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2012年02月11日

2012年に選手達に期待すること(MF編2、FW編)

 2012年に選手達に期待すること注目することについて書いていきたいと思う。

今回はMF編2(トップ下)、FW編

   まずはトップ下。システムを4-2-3-1として考える。
トップ下は内村、岡本、宮澤、高柳、山本、前田あたりだろうか。このポジションは監督曰く「縦のツートップ」と言われる一角なので得点が期待される。

   内村は個人的には古田と同じく今年注目の選手。J1でゴールを量産できるだろうし、しなくてはいけない。おそらく、彼が万全の調子だと軽く昨年のゴール数を超えるだろう。
 J1であのスピードは秀逸。裏を抜ける動きを絶えず意識して、ゴールをあげてもらいたいと思う。特にカウンターにはしっかりはまる選手。スピードのあるプレーで相手DFを置き去りにして欲しい。

   岡本はボロボロな膝の状態を考えるとおそらく、今年もジョーカー的な使い方をされるだろう。キープ力やタメを作れる選手だけに重宝する。そしてゴールを期待させてくれる動きを常にしてくれるので、応援に力が入る。 できれば先発で長い時間見たいが、膝との相談になるのだろう。「新しい膝がほしい。」は切実な思いだろう。
 
  宮澤はボランチよりもトップ下で使いたいという話はあったが、どうするのだろうか。せっかくある才能もまだまだ伸ばせていない印象だ。新加入の選手が増えて競争が激しくなり、宮澤といえどもレギュラーの座は約束されていない。そのなかでしっかり競争をしてレギュラーの座は奪い取らないといけないだろう。トップ下であれば当然、得点を求められる。彼には思い切りのよいプレーをしてほしいところだ。ボランチでは守備の方に頭が行っていってしまい、思い切りのよいプレーがなかなか出来ていないようだ。彼は確かに攻撃で才能を発揮する。攻撃で真価を発揮して欲しいものだ。

 トップは前田、大島、キリノ、上原、純貴、三上、榊、中山で争う見通しでトップ下やサイドハーフの選手もこのポジションを張る可能性はある。

 大島はなにせポストプレーがうまい。そしてボールの取り扱いがうまくてタメが作れる選手。チームに是非とも必要な駒の一人。運動量は少ないが、1対1にも強く、ボールをキープできる力は大だ。彼のキープから2列目、3列目がどんどん飛び出す展開にもっていきたい。 セットプレーにも期待。ヘッドが強いのでタ-ゲットになり得る選手だ。

  キリノは2シーズンぶりに復帰。フィジカルでも相当よい数値を出しているらしく、好調をキープしているらしい。彼の特徴はなんといってもスピード。相手をぶっちぎれるスピードを持っている。DFの裏にスペースがあればかなり活躍してくれるだろう。カウンターを発動するためには必要な選手だけに、前掛かりなってくる相手にはかなり有効だと思う。得点は2ケタを期待したい。

 上原は昨年は身体能力の高さを嫌と言うほど見せつけてくれた。J1でも彼の身体暴力の高さは魅力。今年も打点の高さをスピードに乗るプレーを見せて欲しい。試合途中から出てくる展開が多くなると思うが、しっかり控え選手もまとめて、モチベーションを高めて出場して欲しい。監督が彼を切り札として考えるように大事なところで結果を出して欲しい選手だ。

 純貴は昨年4ゴールと初ゴールは記録したがまだまだ物足りない内容だった。ブレークしかけたがそこから尻つぼみになった。今年は正念場。昨年よりよい結果を出さなければいけないだろう。まずは試合に出ることだが、ポストプレーや得意の決定力やしぶとさに磨きをかけてワントップ候補に打って出て欲しいところだ。J1ではすべてが勉強になるが、もはや勉強とも言っていられない立場。  欲しいのは結果だけだ。

 三上は昨年の序盤は先発に起用されて結果を出すなど良い内容だったがそこからベンチにも入れない試合が続いた。
 FWの層は厚いがそこに割って入っていかなければいけないだろう。彼の特徴である落ち着いたボール捌き、タメがつくれるプレーはどんどん伸ばしてJ1の相手でもしっかりやれるようにしてほしい。昨年の終盤は練習でかなりよい動きをしていた。それをもっと伸ばしてレギュラー争いをしてほしい。 

 が昨年の天皇杯で見せたスピードと決定力は見事だった。プロ相手にゴールを決めたシーンは爽快だった。その感覚を忘れずに得意のスピードを生かしてまずはベンチ入りをめざしてほしい。フィジカルが心配だが、キャンプでしっかり体を作って、当たり負けのしないように調整して欲しい。試合に出たなら得点をとって一気にブレイクすることも考えられる選手だ。

 中山は怪我を治すこと。まずはここからだろう。完全に直すことはできないかもしれないが、しっかり直してサッカーができる体にしてほしい。
 サッカーができる体になれば彼はやれるはず。DFを外す動きやポジショニングの妙はさすがのもの。ボールを点で合わせる動きも持っているのでまだまだできるはず。彼はチームの精神的支柱となっており、そういった面では十分な働きをしているが、そろそろサポーターも彼のプレーを見たいだろう。

posted by 孔明 |19:38 | 選手のこと | コメント(5) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:2012年に選手達に期待すること(MF編2、FW編)

今晩は。このシリーズはずっと拝見しています。

>彼は確かに攻撃で才能を発揮する。攻撃で真価を発揮して欲しいものだ。

にもかかわらずの初コメントはこちらに思うことがあったから(と言うほど大層なものでもありませんが…)。

後半には同感です。ただ、本来の彼の魅力や本人の希望(?)はともかく、チームとしては彼には攻撃の一枚後ろにいてもらわなければと思います。今季も間違いなく守備からのサッカーになるでしょうし、河合と宮澤、二人が守備でフル稼働して、初めて勝機が生まれる試合が続くでしょう。そんな中、守備から攻撃へ繋げる宮澤の視野とセンスは、数少ないチャンスを活かすために不可欠。キリノや内村のスピードを活かすためには特に。と言うか、今季ウチの得点の形で一番期待できるのは間違いなくそこでしょうし。

ちなみに前回取り上げられていた前田は、個人的には今期はまだ難しいような気がします。近藤が1年目に今一つ活躍できなかったのと同じ理由で。

もちろんこんな予想は裏切ってくれて構わないのですが(笑)。

posted by MasaMaru| 2012-02-11 21:59

Re:2012年に選手達に期待すること(MF編2、FW編)

私も楽しく拝見し、週刊誌の解説と合わせ読み、各選手の注目点を勉強させています。
開幕が待ち遠しいです。

posted by きしも| 2012-02-11 22:25

Re:2012年に選手達に期待すること(MF編2、FW編)

◎MasaMaruさん。
 宮澤はボランチだと守備の部分に頭に行き過ぎて攻撃がおろそかになるような気がしてならないんですよね。

 人よりテクニックがある分ボランチでも上手にやっていますが私はトップか今のコンサシステムではトップ下が彼を伸ばすポジションだと思っています。ボランチは山本や高柳が入ったので今年はボランチより前で使ってほしいというのが私の考えです。

 グアムでは宮澤は別メが多かったようなので、今年はやはりボランチでいくのかそれとも前目のポジションか情報が入ってこないのですが、ようやく復帰したようなのでそこらへんが明らかになってくるでしょうね。

 前田は個人的には昨年から注目していまして、センスには常々感心していました。コンサに移籍してくれて喜んだんですが、周りとどのようにして連携するのかがポイントでしょうね。トップ下に内村がいればタメを作れる前田とそこからボールを運ぶ内村というように楽しみなコンビになりそうです。私は前田は活躍すると思いますし、活躍してくれないと残留はないと思っています。

◎きしもさん。
 開幕1ヶ月を切りましたね。またワクワクの日が来るかと思うと楽しみです。毎試合最終戦のようなドームの雰囲気に近づけると選手の後押しもできてより勝利に近づけると思います。
 あと1ヶ月いろんなことを考えながら開幕を待つのも楽しいですね。
 

posted by 孔明| 2012-02-11 23:50

Re:2012年に選手達に期待すること(MF編2、FW編)

キリノは1トップで生きるでしょうか。監督が1トップに拘るなら出番は少ない気もします。シャドーストライカーならどうでしょう?1トップよりは良いんじゃないかなと(根拠ないですけど<笑)。

posted by 蹴球素人| 2012-02-12 17:30

Re:2012年に選手達に期待すること(MF編2、FW編)

蹴球素人さん。

 キリノのワントップはないでしょうね。大島か前田のワントップでタメを作ってトップ下に配置してシャドーで走らすと言うのが一番良いような気がします。
 キリノはタメが作れる選手とコンビを組ませると結構活躍するような気がします。

posted by 孔明| 2012-02-12 23:56

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