2010年07月25日
前半、もったいない試合をした。
石川の退場のシーンは現地ではまったく何で?という感じだった。 PKの場面は後ろから見ていたので石川が相手選手に当たって倒したように見えてPKは仕方がないという感じだった。しかしビデオで見ると先にボールは石川が触っている。そもそもPKではないだろう。また、後ろから見ていた主審がPKと判定したのもやむを得ないかもしれないが、あの位置では十分な判定ができないはず。一方、副審からは石川の動きは見えたのではないか。副審が主審にアドバイスを行っていたらしいが、副審もなにを見ていたのだろうか。 この判定が結果としてコンサに重くのしかかった。 石川の退場はオフィシャルによると「得点機会阻止」。あれで一発レッドはいくら何でもひどすぎるだろう。現地では主審が大観衆の前で浮き足だったようにしか見えなかった。 石崎監督は1人少なくなってから4-4-1を選択して前半は守って速攻という試合をしたかったらしいが、このシステムではまったく試合にならなかった。 上里や宮澤が2列目にへばりついてプレスをかける役割をしていたのが芳賀だけでは攻撃の形にもならない。 キリノと2列目の距離がとほうもなく開いて、前からプレスにいかないものだから相手がパスをまわし放題。かといってスペースを埋めることもできない守備でたびたびサイドの進入を許した。 1人少ない状態で1点先行されているのだから結果論ではなく内村を替えずにその時点で3バックにすべきではなかったか。 4-4-1の引きこもりサッカーでは先が見えていたはず。素直なコンサの選手達はそのシステムではスペースを埋める意識ばかり先にいって攻撃にリスクを負うことを放棄してしまったかのようだった。 それにしても内村はかわいそうだった。開始数分やそこらで交代させられた。 かわいそうという意識は勝負には必要ないが、戦術的にも内村を残してほしかったところだ。 後半は近藤を投入し3バックにして一転して攻撃の手数が増えた。宮澤のパスから征也の得点は見事なものだった。 しかし、やはりそこから決定的なシーンをつくれなかった。今日は征也の動きがよかったが、前半、高木を投入したことでもう1枚、岡本か砂川を投入できなかったことも誤算だった。 せっかく多くのサポーターが集まったのにまたこんな試合をしてしまった。 今日の試合は前半0分で決まったようなものだったが、後半立て直したとはいえ前半、引きこもりサッカーをしたことがまったくもったいなかった。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |20:45 | 今節の反省 | コメント(8) | トラックバック(0)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/asa3804/tb_ping/945
この記事に対するコメント一覧
Re:前半、もったいない試合をした。
退場のシーンは何が起こったのか???でした。
ただ敗因はそれ以降の前半の戦い方でしょうね。
動きが少ないし、競り負けてるし、おまけにクリアミスから2失点目。
結果的にはこれが痛かったように感じます。
内村はホントかわいそうでしたね。
アウェイ側にいるとユニ脱いで歩いてる姿が
目の前で見えたので、ホント切なかった。
ゴンや砂川がベンチのかなり手前から迎えに来ていた
(ホヴァステージの下側で)のが印象的でした。
posted by 剛蔵| 2010-07-25 22:42
Re:前半、もったいない試合をした。
2失点目が本当に痛かったですね。
あの失点はやはりラインを下げすぎたことが原因でしょうか。消極的な戦い方をしていたことが悔やまれます。
後半、開き直ってやっていただけになおさら残念な戦い方だったと思います。
4-4-1は監督の指示だったらしいですが、生真面目で応用力のない選手達だったので後にへばりついて攻撃がほとんどできなかったですね。
ホームですからもっと前半から攻撃的に行ってほしかったと思います。
posted by 孔明| 2010-07-25 23:40
Re:前半、もったいない試合をした。
ご無沙汰しておりました。
前半に関しては、同感です。
後半から観られた"リスクを冒す攻撃"については、個人的には観られてよかったと思っています。
今シーズン、ずっと"リスクを冒す攻撃"はできていなかったように思っていて、それがコンサの攻撃が相手の"脅威"にならない一因だと思いました。
キリノが速くて…のように個人で"脅威"になることも必要ですが、相手を心理的に追い込むのは、チームとして"リスクを冒す攻撃"なのだ…ということを再認識した気がします。
少なくとも、横浜の選手は多数、足をつっていました。これは、攻守に動いた結果なのはもちろんですが、数的優位、リードの状況にありまがら、守備に追われた結果とも言えると思います。
次節、今節の後半のようにやれるか。
試合の主導権を握る上でも、攻撃で相手に脅威を与える必要はあるわけで。
数的不利でも"リスクを冒す"ことで、相手に"脅威"を与えることができたと観るならば、数的不利がなければもっとやれなければならないわけで。
ただ、今節の後半は2点ビハインドで、"リスクを冒す"ことが必要な状況が先にあった。"状況"が先に無いと、まだ効果的(=判断良くリスクを冒す)には動けないかな…とも思っています。
posted by はげお| 2010-07-26 00:02
Re:前半、もったいない試合をした。
はげおさん。
やっぱりリスクを冒さないと点は取れないですよね。後半の攻撃はリスクを負って攻めてたもの。そんなシーンにはサポーターも後から思い切りの声援で背中を押すと思います。
後半の攻勢は相手選手達の守備意識が余計そう見せたのかもしれませんが、確かに相手の選手達の足がつっていたのをみると、相手に与えたダメージは大きかったと思います。
次節は、11人からのスタートができますがアウェイでどんな試合を見せてくれるかですが、これまでのアウェイのように守備的にやってほしくないですね。もうシーズンは後半に入ります。今のコンサの状態ではアウェイでも勝たなくてはいけなくなりました。着実にどんな相手でも勝つ試合をやっていくしかないでしょうね。
次はアウェイでも仕掛けて勝ってほしいと思います。
posted by 孔明| 2010-07-26 00:42
Re:前半、もったいない試合をした。
ゴール裏自由席で見ていて問題のシーンは目の前で起こったのですが、本当にあれは釈然としません
ペナルティーエリア内でアレ取っちゃうのかと驚いて、相変わらず審判と相性悪いな、1点覚悟かよとか思ってたら退場処分が出ちゃってもう唖然としました
本当に唖然としちゃって周りが野次りまくってる中で何も言わずに突っ立っちゃってました(苦笑)
まぁ、あの状況の中では善戦というべきだったんでしょうかね
2失点目は内容的にも情けなかったけど、1点取り返して気分的には大分救われました
・・・負けたことに変わりは無いんですが
あー、すっきりしない
posted by kinoboriuo| 2010-07-26 19:34
Re:前半、もったいない試合をした。
kinoboriuoさん。
主審も大観衆を前に上がっていたのかもしれません。
ゴール裏からは石川が正当なプレーをしたとはっきりとわかったでしょうね。主審の見る位置が悪かったならレッドなんて出すべきではないと思います。
それにしても残念な試合でしたね。後半の巻き返しがなかったら本当に救われない試合になったでしょうね。
昨日の試合はちょっと尾を引きそうです。
posted by 孔明| 2010-07-26 19:46
Re:前半、もったいない試合をした。
S席で観戦していて、石川が身体張ったのは確認しましたが、PKは妥当な印象を受けていました。
しかし、そういうプレーですらなかったということですか・・・。
それでレッド出されたら、浮き足立ちますよね。
そのあとの場内の雰囲気とかも影響してかジャッジもいっぱいいっぱいなそんな状況が見受けられました。
吉弘が引き出されてポッカリ空いたスペース使われたのは痛かったですね。
数的不利で0-2はどうしようもないですね。
いつも思うんですが、悪い状況に陥ったときの決め事はないんでしょうかと思いました。
前半は全く話にならなくて、攻撃に人数かけられないなら、
セットプレーになるように意図的にくさいプレーをするなり、
なにかしら狙いを感じたかったんですが、ただ時間が過ぎていくような印象。
横浜は3番がすごく効いていて、長短織り交ぜたパスでリズム作ってましたね。
チームとしての札幌の方向性を感じたいです。
posted by Ryosuke| 2010-07-26 22:19
Re:前半、もったいない試合をした。
Ryosukeさん。
石川の退場で前半、石崎監督は4-4-1にする指示をしたそうですが、これがかえって選手の積極性を奪ってしまいましたね。ボランチがキリノを助けに攻撃になかなかいけない状態で石崎監督も歯がゆかったと思います。
それにしても、前半がまったく無駄になったことは残念でした。もっと積極的に行ってほしかったですね。
横浜FCのホベルトは効いていましたね。彼に自由にパスを回させる展開は避けて欲しかったのですがやっぱりというかプレスがかからないのでなおさらでした。
posted by 孔明| 2010-07-26 22:37