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2020年12月11日

大分戦展望(攻守の切り替えを素早く、決して焦らずに攻撃はメリハリをつけよう。)

明日のアウェイ大分戦

 前節のホーム最終戦C大阪戦は先制され、追加点を取られ、ジェイのゴールで追撃したが、再び追加点を許し1-3で敗れた。

 対する大分のここまでの成績は、10勝7分け13敗勝ち点37で11位
この戦力で中位を維持しているのはすごいことだと思う。
 やはり監督の戦術の徹底と選手の戦術理解が浸透しているということだろう。

 大分とは勝ち点で2差。勝利すれば逆転する。ただ、大分は残り試合が1試合多い。勝ったからと言って優位に立つわけではないが、とにかく勝って11位に上がる望みをつなげよう。

 大分は中2日。水曜日にアウェイでナイトゲームを行い、翌日移動日なので実質的に中1日だろうか。こちらは中5日だからフィジカル的にかなり優位に立つ。しかし、さすがにターンオーバーしてきた。ただ、後半出場した主力もいて、こちらが有利なことは間違いないだろう。ゆえに勝たなければいけない試合だ。

 しかし、対大分は昨年は2連敗。今年の前回対戦は圧倒的に攻めながらコーナーから失点そのまま負けるかと思ったが、後半終盤ルーカスのゴールで1-1でなんとか引き分けた。あまり相性がよい相手とはいえない。

 ただ、いい加減に大分には勝ちたい。大分とのアウェイでのJリーグでの対戦成績は2勝1分け9敗と圧倒的に悪い。ここまで3連敗なのでリベンジを図りたい。

 

 大分のシステムは3-4-2-1
 GKからしっかりボールをつなぎ、相手が食いついたところで縦に素早くボールを送ってカウンター。またサイドを広く使った攻撃も得意とする。


        大分予想スタメン、サブメンバー

                           9知念

                10野村         8町田   

11田中                                                    7松本

                    4島川       40長谷川                  

              3三竿           5鈴木                 29岩田 
         
 
                             1高木
                               

控え   GK 22ムンキョンゴン、DF41刀根、MF6小林、23高山、38高畑、FW18伊佐、高澤

 ワントップの知念はボールが収まり空中戦も強い。またスペースに抜けることもうまいのでスペース前方にスペースを作らせないようにしたい。
しっかりとGKからボールをつないで攻撃を仕掛けてくる。ボールを後ろで回して、隙を見て素早く攻撃してくる。パスがつながったときに攻撃は速い。時にはロングボールを蹴ってFWを走らせてシュートまでもってくる。

  シャドーの野村は球離れが早く、ドリブルで突破できる選手。キックの精度も高い。
アグレッシブな動きをして、前線で動き回る。彼の突破を止めなければいけない。

 もう一人のシャドーの町田は運動量があって、前線で動き回って、決定的なパスを出せる選手。ドリブルも得意。彼には決定的な仕事をさせないようにしたい。

 左ウイングバックの田中はスピードがあって一旦突破すると前線まで一気に走ってくる。前にスペースがあれば彼の脚力が活きるのでできるだけスペースを彼の前に作らないようにしたい。

  右ウインバックの松本はスピードがあって、クロスの精度が高く、攻守の切り替えでは帰陣も早い、運動量があって上下動をしてくるので、カウンター時には十分に気を付けたい。

 ボランチの島川は最終ラインもできる選手。ビルドアップができて、彼のところから組み立てていく。また、簡単に組み立てさせないようにプレスをしっかりかけていきたい。

 ボランチのもう一人の長谷川は正確なパスを出せる選手。左右の足を同じく使える。ゲームコントロールができる司令塔タイプ。対人プレーも得意とするので1対1には負けないようにしたい。

  左CBの三竿は運動量があってキックの精度が高い選手。左利きでビルドアップが得意。また左足の精度が高く、攻撃にも参加していくる。前線に上がってくることもあるのでマークはしっかりしたい。

 スイーパーの鈴木は大分の守備の大黒柱。守備はかなり堅い。上背があってヘッドが強い。また、こちらのワントップについてくると思うので競り負けないようにしたい。

 右CBの岩田は東京五輪代表候補、1対1に強く、またビルドアップがうまい。そして攻め上がりが得意でチャンスとあらばどんどん上がってくる。注意しないと前線まで出てくる。

 GKの高木はハイボールに強く、セーブ力が或る選手。また足元の技術が非常に高く、ビルドアップに参加してくる。
  
 控えのGKのムンキョンゴンは長いリーチを生かしたセービングが得意。また元々フィールドプレーヤので足元の技術が高くビルドアップの起点になってくる。
  このところ控えになっている。
 
  控えのCBの刀根はビルドアップ力があり、またハードワークができる選手。あまり試合には出ていないが、攻撃を仕掛ける時に重宝する選手。

 控えのボランチの小林はボール奪取が得意で、ビルドアップも得意。流れを変えることができる選手なので注意したい。

 控えのウイングバックの高山は運動量があって頑張れる選手。スピードがあって、1対1にも強い。後半出てこられると嫌な選手。

 控えのウイングバックの高畑はパスが得意でキックの精度が高い。攻め上がりが得意でクロスの精度が高い。できるだけクロスを上げさせないようにしたい。

  控えのFWの伊佐はスピードがあって前線で動き回ることができる。前からの守備が得意。突破力があるので気を付けたい。

  控えのFWの高澤はJ3の群馬で結果をだしてJ1に上がってきた。利き足は左で強烈なシュートを持っている。また泥臭いプレーも得意でヘッドが強い。
 得点力がある選手だ。 


  大分はGKからしっかりビルドアップをしてくるチーム。ボールを持ってゆっくりボールを回して隙を見つければスイッチが入り、スピードを上げてくる。

 ロングボールも時々蹴ってくる。

  いざ、相手のほころびを見つければそこを徹底的についてくる。	

 攻撃は関与する選手たちの連動性をスムーズにして、個の力ではなく組織で崩してくる。距離感をうまくとり、3人目の動きをしっかりとしてくる。ワンタッチでパスをつないできて、前線で決定的な仕事をしてくる。

 また、大きな展開が得意。相手をサイドに寄せてサイドチェンジをしてくる。
 
 スタイルは必ずGKから組み立てるので、かなり前からプレスを受けるが、うまく剥がして、そのスペースを狙って入り込み素早い攻撃をしてくる。剥がされると後ろに広大なスペースができてそこを突かれるので用心しなければいけない。



 ロングボールも結構蹴ってくる。DFラインの裏を狙ってくるので中途半端な守備はしてはいけない。オフサイドをとるなら連動して守りたい。
 相手の3人目の動きをしっかり見てスペースに抜け出させないようにしたい。

  また、DFの裏を狙ってシャドーが飛びだしてくる。DFラインをコンパクトにしないと裏をとられるので注意したい。

 また、サイド攻撃が得意。特に左サイドから攻撃してくる。スピードスターの田中がいるので、カウンターを受けるとかなり危険な状態になる。

  やはり気を付けなければいけないのはカウンター。相手に低い位置でボールをとられると一気に人数を増やして攻めてくるので最後はシュートで終わりたい。
 
 こちらの守備はやはり前から行きたい。大分はよほどのことがない限りGKからビルドアップをしてくるので、ここを狙いたい。

 厳しく前から行ってボールを奪って攻撃を仕掛けたい。しかし、相手も当然わかっているので、プレスがくれば素早くパスを回してくる。やるからにはボールを奪うか攻撃を遅らせたい。こちら側にできたスペースを狙われるので気を付けなければいけない。



  またこちらもサイドを狙って攻撃していきたい。片側の攻撃一辺倒にならないで、両サイドを攻めていきたい。
 ロングボールも使っていきたい。DFの裏をとるような動きを何度も見せてほしい。

  そして大事なのは攻守の切り替えのスピードだ。

 特に守備から攻撃は素早くやらないと相手が引いて5バックになり、なかなか崩せなくなる。
 できるだけ素早く後ろにスペースがあるうちに攻め切りたい。

 遅攻はきれいなパスばかりつなごうとせず、思い切ったドリブルとかミドルシュートを混ぜていきたい。ワンツーや縦への素早いパスをいれて、相手をかわすような動きをしたい。

 

 セットプレーはチャンス。大分はセットプレーからみの失点が15点と多い。

 

 コーナーは大分はゾーンで守る。
 大分のゾーンの部分にボールを入れて複数で飛び込み、シュートまで行きたい。

 大分には昨年も2連敗。前回対戦もあわや負けかというところまで追い込まれた。
とにかくリベンジしなければいけない。選手たちも十分にそう思っているはず。

  アウェイではなかなか最近勝てていないので是非とも勝利を掴みたい。

  攻守の切り替えをしっかり行いたい。守備は1対1をしっかりやって、攻撃はスピードを上げよう。ただ、焦りは禁物。じりじりした展開になると思うがじっくり構えて、やるときにはドリブルやワンツーで相手を崩そう。

 必ず勝とう。



     
                               
               コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝  

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posted by 孔明 |19:57 | 次節の展望 | コメント(5) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:大分戦展望(攻守の切り替えを素早く、決して焦らずに攻撃はメリハリをつけよう。)

安い失点を減らすにはメリハリを利かせた攻守の切替、大事ですね。
大分には昨季から勝ってないだけに、悪い印象のままシーズン終わりたくないです。
明日はキッチリ勝っておきたいです!

posted by 剛蔵| 2020-12-11 22:35

Re:大分戦展望(攻守の切り替えを素早く、決して焦らずに攻撃はメリハリをつけよう。)

負けたんでややアップしたスピードをまた下げ、相手もそうだろう、寒い中しんどそう。と予想してましたが、コンサは違う対処法のよう。期待値上がってます。
新聞予想でミンテが外れている。彼の事は後に話すとして、田中、福森に『チームが有利になるプレイ』を期待します。今年は多くの事をとを学んだ。それらを結実させることを。

posted by 343| 2020-12-11 22:43

Re:大分戦展望(攻守の切り替えを素早く、決して焦らずに攻撃はメリハリをつけよう。)

今日たまたま見ていたニュースでミシャは「絶対勝たなければならない」旨の話をしていました。
「勝負師」としての発言か、「先生」としての発言か、それは当日にしかわかりませんね。
個人的には「絶対勝つ」なら勝負師としての準備、采配が必要と思っております。どんな試合になるか、楽しみですね❗
ただ、かたのさっか~には、やられっぱなしなので、きれいなサッカーでなくても、結果を残して欲しいと思っております。

posted by はげお| 2020-12-12 00:48

Re:大分戦展望(攻守の切り替えを素早く、決して焦らずに攻撃はメリハリをつけよう。)

連投失礼いたします。
「絶対勝つ」旨は正確には「何が何でも勝つ」のようです。ちょっとニュアンスは変わってしまうと思いましたので、訂正させていただきます。
いずれにせよ、勝ち点3の結果のみ、期待しております。

posted by はげお| 2020-12-12 11:57

Re:大分戦展望(攻守の切り替えを素早く、決して焦らずに攻撃はメリハリをつけよう。)

◎剛蔵さん。
 勝ちたいですね。相手は中2日なので多少のメリットはあると思います。決して焦らず競り合いに負けずにいって最後は勝ってほしいと思います。あと2戦、より頑張ってほしいですね。

◎343さん。
 確かに予想ではミンテが外れていますね。相手のFWが高さがそれほどないことから宮澤が真ん中にはいるかもしれせん。いずれにしても連続したミスをしないようにしてほしいと思います。ミスをたくさんした方が負けだと思っています。

◎はげおさん。
 ミシャは勝負師とはいえないので若干の心配があります。勝負にこだわって采配をしてほしいと思っています。
 相手はこちらの弱点をついてくると思いますので、こちらはしっかり受け流しつつ思いきったプレーをまぜながらメリハリのある攻撃をしてほしいと思います。

posted by 孔明| 2020-12-12 12:18

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