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2017年12月26日

今年を振り返る6(センターバック編)

 センターバックは主に福森、横山、菊地の並びが多かった。
特にこのポジションはリーグ的にも人材不足で、増川の大怪我で心配されたが、大宮からレンタルで獲得した横山が1年を通じて活躍してくれたことが大きかった。

 増川は昨年暮れの左膝前十字靭帯部分断裂でチーム合流が遅れ、夏以降に復帰するもコンデションが整わずわずか途中出場1試合に終わった。1年のほとんどをリハビリと練習に終始し本人も悔しい1年だったはず。そして今年限りでの契約満了になってしまった。年齢的なものも考えてのことだと思うが、まだまだJ1でもできる選手だと思う。はたしてこの決断がチームにとって正解だったのかは、来年の今の時期にわかると思う。
増川なら新しいチームも見つかるはず。次の場所で頑張ってほしい。

 河合は怪我人が出たり、他のDFの調子が悪かったりした時にスイーパーで先発出場した。また試合の途中から守備固めで出場したことも何試合もあった。今シーズンはさすがに年齢邸な衰えを心配させたが、まったくそんなことはなかった。
出場すれば適切なポジショニングで相手の攻撃を防ぎ、厳しく相手FWをマーク。相手に隙をみせなかった。また、ピッチでは適切な指示味方を動かした。
11月の清水戦で相手と接触。腓骨骨折で5ヶ月ほどの大怪我になってしまったのが悔いが残る。ただ、本人は来年もやる気満々で春以降に復帰だと思うが、元気な姿をピッチで見せてくれるはず。


  横山は今シーズン大宮からレンタルで移籍。増川の代わりとしてもっぱらスイーパーで主力を勤めた。スイーパーはほとんどやったことがないポジションだったらしいが、見事に1年間勤め上げた。ポジショニングが良く、スイーパーとして厳しく行くところは厳しく、相手の侵入を許さなかった。また、最後の最後で体を張り守った守備は際だっていた。
もともとラインは下がり目だがジェイが前線でキープしてくれるのとチャナのボールキープでラインを高く設定できたこともチームの好調さにつながった。
攻撃ではセットプレーで力を発揮し、2ゴールした。最終戦の鳥栖戦の劇的決勝ゴールはかなりインパクトがあった。
  来年から完全移籍になる。来年もCBの中心として頑張ってほしい。
 

 菊地は鳥栖から1年間レンタル延長で出場した。もっぱら右CBだったが、横山がいないときにはスイーパーもやっていた。相変わらずビルドアップのうまさが光り、攻撃の起点になっていた。守備ではパスカットがうまく何度もボールを相手から奪ってはチャンスにつなげた。1対1に弱いところもあったが、しっかり味方と連係して防いでいた。
 来年は進境著しい進藤との勝負となると思うが、当然、負けてはいられないと奮起するはず。来年から完全移籍となった。来年もチームのために頑張ってほしい。


 福森は今シーズンはFKがより注目された。3つのFKで直接ゴールを記録。なかでもアウェイ大宮戦の追撃、同点ゴールが忘れられない。他のJ1のチームにかなりのインパクトを与えたはずだ。
CKもかなりの精度で得点をアシストした。
おかげでコンサと言えばセットプレーが得意という印象ができた。
キックばかり目が行くが守備でもかなり進歩した。寄せの速さや空中戦がより強くなった。そして1対1での強さ。パスカット。いずれも進歩した所ではないだろうか。そして日本代表に推す声もあったが、今年は選ばれなかった。
「お金がほしい」福森だが、持ち前のビルドアップの力はミシャの戦術にぴったり合うはず。来年もコンサにいて日本代表を狙ってほしい。

 進藤は3試合に先発。序盤は横浜FM戦に先発で起用されたがちょんぼを犯しそこからあかなか試合には起用されなかった。しかし、終盤戦2試合に先発起用され、よいところを見せた。持ち前の闘志を前面に出すプレーで、相手のサイドからのアタックを防いだ。ハイボールにも強いところを見せて、来季にも期待させる働きをしたのはよかったのではないか。ただ、来季はもう4年目。いい加減にレギュラーをとらないといけないだろう。


 直樹は8月に仙台から完全移籍でチームに加入。やったことがない左WBの位置に抜擢。これが見事に当たり、チームの躍進を支えた。守備に力をおいた起用だったが、よい守備からよい攻撃の起点にもなった。守備が安定せず、サイドを破られていた左サイドに直樹が入ったことで、戦い方に計算ができるようになったことは大きい。
  WBに慣れるに従って攻撃でも力を発揮するようになった。得点になったファーのジェイに合わせたクロスも見事だった。来季はどこで勝負するかわからないが、必ずチームの力になってくれると思う。


 永坂は7月まで在籍。7月に水戸にレンタルとなった。コンサの在籍時はリーグ戦は出場できなかった。ルヴァンカップには4試合、天皇杯1試合に出場。
高さを生かした守備で貢献したが、今一目立ったプレーが少なく、アピール不足。
水戸に現状打開のため移籍したがここでも出場がなかった。
永坂としてはもはやた止まっている年齢でもなくなった。どうやら来年は水戸に再レンタルらしいが、もはや後はないと思って懸命に練習から取り組んでほしい。


 は今年U-18から菅とともに昇格。今年はもっぱら体作りとプロのあたりとスピードに慣れる年だった。ルヴァンカップにも控えには入っていたが出場できず、タイ遠征でムアントンユナイテッドとの親善試合で先発出場した。
この試合では出足もよく、あたりも力強く。また、しっかりボールを収めて、攻撃の起点にもなっており、かなりの進歩がみられた。
来季はかなり期待できるのではないだろうか。
今年10月左膝軟骨損傷の怪我で手術をして、終盤は練習にも参加できなかった。
来季はまずは体を万全にして、リーグ戦に1試合でも出られるように精進してほしい。



           勝手に叱咤コンサ外伝
         
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posted by 孔明 |21:40 | 今年を振り返る | コメント(0) | トラックバック(0)

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