スポンサーリンク

2012年07月17日

社長メッセージの責任と今後の戦略について

6月15日に社長からサポーター宛に送られたメッセージ

 「リーグ戦中断期間のここまで、「シュートを打つ攻撃」と「ボールを奪う守備」というチーム戦術の一層の向上を目指しながら、これまでのリーグ戦13試合、ナビスコカップ6試合で確認できた「チーム」「グループ」「個人」それぞれで通用するプレーの質の向上のためのトレーニング、また反省点、修正点を明確にしたうえでそれらを補うトレーニングを実施してきました。
 これからの具体的なチームの目標として、16日の試合から選手登録ウインドーが開始される7月20日までの5試合を終えるまでに(18節終了時)、J1残留ラインである15位のチームとの勝ち点差を「7」に縮めることを掲げ、すべてのチームスタッフ、選手で共有します。」は結局達成できなかった。
  自分たちでノルマをかけてトレーニングをしてきた結果がこれ。

  6月16日から続いた試合はもののみごとに5戦全敗。15位チームとの勝ち点の差は当時の11から逆に15へと広がった。(あれだけ負け続けて4しか差が開かないと言うのもラッキーと言ってよいのだろうか。)

  もちろんこの目標設定は相手がある勝負ごとなのでこういう可能性はあった。
 逆に順位が近いチームとの対戦が多かったので目標を達成する可能性も十分にあった。

 しかし、目標を達成できなかったのは明確な事実。

 問題はこのメッセージのノルマ未達成に関してどう責任をとるのかということと今後はどうするのかということ。

 平たく言えばどう落とし前をつけるかということと今後新規目標をどうするかということ。

 要するに社長メッセージで達成できなかったノルマ。責任をとって社長に辞めろとまでは言わないが、まずはサポーターに対して社長は目標未達成に対する謝罪をすべき。

 その上で次の目標をたてなくてはいけないだろう。 

 まずは目標達成できなかったことを謝罪して今後どのように戦うかを明らかにしなくてはいけないだろう。

  結果が出なければ行ってきたトレーニングも間違いとは短絡的に言えないが、その行ってきたトレーニングの検証も必要だろう。これはサポーターに開示する必要は必ずしもないが、どんな点で間違っていたのかどうすれば結果も伴うことができるのか独自で検証しなくてはいけない。

 こういうことを書くとすぐ監督を辞めさせろとかというコメントが入ってくるが、盲目的にただ監督を辞めさせろという問題でもない。HFC自身が監督の問題を含めて総合的な今後の戦略を考えなくてはいけない。

 おそらく、次のメッセージは新外国人選手がそろったら新外国人選手を中心にいついつまでに15位との差をいくつ詰めるという話になるのだろう。ただ、それは言い放しではなくしっかりと責任が伴わなければいけないものということを再度認識してほしい。

 最後に行き着くところは残留するという目標だろう。ただ、この流れでは残留ができなかったらどう責任をとるのかという責任問題に行き着くことにもなっていまう重要な目標設定になるはず。

 初めにこれを設定するからには腹を据えて行ったはずだと思うが、ただの言いっぱなしではいけないものだろう。社長の次のメッセージを注視したい。

posted by 孔明 |19:58 | 戦略 | コメント(7) | トラックバック(1)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/asa3804/tb_ping/1416
この記事に対するトラックバック一覧
プラダ バッグ 【プラダ バッグ】

社長メッセージの責任と今後の戦略について - 勝手に叱咤コンサ | コンサドーレ札幌オフィシャルブログ

続きを読む
この記事に対するコメント一覧
Re:社長メッセージの責任と今後の戦略について

こんなメッセージを出しておきながら、チームは7日間のうちに4日もオフですよ(笑)。いかにいい加減なメッセージだったかがわかります。テキトーな文章を出しておけばサポーターが黙るとでも思ったのでしょうかね?なめられたもんです。

posted by Y山| 2012-07-17 21:30

Re:社長メッセージの責任と今後の戦略について

クラブの内外に向かって、明確な数字をあげて目標を発表したわけですから、それが達成できなかったことについて、何らかのアナウンスは必要でしょうね。
孔明さんが言うように、次は何を目指すのかという方針も共に必要ですね。

しかし、上のかたのように、それとオフを取っていることを結び付けて批判するのは、ちょっと短絡的かなと私は思います。

プロレベルなら、長い時間、休みなく練習すれば上手くなるというものじゃないですから。
要は、質。

今やってるトレーニングが質的にどうかというのは、また別の話になるのでしませんが。
オフを取ったから、やる気がないと一刀両断してしまうのはどうなんでしょうかね?

今週試合があるのに、3日もオフを取ったというなら、私もやる気を疑いますが。

posted by sss4710| 2012-07-18 00:14

Re:社長メッセージの責任と今後の戦略について

◎Y山さん。コメントありがとうございます。

 今週末は試合がないので休めるうちに休んで置こうという意図だと思います。休むのも仕事のうちなのでやむを得ないかと思います。

◎sss4710さん。コメントありがとうございます。

 一度目標を掲げて達成できなかったのでその謝罪と新たな目標設定は必要だと思います。社長はメッセージを発したことを失敗したかと思っているかもしれませんが、一度発表した以上その言葉に責任を持たなければいけない上にしっかりとした今後の対応をしなければいけないと思います。
 それにしても少しは勝ち点を積み重ねることができれば違ったことも言いたかったのですが、こう言わざるを得ないですよね。

posted by 孔明| 2012-07-18 00:39

Re:社長メッセージの責任と今後の戦略について

孔明さん

こんにちは。
私も同じような内容でブログ書いていたのですが、サッカーに限らず目標が未達成だった場合は、再設定が必要な訳で、それをサポーター以前にチーム内でちゃんとできているのか不安です。今のコンサは投げやりな雰囲気も感じてしまうので、外にコミットメントして士気を上げるのも一つのやり方だと考えます。

posted by ほまれ | 2012-07-18 11:13

Re:社長メッセージの責任と今後の戦略について

あなたが監督をやったら?
優等生のコメントだねからさ…

posted by けけけ| 2012-07-18 20:29

Re:社長メッセージの責任と今後の戦略について

まったくその通りです。

まずはサポーターに対して、前回のコメントの総括と謝罪をする事。

次の目標設定は多分後半戦ひとまとめで「残留に向け」となるでしょうが、
達成出来なかった時にはどう責任をとるのか明確に織り込むのが当然と思います。

posted by こげ茶 | 2012-07-18 22:08

Re:社長メッセージの責任と今後の戦略について

◎ほまれさん。
 ほまれさんのブログも拝見しました。
 目標の再設定が必要になりますね。
 そのためには当然責任が生じてくるわけで、その責任は回避できないと思います。
 一連の社長のノルマを最後まで達成できない場合にはどうするかその責任はぜひ次のメッセージに書き加えてほしいと思いますし、書き込まなければいけないと思っています。

◎こげ茶さん。
 目標を切り刻んで発表するのかこげ茶さんの言われるようにまとめて「残留に向け」という形になるのかわかりませんがいずれにしても最後は残留を目標にするでしょうから達成できなかった場合にはそれなりの責任はとらなくてはいけないですよね。その責任の内容も盛り込むことが当然と私も思います。

posted by 孔明| 2012-07-19 00:52

コメントする