2022年01月14日
三上取締役GM体制で1つ心配なこと
新体制が始まった。チームはノノ社長が会長に、三上さんが新たに取締役になった。 一方でノノさんはチェアマンになることが決定的と報道があった。 恐らくは万が一ノノさんがチェアマンにならなかったらということで、取締役を外さなかったのだろう。このままいけばチェアマンと兼業はできないという話なので3月にはノノさんは取締役を外れると思う。 そうなると三上さんが名実ともにトップになる。もちろん三上さんがスポ新で公言しているが、すでに社長と言ってもいいのだろうが。 ただ1つ心配なのは三上さんがGMという職を外さないこと。三上さんが我儘を通してもらったと言っているが、三上さんのこだわりがあるのだろう。チーム強化も三上さんが携わるということらしい。 それはそれで否定はしないのだが、心配なのは三上さんにあまりも業務が集中して肝心な経営の部分がおろそかにならないかということ。 三上さんはもちろんこれまでGMとして辣腕を発揮してきたから素人にこんなことまで心配しなくていいと言われそうだが、チーム強化にまで直接関与するのもいいが、あまりにも拘ると社長業としての本来の業務に支障がでないかと心配している。 その点ノノさんは上手だったと思う。高い場所から物事を俯瞰して考えて経営をしていたように思う。 三上さんの経営能力を疑うことでは決してないが、三上さんも元はサッカー選手。できれば三上さんの近くに経営の専門家がいて、三上さんに適切なアドバイスしてくれる体制であればいいと思っている。 とにかくこの厳しい状況でもチーム経営が徐々に改善していければと思う。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |19:49 | 経営 | コメント(3) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:三上取締役GM体制で1つ心配なこと
企業としての経営については、まず必要な経営陣が確保されているかは取締役会がチェックも助言もすると思います。
ノノも例えば財務が本当にわかる訳ではなかったと思いますのでいままでも例えば石屋さんらと相談してきたのかと。
そういう意味では社外取締役に大口株主が顔を揃えている体制は良いガバナンスになっていると思います(社外取締役的には経営が傾けば自分等が出資されたお金が失われしかも自身は取締役で連帯責任)。
https://www.consadole-sapporo.jp/club/about/
恐らくノノはが退任する場合には常勤取締役を1人増やすと予想しています。
posted by あいう| 2022-01-14 20:14
Re:三上取締役GM体制で1つ心配なこと
組織で一人に権利が集中するのは危険ですよね。風通しが悪くなり過剰に忖度が働くようになります。経営部門と強化部門は切り離した方が健全です。今まで経営の野々村社長は「強化は任せているから」と口出ししてこなかったのが良かったのですが、三上さんは一手に引き受けてしまった。これでは後任の経営者は育たないし、適任者が居ないからとまた天下り社長の時代に逆戻りする危うさもあります。チームは強化しているけど、次はクラブ経営の強化や後継者の育成が大きな課題のように感じます。
posted by ykk| 2022-01-15 00:50
Re:三上取締役GM体制で1つ心配なこと
◎あいうさん。
そうですね。当然、経営のことは周りのプロたちがしっかり支えていくのだと思います。ただ、三上GM自身が1部の事業(あえてこう書いて申し訳ありませんが)に肩入れし過ぎるのはどうかと思っています。それが会社の混乱に結びついてしまわないか。小さな綻びかもしれませんが。
◎ykkさん。
三上さんはなまじっか(失礼な言い方ですが)チーム強化の能力があるせいか手放さないのはチームのためと思っているのかもしれませんが、過去こんなことっをやって失敗した例は歴史を紐解けばいくらでもあるので、ちょっと心配です。もちろん三上さんの能力を疑うものではまったくありませんが。
posted by 孔明| 2022-01-15 19:09