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2021年12月13日

今年を振り返る1(オールコートマンツーマンを続けるには)

 今シーズンは昨シーズンに引き続きオールコートマンツーマンを行った。しかし、前半戦ははまった試合もあったが、神戸戦のように3点取って4点取られた試合もあった。

  前半圧倒的にボールをもって攻め立てるも点が獲れずに、カウンターからあっさり失点して、前掛りで得点を獲りに行くもまたカウンターから失点して勝負を決められる試合も多くあった。なんとも歯がゆい試合を繰り返した印象がある。

 また、夏場に向かって前半を圧倒するも後半スタミナがなくなり失点する試合も目立った。

 そこで選手達がミシャに直訴し、極端なオールコートマンツーマンを止めてから、徐々に「安い失点」を減らすことができた。

 ただ、シーズン途中にロペスがいなくなってからは今度は決定力不足が大きな課題になってきた。攻めても攻めても得点がとれない。そして攻めあぐねて一瞬の集中力の欠如から失点する。

 いわゆる「コンサドーレ病」が発生。なかなか解決できなかった。

 そこにはどうしても形にこだわるミシャや選手達の問題があったと思う。

 綺麗な形でゴールを目指すためにどうしてもシュートの意識が低下しまう。ストライカーがいないということも拍車をかけた。

 また、この戦術にはどうしてもCB真ん中の選手の個の力が必要。宮澤が怪我で抜けてからはまったく勝てなくなってしまった。

 来年もこの戦術をとるのだろうが、この戦術を続けるには、相手のカウンターから数的同数や数的不利になる状態でも勝てるCBが必要だ。

  今やボールをもって攻め立てる力では川崎Fをも上回ると思う。
 
 チャンス構築率やシュートの総数では川崎Fと横浜FMと良い勝負。

 それでなぜ上位にすらいけないかの原因は明白だ。

 シュートの枠内率が極端に低い。

 肝心なところで攻めが遅く、シュートする段階では相手のDFが揃っていてシュートが成功しない。
 
  決定力がないということ。
 
  それを打開するためには全員のシュートの意識を上げることと、ストライカーを獲得すること。そして個の力が強い真ん中ができるCBが必要だろう。
 
 
    勝手に叱咤コンサ外伝
                                       
     孔明ツイッター
  

posted by 孔明 |21:15 | 戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)

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