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2024年04月09日

最近のJリーグの傾向に沿った練習をするこそが、勝ち点を増やすことだと思う。

 今年のJ1のチームの試合を主にダイジェストしか見ていないので申し訳ないが、昨年引き続き、縦に速い攻撃がやはり主になっているように思える

 躍進している町田や、前線の2人に当てる攻撃が顕著な神戸など、かなりのチームがこの戦術を用いてる。

 相手の前掛りの攻撃を逆手にとってDFの裏へボールを出してGKと1対1にさせ。あわよくばPKゲットや、GKとの接触で1発レッドという試合も何試合もある。

  また縦だけではなく、サイドからの攻撃も速い。

 相手の守備が揃う前のアーリークロスをいれるのも目立ち、そこからピンポイントで前線に合わせたり、こぼれ球をシュートしたり。

 もはや以前川崎Fがやっていたような、相手を引かせてパスで崩して得点をとって「どうだ」というような王様サッカーは通じなくなって来ている。

 やはりサッカーで得点をとるにはいかに守備の人数が少ないうちに味方を多くスペースに侵入させて得点をとるか。

 これはJリーグ自体攻守の切り替えが非常に速くなってきていることもあるあろう。

 また、GKの足元もうまくなって、GKからのロングボールで一気に相手にカウンターをかける。当然相手の守備が揃っていないからチャンスは倍増する。
  また、セットプーでも町田のロングスローや以前からもそうだがショートコーナー。ニアにすらしたり、いろんな工夫をして点をとることに注力している。
 ミシャも近年、縦に速い攻撃を目指してやっているが前線でノッキングしたり、サイドの金子やルーカスの個人技に頼ってきた部分もあった。彼らのような個人で打開できる選手がいない以上、組織的な縦に速い攻撃を構築しなければいけないだろう。

 守備では進歩は見える。昨年までの極端なフルコートマンツーマンは行っていない。どちらかというと奪取の場所を低く想定して、うまくコースを限定させ。中盤あたりでボールを奪うことに注力しているように思われる。

 フルコートマンツーマンでこれまで痛い目にあってきたので少しは現実的になってきた良いとは思う。

 プレスをかけて相手に競らせてセカンドボールを拾う。このようなスタイルになって来たのではないだろうか。

 守備で厄介なのはやはり相手からのこちらのCBへ向かったロングボール。名古屋戦でやられたような場面を相手は常に狙ってきている。ここに対する対策だ。

 G大阪戦はうまく宮澤がカバーに入っていた。これはよかったのだが、チーム戦術としてそういうことをやっていたとしたらよいが、宮澤本人の考えなら、心配だ。

 もちろんさすがにミシャはそういう指示をしたとは思うが、得点がとれない状態では1失点でもするとかなり苦しくなる。とにかく守備を重視した作戦をたててほしい。

 本来はJリーグ全体の傾向がはっきりしてきたので週の1度位は紅白戦はフルコートでやってほしい。昨日も書いたがそうすることで現実的な守備の練習にも繋がる。

 攻撃もいざカウンターの発動の練習にもなる。                         

  ミシャも試合中にいはとにかく縦に速くという指示をしているようだがそれを実現🅂するには普段からの練習が必要だ。とにかく練習のあり方にも目を向けてほしい。



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posted by 孔明 |16:18 | 戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:最近のJリーグの傾向に沿った練習をするこそが、勝ち点を増やすことだと思う。

背景にあるのは、敵味方の状況把握力と判断力のレベルが向上すれば、サッカー選手なんだからカウンターがしたいときはできるだろう的なベースの力を重視する考え方と思います。
もちろん例えば中高生や戦術眼の低い選手を指導するときにはステップごとにブレイクダウンをしてその局面を取り出し1つ1つ練習することの重要性は増します。
沖田さんも杉浦さんもS級ライセンス講習を受けているのでこの手のブレイクダウンをし細かくテーマ設定をするトレーニングをするスキルは身についているはずです。
そして個別的には練習を具体的にリードしているのは沖田さんや杉浦さんの時間帯もありますよね。
恐らく2018年にあれだけ戦術転換を図れたということは、(あるいは広島でも全然違うサッカーに切り替えた以上は)ミシャさん自身もそのあたりは百も承知でその気になるとやれると。
となると一般の方が傍目に捉える選手の育成と、監督コーチ陣は別な認識をしているということかもしれません。
個人的には特に日本人の若い選手にはかなり丁寧な(ある意味では過保護な)指導をするオプションはあるとは思います。ただプロにそれをすることにもメリットデメリットがあってどうしても受け身的・育ててもらう的な選手が増えてしまう難しさもあるように思います。
例えば私は指導者視点として、練習でかなり手を抜いている(在籍中の)若手選手を知っていますが、恐らく受動的に教わることに慣れ過ぎているのかと見ています。
これをトレーニングへの監視を高めサボりを許さないことも1つの打ち手ですし、彼がより意欲を高めるようブレイクしステップバイステップのトレーニングにすることも1つの手ですが、本質的には彼自身が自覚と問題意識を持ってこういうスキルを身につけたい・こういうトレーニングをしたいと言い出すのを待つことも1つの選択肢と。
正解がない世界ですので難しいところですね。
失礼いたしました。

posted by ようよう| 2024-04-09 16:58

Re:最近のJリーグの傾向に沿った練習をするこそが、勝ち点を増やすことだと思う。

縦パスを導入した時、より1歩先を行くためにパススピードが重要になってくるかと思います。
コンサも縦パスが無い訳では無いのですが、もっと速いパス出せないかなぁと思うことがあります。縦パス発動、受け手の動き出しも良い、でもカット。今のパスが速かったら繋がっていたか? こんな場面がままあります。同じように、緩い横パスをカットされるたび、「もっと速いパス出さんかい」と大声が上がりますね(苦笑)。もっともトラップ下手だと拙いですが、横パス制限速度内でもトラップしてボールが上がることがありますね(シンジの半分の能力で事足りるんじゃない?と素人は思うのですが)。1テンポ遅れたと憤慨してます。
やはり、海外と比べると内転筋が違うのでしょうか。

posted by 蹴球素人| 2024-04-10 15:01

Re:最近のJリーグの傾向に沿った練習をするこそが、勝ち点を増やすことだと思う。

◎ようようさん。
 コメントありがとうございます。ようようさんは指導者なんですね。プロのコメントは非常に参考になります。コンサの選手も学校でスクールでだいぶカウンターの練習をやってきていると思いますのでその形は体にしみ込んでしますね。監督やコーチもいろいろと考えているんだと思います。いろいろと勉強になります。ありがとうございます。またいろいろと教えてください。
◎蹴球素人さん。
 ようようさんのコメントもありますが、もっとプロなんだから練習をすればさらにできるだろうという発想も素人だからか私にはあります。うまく練習に取り入れてほしいと思います。

posted by 孔明| 2024-04-10 15:23

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