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2017年08月25日

仙台戦展望(大事な大事な試合。チーム全体の力を結集して勝つ。)

 明日のホーム仙台戦

 前節の川崎F戦は前半相手を警戒しずぎ引きずぎ攻撃ができず、またバランスを崩してDFの裏をパスで通され失点。後半も集中力をなくして失点。ヘイスのゴールで1点返したがそこまで1-2で敗れた。4戦勝ちなしとなった。

 ホームに戻って勝ちたい試合。この試合を負けるか引き分ければ相当に苦しくなる。対戦相手がリーグ下位の仙台ということを考えても必ず勝ち点3をとって仙台を引きずり下ろさなければいけない。


 対戦する仙台の成績は8勝5分け10敗勝ち点29の12位
コンサとは勝ち点差で9差がある。
今シーズンから変えた3バックが熟成しており、ここ最近は守備重視で素早いパスワークから攻撃を仕掛けてくる。
  今シーズンはスタートダッシュに成功し上位に進出したが連敗し、順位を中位に下げやがて下位まで順位を下げてしまった。
それでも降格圏は回避し、このところ連勝し、調子は上向きである。
 ここ5試合の成績は2勝2分け1敗。

前回仙台とは開幕戦2月25日(土)アウェイで対戦した。
前半はしっかり引いて守って隙のない守備をしていた。
 しかし、危ないシーンもあった。攻撃はパスミスやプレスがなかなかかからず決定的なシーンがなかった。ボールを奪うまではいいのだがそこから相手を崩すシーンがなかった。
  前半はスコアレス。
 またボールを奪ってからの判断が遅いシーンが目立った。簡単に寄せられ、ボールを失うシーンが目立った。特にボランチの3人。シュートも枠をことごとく外した。なによりよい形でのシュートがなかった。
 仙台にボールをもたれるも決定的なシーンをつくられることなく、引き分けもありかなと思った後半30分に中盤でボールを持たれシュート打たれソンユンが弾いたところを石原に押し込まれた。0-1。そこから攻撃を仕掛けるもそのまま0-1で敗戦だった。

 仙台は前節アウェイで新潟と対戦

序盤は一進一退。仙台がボールを持ち新潟がカウンターで対抗する。23分コーナーからファーサイドのタンキが豪快なボレーシュートを打ち込み相手DFが頭でさわり対応したがゴールラインを割って1点を先制した。0-1
新潟はその後も攻勢をかけ、34分にはゴメスのミドル、36分には磯村がミドルを打つも枠外に外れる。
 44分は小泉がシュートを枠外に外す。
 仙台はなかなか攻め手がなかったが、前半の終わり頃からようやく中野の個人技からチャンスを作り出す。前半は0-1だった。
 後半は徐々に仙台がボールを持ち新潟を押し込んで57分には右サイドを古林から蜂須賀に代えてクロスを入れるも新潟の体を張った守りで決定的な場面にならない。
 66分には奥埜に代えて野津田を投入し、反撃に出る。
新潟も70分にタンキに代えて富山を投入。75分富山がペナ内で切り返しDFの股抜きシュートをしたがGKシュミットダニエルが防ぐ。
  79分には痛んだ富田に代わってクリスランを投入し、野津田をボランチに下げる。
  81分に新潟はゴメスに代えて、ソン ジュフンを左サイドバックに投入し、守備を堅くする。
 82分仙台は左サイド奥深くに侵入したクリスランがクロスを送り、一度はGKにはじかれるが、走り込んだ石原がゴールに押し込み同点に追い付く。1-1
  さらに86分、石原のパスから三田がミドルシュート。相手DFに当たりコースが変わってゴールに飛び込んだ。逆転2-1
  そのまま2-1で勝利した。

仙台のシステムは3-1-2-3-2
 できるだけ高い位置でプレスをかけてボールを奪いショートカウンターをして攻撃してくる。遅攻はしっかりとボールをつなぎ相手の陣形を崩しメリハリをつけて攻撃してくる。
ボールポゼッション率が高い。

仙台予想スタメン、サブメンバー


                      11 石原

           30西村              16野津田      
 
    23中野                            4蜂須賀       
                 
           18三田   17富田          



 34椎橋                27大岩         13平岡           

                         1シュミット・ダニエル

控え GK21岡、D50増嶋、F6ヴィニシウス、MF29古林、、10梁、7奧埜、FW20クリスラン





 ワントップは石原、コンサとの相性はよく、前回対戦もゴールを入れられた。過去もかなりやられた想い出がある。
泥臭いプレーが身上でどこにあててもシュートを狙ってくるしぶとさを持っている。
スペースに入り込む
また、身長はさほどないがポストプレーも得意でワントップを十分にこなす力を持っている。

 シャドーは西村はドリブルが得意。しかし。スルーパスももっている。前線への飛び出しもしてくるのでやっかいな存在だ。しっかりとマークしたい。

 もう1人のシャドーの野津田はこの夏清水から移籍。左足の強烈なキックが持ち味。前にスペースを空ければ必ず打ってくるのでスペースを空けないようにしたい。

 左ウイングバックは中野。ドリブラーで。突破力があり、1対1での強さももっている。対面する選手は1対1で負けてはいけない。


  右ウイングバックは蜂須賀。運動量があってクロスが正確。彼のアーリークロスには気をつけたい。


    ボランチの三田はビルドアップに優れ、長短のパスを繰り出し前線を操る。
 果敢に前線に飛び出すことも厭わず、シュートまでもっていくプレーが得意。
  この選手にはしっかりとプレスをかけて自由にさせないようにしなければいけない。

もう1人のボランチの富田は前節怪我で途中交代したが、先発ででてくるだろう。彼はボールを刈り取るのが得意。読みがよく、相手のパスの出どころにしっかりプレスをかけてくる。パスをカットするプレーも得意なので、気をつけなければいけない。

 
 CBは3人で引いて守るときには5バックになる。平岡が右のストッパー。

   

  控えの梁は仙台の大黒柱。運動量があって、フィニッシュの精度が高い。
 惜しみないランニングを繰り返し前線に飛び出してくる。
 仙台の勇気を与える選手だけに調子に乗らせないようにしたい。

  控えの奥埜は前線で動き回りかき回すプレーが得意。献身的な動きをする選手で前からのプレスも懸命にしてくる。パスカットされないように注意しなければいけない。

控えのウイングバックの古林はこの夏名古屋から移籍してきた。運動量が持ち味。激しく上下動を繰り返す。クロスの精度はあまり高くないが、数をこなしてくる。

 控えのFWのクリスランは左足のキックは強烈。またヘッドも強い。ここぞというところで出てきて攻撃に絡んでくる。攻撃の切り札。ボールを収める技術もあるので前を向いてボールを収めさせないようにしたい。またセットプレーにはくれぐれも用心したい。



 仙台はラインをコンパクトにして高い位置からのプレスをかけてきて、そこでボールを奪ってショートカウンターが得意。

 守備時が5-4-1の形になり、ウィングバックは最終ラインの両脇に配置され5バックに。そして攻撃時は3-2-5という形になり、ウィングバックは最前線の3人の両脇に配置され、5トップのような形になって攻撃してくる。
 また、遅攻は後ろからしっかりボールを回し。相手陣地に侵入してパスワークで崩し攻撃してくる。ここで注意したいのは縦パス。縦パスを常に狙ってくるので、簡単に縦パスをいれさせないようにしなければいけない。

 また、攻守の切り替えが早く、特に守備から攻撃に移るスピードが速いので注意しなければいけない。
 仙台は個の力はさほどでもないが、組織をうまく使い規則正しく攻撃してくる。特にサイドは仙台の攻撃の肝。
  ウイングバックのクロスの精度が高いので、簡単にクロスを上げさせないようにしたい。
  また、ウイングバックの位置は高く。ワントップと2シャドーは絶えずポジションを入 れ替え、攻撃してくる。
 サイドは幅を広く使ってくる。大きなサイドチェンジも果敢にしてくるので用心したい。

 得点はセットプレー絡みが多い。
 総得点数26点のうち、11点がセットプレー絡みと多い。
特にCKは集中して跳ね返さなければいけない。

  一方守備はおぼつかない。失点が39と浦和と並んでリーグ3位の多さ。
  特に自分たちのミスからカウンターを受けて失点しているのが目立つ。
  つけいる隙は大いにある。
 だが、中断期間を明けて守備の構築に力を上げており、ここ5試合で失点は4とだいぶ改善されつつある。

  仙台の特徴として試合の入りが悪い。試合開始から30分までの間に11失点している。また後半も45分から60分の間で9失点している。

 仙台から点をとるのには立ち上がりから攻勢をかけ、点をとっていくことだ。

 そして仙台は終盤得点が多い。76分から試合終了までで12得点している。
終盤に切り札クリスランを投入するということと、ペース配分に気をつけているからだろう。
 とにかく先制して、追加点をとって相手にこの試合はダメだとあきらめさせることだ。

  そして後半に余力を残しておくことも必要
  攻撃はサイド攻撃を徹底して行うこと。

 サイドで主導権を握れば、相手の攻撃を抑制できるし、得点のチャンスが増える。

 クロスをトップめがけて数多く入れることができれば、得点の可能性は大いに上がる。

 また、サイドと真ん中を交互に攻め、薄くなったところに入り込み数的有利を作ってシュートまでもっていきたい。

  セットプレーはよく考えて正確に蹴ろう。

 味方には高さのあるFWがいるが、FKは2人で立ち、フェイントをかけたり、キーパーの出にくいところに蹴り込もう。

 CKは仙台はゾーンで守る。

 仙台の選手と選手の間のスペースにけり込み、そこを目がけて点で合わせシュートを入れていきたい。

  また、たとえ跳ね返されても、諦めず、セカンドボールを拾って攻撃を仕掛ければ相手もそのままゾーンか人につくか、混乱して隙ができる。その隙をつこう。

 また、ショートコーナーやサインプレーで相手を動かし、シュートまでもっていきたい。

  試合の流れとしては前半に先制して追加点をとってだめ押しを入れるくらいにしないといけない。必ず複数得点しないと勝てないと思った方がいい。

 明日の厚別は雨が降る予報。最高気温が27度と高くなる。蒸し暑さの中の戦いになるが、給水をしっかりしてペース配分を考え戦ってほしい。
 また厚別特有の風を計算に入れてやってほしい。

 残留争いを抜け出すためには仙台には必ず勝つ。ホームで引き分けでは負けと同じだ。なんとしてもどんな手を使っても勝つ。

 とにかく監督、スタッフ、選手、サポーターチーム全体で戦って勝つ。 

 仙台に勝てば仙台を残留争いに引き込むことも可能になるかもしれない。ここが正念場。

 この試合に勝たずしていつ勝つか。




       コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝  

  孔明ツイッター 

posted by 孔明 |19:07 | 次節の展望 | コメント(5) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re: 仙台戦展望(大事な大事な試合。チーム全体の力を結集して勝つ。)

明日は本当に勝たなければいけないですね。
負けは勿論、引き分けも負けと同じダメージになります。
仙台から見て厚別では1分7敗と相性が悪いらしいですが、それはJ2の話ですから、その事は一切忘れて試合に臨まなければいけないですね。
仙台は前節新潟に逆転勝ちを収めた事もあり、本当に勝負強い印象です。石原直樹にはこれまで散々やられてきましたし、今年もやられました。後半から出てくるクリスランも要注意ですね。
仰る通り仙台は1点取って勝てるチームではないと思われますから、2点、3点とどんどん点を取って圧勝して欲しいと思います。とにかく勝ちましょう。

posted by れいほう| 2017-08-25 22:11

Re: 仙台戦展望(大事な大事な試合。チーム全体の力を結集して勝つ。)

鍵は主導権を握れるかどうかだと思います。
とにかく、開始からの10分間‼
そこに注目して、久々の現地観戦を満喫したいと思います!
ここを落とすと…苦難の道突入です(-""-;)
まぁ、コンサのJ1定着への闘い自体がもともと苦難ののなのですけどね(^_^;)

posted by はげお| 2017-08-25 23:07

Re: 仙台戦展望(大事な大事な試合。チーム全体の力を結集して勝つ。)

◎れいほうさん。
厚別では仙台とは相性がいいですが、それは忘れないといけないでしょうね。むしろ相手のほうが風の使い方を知っていると思います。挑戦者のつもりで戦ってほしいと思います。
おっしゃるとおりクリスランに注意しなければいけないですね。こちらはジェイがいないので、最後の高さ勝負では負けないようにしてほしいと思います。大事な試合です。勝ち点3をとりましょう。

◎ はげおさん。
私も最初の10分どんな試合の入りをするのかにかかっていると思います。この試合は是非とも勝って上位をうかがうスタートになってほしいと思います。
この試合に勝たないと厳しくなってしまいます。
精一杯応援したいと思います。

posted by 孔明 | 2017-08-26 03:51

Re: 仙台戦展望(大事な大事な試合。チーム全体の力を結集して勝つ。)

今日は勝ち点3は必須のゲームです。
外のゲームになりますが、仙台の選手に走り負けず、勝ち点3をとって欲しいですね。
先程スタメンが出ましたが、ボスロイドがベンチ外で早坂がスタメンとなりました。
そこからも走り負けないことを重視していると思いますので勝利が欲しいです。

posted by 96年から| 2017-08-26 12:33

Re: 仙台戦展望(大事な大事な試合。チーム全体の力を結集して勝つ。)

96年からさん。
勝ちましたね。
今日は走ったと思います。
特に両サイドは走っていました。
直樹も攻撃を頑張っていました。
早坂は守備に頑張っていました。
とにかく勝ってよかったですね。

posted by 孔明| 2017-08-26 17:52

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