2015年12月30日
私的コンサドーレ史9(鈴なりの室蘭)
1998年4月25日対平塚戦。その日はJリーグに上がって2試合目の室蘭開催、また中田英が海外に移籍するということで中田英見たさに1万人以上のサポーターが集まって室蘭の入江競技場はごった返していた。 まざに鈴なり。 個人的にはチケットを買い忘れ、指定席は売り切れ。自由席をやむなく買って、試合開始ギリギリに到着。さすがに自由席もよい場所がなく、メインスタンド側の端の芝生席で見ていた。 試合はスリリングだった。オウンゴールで先制され、中田英に追加点をとられて0-2だったが、バルデスと宏太のコンビネーションで追いついた。その日の宏太は切れていた。 バルデスのラズトパスをゴールで2ゴール。 初めは中田英のプレーに歓声を送っていたサポーターの声もコンサの応援が徐々に大きくなってきた。 しかし、相手の途中出場のリカルジーニョで決められ2-3 これで終わりかと思ったロスタイム。 なんとマラドーナの相手GKをあざ笑うかのようなループシュートが決まり3-3 ぎりぎりで追いついた展開にスタジアムは完全にコンサを応援する声であふれた。 当時は90分で決着がつかないと延長があり、それでも決着がつかないとPKで勝負を決めるという試合方式だった。 そして延長でも決着がつかずにPK戦に。 PKのメンバーは覚えていないが、4ー5で負けた。覚えているのは黄川田がポストに当てて失敗したという記憶。 たくさん集まったサポーターは盛り上がったが最後は残念というため息がスタジアムを覆った。しかし、それでもよい試合をしたと言うような充実感があった試合だった。 そしてこの年、不条理なルールによりJ1参入戦を戦うことになってしまい。アウェイのJ1参入戦の神戸戦を向かえる。1勝すれば残留ほぼ決定だったが。その試合、なんとか力になろうと神戸遠征をした。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |20:07 | コンサドーレ の思い出 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:私的コンサドーレ史9(鈴なりの室蘭)
孔明さん。お久しぶりです。自身のブログ投稿の余裕はなくとも、孔明さんのブログは拝見していますよ。
当方、顎を骨折し入院となり、皮肉にも病院のベッドの上で自分の時間ができたという(笑)。
荒野、一言で言えば力不足です。継続的に選ばれ、運動量やユーティリティ性も高い。それが特徴であり持ち味。
でも、武器では無いんですよね。
荒野は、今持っているベースを最低限にミドルシュートの力強さ(都倉)や精度(シンジ)を身に付けなければだめでしょう。
逆にそれを身に付ければ、得点という結果、しいては代表復帰に間違いなく繋がると思っています。
今で良かったですよ、自分を見直すチャンスです。
posted by KOUJl| 2015-12-30 21:51
Re:私的コンサドーレ史9(鈴なりの室蘭)
KOUJlさん。
返信ありがとうございます。
まさか入院されていたとは。たいへんでしたね。
荒野には早く契約更新してほしいですね。
もう一度コンサで腕を磨いて本選に選ばれるようになってほしいと思います。
荒野がチームをリードしてJ1に導いてほしいと思います。それだけの能力を持った選手だと思います。
posted by 孔明| 2015-12-30 23:40