2018年10月31日
外国人枠の関係で対する意見
外国人枠のことは弊ブログでも取り上げてきたが、いよいよ外国人枠の拡大がされそうである。 今日の道新のコラム「野々村流」と日刊スポーツのジェイのコラムにはそのことについて触れていて、まったく別の意見が載っていた。 一言で言うとノノ社長は「欧州リーグのレベルに近づいていくためには、外国籍枠を拡大して日本人選手と外国籍選手の競争を促すべき。」との考え。 ジェイは、あまり良くない気がするとして、「大きなクラブなら外国人をたくさん取れるけど、小さなクラブはできない。」外国人枠の撤廃をすでにしているプレミアリーグを例に挙げ、「イングランドの若い選手がＡチームに入れない。」としている。実例としていまだにイングランドはＷ杯で優勝できていないこと。を挙げている。 両者の意見とも納得できる意見だ。特にジェイは母国の現況を言っているだけに、説得力がある。 ただ、個人的にはノノ社長の意見に同意する。 やはり競争があってレベルが上がる。 外国人の枠を広げることで日本人の出場枠は狭められるが、その外国人を超えるアピールをすることで世界に通じる選手がでてくると思う。 ただ、ＧＫは議論の余地があると思う。ＧＫは日本人の優秀なＧＫがなかなか育たない。 ＧＫだけは何らかの措置が必要となるだろう。 最近のＪリーグは実績ある外国人を獲っても容易に通じないようなレベルになってきたように思う。 各チームの戦術が高度で複雑になり、チームにフィットできない選手はいかに個々の能力があっても、切り捨てられる傾向が特に強くなってきた。 能力がある外国人でもすんなりとは試合に出してくれない。 日本人も頑張ればそのような外国人にも勝てるだろう。 そのためには日本人は当然更なる努力をしなければいけない。その努力が選手の成長を促すと思う。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 ｜20:36 | 話題 | コメント(3) | トラックバック(0)
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Re:外国人枠の関係で対する意見
Ｊリーグの市場価値からすると、ジェイの杞憂は良い方に出るかもしれません。言い方は悪いですが、お金持ちクラブからあぶれた日本人が小さなクラブに回ることもあるのではないでしょうか。
その傍証が、Ｊ２、Ｊ３とも実力差が縮まっているようです。大宮が大苦戦とは思いませんでした。また、夏の補強の名古屋ですね。春のレギュラーをベンチに追いやるとは、居る処には、すごいのが居るんだなぁと思いましたね。
とはいえ、将来Ｊリーグの市場価値が大きくなれば、ジェイの杞憂が大当たりになるでしょう。日本の諸情勢（地域密着の歴史の差など）を考えると、もしそうなったらプレミアリーグ以上の深刻さになるかもしれません。
posted by 蹴球素人| 2018-11-01 12:00
Re:外国人枠の関係で対する意見
社長、ジェイ、どちらのご意見にも一理あるんですよね…
現時点では私には正解は全くわかりません。
ただ、孔明さんが書かれている、「GK」の部分については、激しく同意です。何か対策をしなければ、日本人GKは育ちませんね。現状、Jリーグは韓国人GKの育成の場になっちゃってますから。
とは言うものの、ソンユンにはコンサにいてもらいたいのですけど…(^^;
posted by はげお| 2018-11-01 17:37
Re:外国人枠の関係で対する意見
◎ 蹴球素人さん。
確かにＪ１であふれた日本人はＪ２あるいはＪ３にいくでしょうね。
お金持ちクラブがますます有利になって、戦力差が拡大するかもしれません。
ただ、今のＪリーグはどんな外国人もチームにフィットするのが難しくなっているので、お金持ちクラブといえども、簡単に戦力が倍増するような感じはないかもしれません。
神戸は勝ちに恵まれず、吉田監督を解任してイニエスタにあわせてバルセロナ化を進めていくらしいですし、鳥栖も前監督の戦術ではフェルナンドトーレスは生きなかったですね。
日本人は少し優秀だとすぐ海外に行きたがるし、そんなにジェイの心配していることは起きないかもしれません。
この先どうなるか様子を見ないとわからないですね。
◎はげおさん。
ＧＫは海外に行く選手はほとんどいないですし、日本のウィークポイントですね。Ｗ杯を見ても上位に行くチームはみんな優秀なＧＫがいますし、小さなころから身長の高い、運動神経のある子どもをＧＫに育成しないといけないですね。そのためにＪリーグも対策を考えないといけないですね。
posted by 孔明| 2018-11-01 20:37
