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2009年11月03日

チームあっての物種

 今日の日刊スポーツには「U自由席の廃止へ」の記事が。

 運営費の切りつめのため、カテゴリーを分けることで生じる警備人件費の見直しが検討されているそう。

 U自由席と言えばドームでの観客数の増のため導入された席種。元はSS席だった後方の席をU席として販売したものの、同エリアが満員になることはなかったようだ。

  そして石川の残留交渉にかかる2,000万円の資金の捻出や来季の試合数減少に伴う興業収入のマイナス分を運営費を切りつめで補っていく方針とのこと。

 大分が経営悪化のためJリーグから借金をする話が昨日の日刊スポーツで報道されたが、コンサの場合も厳しい台所事情で身につまされる話しだ。来季のチーム人件費は今期よりも2億も少ない4億円でやりくりしなくてはいけない。それだけ余計な出費は抑えなければいけないということはよくわかる。

 チームがなくなってしまえば終わり。最近、JALの経営再建の話やサッポロビールの経営不振の話題が聞こえてきてスポンサー料が来年どうなるのか、そんなことを考えるとなおさらチームあっての物種と言う感じがしてくる。

 J1に上がっても画期的に観客動員数が増えるわけでもなく、観客数が固定化されてきているので、チームをこの先何年も存続させるためには無理をすることはできない。

 しかし、一方でJ1昇格を諦めるわけにもいかない。この2つは矛盾するものだろうか。

 一つの考え方としてJ1昇格は目標にせず、J2で地道にやっていくことを最優先とする考え方もあるだろう。しかし、HFCとしての目標はあくまでも 「J1リーグで安定して充分に戦うことができるチーム力ベースの完成」。

 そうなるとJ1昇格をあきらめると言うこともできない。

  それならば今いるステップから余裕をもって次のステップに移ることを考えるべきなのか。幸いユース出身や生え抜きの選手が着実に育っている。

 個人的には来年すぐ昇格してもらいたいが、今言えることはくれぐれも無理せずにということだろうか。

posted by 孔明 |19:34 | HFC | コメント(0) | トラックバック(1)

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