを打って応戦しましたが、ポイントはドネアかな。 そして迎えた９Ｒ。西岡がドネアをロープに詰めて連打を浴びせますが 冷静なドネアは、西岡の左ガードが疎かになっているのを見逃さず 狙い澄ました右１発で西岡をマットに沈めます。 このダウンは深刻なダメージだったようで 立ち上がった西岡にドネアが１発強烈なパンチを放つと同時に 西岡のセコンドが試合のストップを要請するような感じで終了～。 まぁ、もし不用意な右をもらわず、終盤までもつれ込めば…… という気もしますが 今日はドネアが強過ぎたということで異論はないと思います。 第17回 秋華賞 (ＧⅠ) こちらは大本命ジェンティルドンナが、ゴール直前で差し返す大魔神のヴィルシーナを ハナの差で抑え、史上４頭目の牝馬三冠を手にしました。 レースは、スタートから出ムチをくれて逃げようかという勢いでヴィルシーナが行き ジェンティルドンナは中段の位置に付けました。 ところが、ゆっくりスタートして最後方に下がっていた15番人気チェリーメドゥーサが 中間の1000ｍ標識より前から一気にスパートし、そのまま大逃げを打つ展開に場内騒然。 最終コーナーを回っても大きく差をつけ引き離すチェリーメドゥーサ。 しかし最後の直線、残り100ｍでチェリーメドゥーサの脚色が鈍り 外からジェンティルドンナが強襲すると、先行していた大魔神のヴィルシーナも 並ばれてから、負けじと内側から脚を伸ばします。 先頭に立った途端に集中力を無くし物見をしてしまった (騎手談) ジェンティルドンナに 真面目に走るヴィルシーナが詰め寄ったところでゴール版を通過。 結果は、ほんの僅かの差でジェンティルドンナに軍配が上がりました。 予想外のレース展開を作って大いに盛り上げたチェリーメドゥーサは５着入線。 久々に面白いレースを見た感じがしました （＾o＾） 私が面白いかも……と思った２頭の内、アロマティコが３着に入線。 owlsさんは的中できたかな !?
posted by hiroki ｜16:08 | スポーツの話 |
〔これは２年前の中山競馬場で取ったものです〕