2021年03月28日
最終戦が終了
スキージャンプ女子ワールドカップの最終戦が先ほど終わり 総合優勝を目指す高梨沙羅は 1本目、風に恵まれず7位と出遅れました。 そして2本目は強風のためキャンセルとなってしまい 今シーズンの総合優勝はスロベニアのクリジュナルに輝きました。 1位 871ポイント クリジュナル (スロベニア) 2位 862ポイント 高梨 沙羅 3位 860ポイント クラマー (オーストリア) 11位:丸山 希、14位:伊藤 有希、30位:勢藤 優花、31位:岩渕 香里 終盤で19歳クラマーの猛追に遭いましたが かろうじて2ポイント差で高梨が2位となりました。 クリジュナルは総合優勝インタビューで 「100回以上も表彰台に上がるのは凄いです。 そんな選手と争って最終的に勝つことが出来ました。」 と高梨をリスペクトしていました。 クラマーは最終戦 (ラージヒル) も146.5mの大ジャンプで圧勝。 シーズン途中の離脱さえ無ければ 総合優勝は彼女のものだったでしょう。 今シーズンの日本勢はスーツ規定違反による失格が目立ちました。 今日の最終戦の前に行われた団体戦では勢藤優花が失格。 彼女の失格が無ければ 優勝したオーストリアとは大接戦になるところでした。 本人は相当ショックだったと思います。 そして最終戦では1本目7位の成績だった丸山希が失格。 シーズン途中で1本目首位の高梨が失格になった事もありました。 そんな頻繁にスーツ規定違反ってあるものなのでしょうか。 まるで日本人選手が開催側の ターゲットにされている感じさえしました。 2020~2021シーズンが終了し 惜しくも総合優勝を逃した高梨沙羅選手には 来年の北京オリンピックに期待したいと思います。
posted by hiroki |21:05 | スポーツの話 |
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この記事に対するコメント一覧
Re:最終戦が終了
今日の最終戦の沙羅のジャンプは惜しかったですね。高さがあったんですが、すーっと落ちてしまいました。風のいたずらでしょうが、ウィンドファクターをもっと方向別の数値にしないとダメだと思います。ジャンプは屋外のスポーツなので運・不運もある競技とは認識していますが、今後はできるだけ運・不運の要素を排除していくことが必要だと思います。
スーツの規定違反は今シーズン多かったですね。日本選手に多かったような気もしますが、スタッフは改善をしないといけないと思います。
今年の収穫は沙羅がようやく一度壊した自分のスタイルを再び構築したことだと思います。来年はさらに精度を増してくれればと思います。
また、丸山が調子を上げて自己ベストの順位を更新したことも収穫だったと思います。外国勢に比べて若手の台頭が少ないので、丸山(世界に比べて若手とは言えないかもしれませんが)が調子を上げてくれたのは明るい話題でした。
有希は今年は良いと開幕戦は思ったんですが本調子にならなかったことが残念でした。
日本にも10代の有望株に出てきてほしいと思います。
posted by 孔明| 2021-03-28 23:19
Re:最終戦が終了
>孔明さん
まあ日本潰しって話では無いらしいですけど
日本のコーチ陣が余りにもギリギリのラインで攻め過ぎている感じはあります。
実力はあるのだから少し余裕を持って臨んでほしいものです。
今シーズンのクラマーは手が付けられないほど強く
1人だけ別次元のジャンプでした。これで飛型点も取れるようになれば無敵でしょう。
まだ19歳と若いし本当に末恐ろしいです。
来シーズンも調子落ちが無ければ高梨沙羅の金メダルは厳しいかなと思います。
posted by hiroki| 2021-03-30 16:24