コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2005年12月18日

けなげに練習する子供達のために

名寄で土日に開催されたジャンプ大会(ノーマルヒル)では
実力者の宮平秀治が2連勝を果たし、Wカップへの復帰が濃厚となりました。
しかしテレビニュースで真っ先に映るのは原田雅彦の姿でした。
さすがに連勝した今日のニュースでは、宮平のインタビューが放映されたけど
昨日は3位に終わった原田のジャンプ2本+インタビュー付き……。
原田、原田って……北海道のマスメディアにはウンザリです!

それより日本ジャンプ陣が、年明け2月に開催されるトリノ冬季五輪に
選手を送らない可能性があるそうですね。
フィンランドから呼んだコーチが「どうしても」と言うなら
仕方ないみたいな言い回し。
本気なのか、ジャンプ陣を鼓舞させようとしての発言なのかよくわからないけど
もし本当に派遣しないのなら、トリノ五輪の楽しみは私にとって半滅です。
フィギュアの浅田真央も、出場させようという動きが無いみたいだし……。

日本が長野五輪でジャンプの頂点に再び(札幌五輪以来)立った後
日本人に多い身長の低い選手は短いスキー板にしなければならないという
わけのわからないルールに変えられてしまいました。
そうなると少しでも「浮力をつけなきゃ!」ってことで
日本選手は、こぞって体重を落としました。
しかしジャンプに必要な筋肉は削るわけにいかず
一流選手達は落とせる部分を徹底的に削ぎ落とし、みなゲッソリした顔に…。
すると今度は健康に悪いからって、またもやルール改正。
慌てて体重を戻そうったって簡単にはいきません。
最近あまり名前が出なくなってしまった船木和喜なんかは痩せ過ぎで
どこか体に変調を来たしてしまったのではないでしょうか。とても心配です。

結局、現在日本ジャンプ陣で群を抜いて成績が良いのは
身長の低さで、長野で得た勢いを完全に消されてしまっていた岡部孝信です。
それでもWカップでの最高成績は今のところ10位です。

いつかまた『ジャンプ王国』と呼ばれる日が必ず来るはず!
だから、トリノ五輪不出場だなんて
地方の小さなジャンプ台で練習を積んでいる子供達の夢を壊さないでください!!


posted by hiroki-t |18:36 | スポーツの話 |