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2014年05月07日

もはや目指すサッカーもわからなくなってきている。

 前半はチャンスはあまりなく相手の攻勢ばかり目立った。

 相手のプレスにパスが乱れ、なかなか前線に効果的なパスがいかない展開。

 FKのチャンスは多くあったが、菊岡や前俊のキックからは可能性は感じられなかった。

 前半は巻に入れられたと思ったプレーもあったが巻のハンドで失点にならずほっとした。

 しかし、相手コーナーから簡単にやられてしまう。巻のヘッドで落とされた球を園田に入れられた。集中力のなさというか相手との高さ争いで負けてしまったのが痛かった。

 そして相手PKの場面。現地ではまさかPKとは思わなかったが録画を見てもよく分からないPKだった。そのPKを岡本が外してくれて助かった。これはゴール裏のブーイング効果が大だったろう。これが入っていれば0-2。勝負は決まっていたはず。

 後半に入って前の絶妙クロスから前俊のゴール。前俊の個人技が光ったシーンだった。相手DFがこぼしたこぼれ球がちょうど前俊の前に転がってくれて助かった。前俊がそれをきちんとゴールに入れたのも良かった。

 そしてまたセットプレーからの失点。このシーンは完全に集中力が欠如していた。防げぐことができた失点。相手のショートコーナーを簡単にさせてしまい。また。飛び込んだ選手につききれなかった。

 このシーンは普段の練習の質が問われたシーンだった。大いに反省しなければいけないプレー。まったく先週のセットプレーの練習で何をやっていたのか。集中力の欠如としか言うことができない。

  2得点目は砂川の個人技。また直接FKを決めてくれた。GKも完全に逆をとられていた。見事な得点だった。

 ただ、その後のオープンな展開から得点を決められなかったのが痛かった。

 そして逆襲を受けては危ないシーンが続出

 試合の流れからは引き分けで御の字の試合だった。
 ただ、やはりホームなので勝ち点3はとらなければいけない試合だった。

  ホームで引き分けは負けと同じ。
  アウェイでは負けてばかりでいったいどこで勝つと言うのか。

 まずは連動した崩しができていない。
  また、ボールを奪っても多くはシュートで終わらずに簡単に相手に攻撃をカットされる。ラストパスが繋がらない。相手に倒されてせっかくFKをもらってもチャンスを生かせない。

 カウンターがまったく機能していない。

 前俊にボールを預けてペースが落ちるのも見逃せない。

 相手の監督には前俊だけをマークしてファウルになってもいいからハードにアタックすれば札幌の攻撃は防ぐことができると完全に読まれている。

  総じて攻撃は個人の資質に頼り切りきり攻撃の体をなしていない。

 パスサッカーを掲げるがパスサッカーにはまったくなっていない。そして多くの試合で相手にポゼッションで負けている。また、昨日などホームなのに相手にシュート数で負けるということはどういうことか。ゴール裏が「財前サッポロのスタイルって何?」という横断幕を試合前に掲げたが、財前サッカーのスタイルもわからなければ目指すサッカーすらわからなくなってきているのではないか。

 とにかくこれはやはり監督の責任だろう。


  勝手に叱咤コンサ外伝

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posted by 孔明 |19:52 | 今節の反省 | コメント(10) | トラックバック(0)