2021年12月30日
今年を振り返る7 FW編
今シーズンのFWは新型コロナのためにガブちゃんの来日が大幅に遅れた。ロペスやジェイの既存戦力で戦ってきたが、ロペスが夏の移籍で中国へ行ってしまった。 補強は遅れ、ようやく補強したミランも日本やミシャ式になかなか馴染めず、ホームの最終戦で2点取ったのはよかったが、1年を通じてWのポジションは主に小柏が多かった印象。トータルで弱かったポジションだった。 ロペスは今シーズン得点を量産した。PKも多かったが、いいところにポジションをとってゴールを積み重ね、自分でも仕掛け、体の強さを十分に発揮していた。得点王にも成れるシーズンだったがそれゆえに目をつけられ夏の移籍で中国にいった。しかし、中国経済ののバブル崩壊でサッカー界も資金難になり、給料遅配も起こっていると聞く。今シーズンをもってまた移籍するような気がする。 ジェイは今シーズンも怪我が多く、あまり試合には出場できなかったが、出場したときにはさすがのプレーを見せてくれた。ゴールは1ゴールだけだったが近年、アシストプレーがうまくなり、チームのゴールをうまく引き出していた。今シーズンで契約満了になったが、引退するのかはわからないが、現在はサッカーの解説者をTVでやっているようだ。 ドドは今シーズンも便利に使われた。彼が持ち味を発揮するのはリードした場面での逃げ切りをする駒としてだが、うまくそのタスクをこなしていた。得点は少なくて、成績は物足りないが何事にも真面目な選手でサポーターにも愛される存在で。まさに「ドド枠」の選手だろう。来年で3年目になるが、もう「お試し枠」とは言えないので化けることに期待したい。 大嘉は今シーズンからチームに加入した。シーズン序盤のルヴァンカップではゴールをするなど期待を持たせてくれたが、その後出場機会はあまりなかった。そんな中、一番目立ったのは厚別で行われた天皇杯初戦。ハットトリックしてすわ化けたかと思ったが、その後のリーグ戦にベンチに入るもなかなか出場できず。こういうタイミングを逃せばやはり選手は成長しない。これは使う方のミ責任だろう。 しかし、エリートリーグでは得点をとったりして成長の跡は見られた。1年でミシャ式もだいぶ慣れただろう。来年こそチームの救い主となって結果を出してほしい。 ガブちゃんは元ナイジェリア代表として鳴り物入りでチームに入ったが、コロナの影響でまともに練習ができず、来日が遅れた。来日してからもコンディションが不調でまったく試合に出して貰えず。ついにはJ3の福島にレンタル移籍した。 その福島でもほとんど使って貰えず、どうなってしまったか。来季はどうするのか。本来の力を戻せば使えるのかどうかの判断だと思うが、どうするのか注目だ。 ミランは今シーズン途中から入団。事前にミシャの審査を受けて入った選手だけに能力は高いが、初めての日本で、初めてのミシャ式ということでやはりなかなかチームにフィットしなかった。それでもホーム最終戦でようやく2ゴールして来季への希望を見せてくれた。彼は自分で打開するタイプではないので、周りのお膳立てが必要な選手。 うまくチームの良い意味での歯車になってくれれば得点を量産してくれると思う。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |20:20 | 今年を振り返る | コメント(0) | トラックバック(0)
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