2021年06月20日
井上尚弥 試合終了
WBAバンタム級スーパー王座と IBFバンタム級王座を持つ井上尚弥が ラスベガスの熱狂的な観客の前で鮮烈なKO勝利! 挑戦者マイケル・ダスマリナス (比国) は 1Rのゴングから軽快に足を使ってきましたが 開始1分、井上が挑戦者の右ジャブに左フックを合わせると そのスピードとパンチ力にショックを受けたのか やや腰が引けて、そこから井上がペースを握りました。 2R、2分過ぎに井上の強い左フックが脇に命中すると 挑戦者は少し間を置いてから崩れ落ちて1回目のダウン。 3R、井上はプレスを強め早くも仕留めにかかります。 残り40秒、強烈な左フックがボディに炸裂し挑戦者は悶絶。 何とかカウント9で立ち上がりましたが 直後にもう1発ボディブローが決まって3回目のダウン。 今度はレフェリーが即座に試合をストップ。 WBSS決勝で死闘を演じたノニト・ドネア (比国) と 昨年春の井上との対戦が コロナで流れたジョンリル・カシメロ (比国) が 観戦に来ており、試合後にインタビューを受けました。 8月14日にWBO王者カシメロが WBAレギュラー王者のギレルモ・リゴンドウ (キューバ) と 王座統一戦を行う予定でしたが 急きょWBC王者ドネアがカシメロと対戦する事に変更となり その勝者が井上尚弥と対戦するか 或いはドネアvsカシメロの勝者がリゴンドウと対戦し その勝者が井上と戦うのか、どちらかになりそうです。 その試合で井上が勝てば 本人が当面の目標にしている4団体統一王座となります。 2年前の11月にWBSSでバンタム級世界一が井上に決まったけど 真のバンタム級世界一を決めるのはこれからですね。 ドネアは井上の勝利に 「前に戦った時より強くなっている。井上にはもっと強くなってほしい。 そして私も更に強くなってまた彼と戦いたい。ワクワクする」 とコメント。 親日派のドネアはドラゴンボールが大好きで もしかしたら孫悟空のような人生を追い求めているのかも知れません。 井上尚弥はWBSSを制し、次はバンタム級4団体統一の王者 それを達成した後は、階級を上げて4階級・5階級と 行けるところまで狙い、35歳で引退する目論見のようです。 彼なら6階級制覇ぐらいは達成できるような気がします。
posted by hiroki |15:07 | プロボクシング |
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この記事に対するコメント一覧
Re:井上尚弥 試合終了
スイッチ切らせるための顎やテンプルじゃなく、痛え~のアバラ狙い。
次の相手に恐怖感を植え付ける戦略?と思っちゃいました。
メディア対応が大変だったようですが難なくこなしてのリング。
安心しちゃってKOシーンは、来るかと思いつつトイレ行ってて見逃しました。
posted by owls| 2021-06-20 21:11
Re:井上尚弥 試合終了
>owlsさん
KOシーンを見逃しちゃったのですね。
立ち上がりの相手の動きを見て顔より腹狙いの方が早く倒せると考えたようです。
ドネアとカシメロが観戦していたので強いところを見せたかったとも語っていましたね。
村田諒太も言ってましたが、試合前のメディア対応は面倒らしいですね。
posted by hiroki| 2021-06-21 10:37