2014年12月28日
私的コンサドーレ史8(みんなで行こうJリーグ)
1997年10月22日厚別のナイター。これも忘れることができない試合だ。 初めてのJリーグ昇格を決めた試合。 今でも思い出すのは当日、厚別へ行くバスでのスポーツ新聞。一面は安室奈美恵の結婚をすっぱ抜いた記事だった。センセーショナルな話題が日本中を賑わしていた日だ。 その日は寒かった。10月のナイターだから当然なのだが、しかし、寒さよりも大観衆が押し寄せる熱気が厚別を覆っていた。 昇格が決まるかもしれない試合。なにもかも初めての経験。試合がはじまるまで、祭りを迎えじっと固唾を飲んでいる雰囲気があった。 相手は大分。大分には木島、川合、加藤、後藤静臣と前年、コンサにいたメンバーが揃って出場していた。最後にピッチにいたのはこの全員というのもなにか因縁めいていた。 試合は決めなければいけない試合と言うことで動きがぎこちなく、なかなか決定的なシュートが打てなかった。前半を終わって0-0。重苦しい感じだったがやはりバルデスがそんな雰囲気をぬぐってくれた。後半豪快なキックで均衡を破り、追加点もバルデス。その後1点を返されたが2-1で勝利した。もう厚別はお祭り状態。 たくさんのサポーターの歓声が鳴り響いた。これで初めてのJリーグ昇格。 このときのことを思い出すたびHTBアナウンサーの佐藤さんの言葉を思い出すのだが翌日のTVで「みんなで行こう!Jリーグ」という言葉はとてもインパクトがあり、印象に残っている。本当に一つの目標をクリアした感じ。 とにかく北海道中がJリーグという熱にうなされていた感じだった。 そして初めてのJリーグ。鈴なりの室蘭での平塚戦を迎える。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |11:31 | コンサドーレ の思い出 | コメント(0) | トラックバック(0)
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