2011年05月28日
岡山戦展望(ここで勝たなければ何も始まらない。)
明日の厚別開幕戦の岡山戦 岡山は開幕戦3バックのフォーメーションに慣れていなかったため0-5と大敗したがその後の試合を2勝2分け2敗とまずまずのペースで戦っている。 前節はホームで横浜FCと対戦 この試合はストヤノフが欠場だったため、どんな戦い方でくるか注目だった。前半の序盤は相手のペース。サイドのスペースを狙われて危ない場面も何度かあった。その後は持ち直し守ってからの速攻を仕掛ける展開。 左サイドからクロスを入れてチアゴがバーをたたく惜しいシーンもあったが、得点できず前半終了 後半は一転して攻勢に出て、プレスをかけてボールを奪い速攻、チアゴがためて2シャドーが飛び出すと言うことを繰り返しチャンスを得る。そして途中交代の石原の飛び出しからボールをキープしクロスを上げて最後はチアゴのゴール。1点を先制する。 その後は相手の攻勢を抑えてホーム初勝利を記録した。 岡山のフォーメーションは3-6-1。ワントップ2シャドー、2ボランチ このシステムも段々、試合をこなして慣れてきたようだ。 そのサッカーはまさに堅守速攻。前線のチアゴに当てて2シャドーのスピードを生かした飛び出しで攻撃するパターンを多く用いる。また、最近はパスを細かく多用するプレーも心がけている。 岡山の中心はなんといっても攻撃ではチアゴ、守備ではストヤノフだろう。 チアゴはワントップでタメができ、足下のテクニックも十分にある。そしてDFの裏に抜ける動きも頻繁にしてくる非常にやっかいな選手。 横浜FCはボランチのファビーニョをマンマークでつけていたが、彼を自由にしないためには何らかの措置が必要だ。ボランチとセンターバックで前後で厳しくプレスするなどの作戦が必要となるだろう。 そして2列目からの突破が得意。2シャドーの妹尾と臼井は簡単に裏をとってくるので、十分に気をつけなければいけないだろう。 臼井はロングスローもできるだけに、しっかりマークをつけたいところだ。 また、ボランチのキムにも注目。粘り強いプレーができ、彼から前線にスルーパス、DF裏を狙うパスが出てくる。彼のところにもしっかりプレッシャーをかけなければいけないだろう。また、途中出場してくるルーキーの石原もスピードがあり、突破力がある。 DFは3枚。ストヤノフが真ん中に入って絶妙なバランスをとる。また彼のところからビルドアップを図ってくる。後藤が出場停止で近藤、ストヤノフ、竹田で組んでくる。ストヤノフのラインコントロールがいいだけに、しっかりラインを見て対応してほしい。 セットプレーはストヤノフが蹴る。精度の高いキックを蹴るので注意が必要。上背のある選手が多く、また、チアゴに当ててくる確率が高いので、マークを厳重にしなくてはいけない。 こちらは相手が3バックなだけにウイングバックの裏を狙うのが常道だろう。そのためには素早く攻めることが必須となる。遅攻では相手のラインが5枚そろってしまうので スペースがまったくなくなり、崩すのは難しくなる。 3バックとウイングのスペースに選手が割り込み、分断することが肝要 そうすれば相手の守る人数が少なくなるだけに得点のチャンスが増す。 また、相手DFラインの裏をめがけて飛び出し、そこにボールを出すことも必要。こうしてDFラインを下げさせさらに左右に揺さぶればスペースが空いてくだろう。 とにかくまず相手は堅守速攻をしかけてくる。ちんたらパスを回していたら、奪取されすぐさま速攻でDFラインの裏を取られるはめになる。 まずは、激しいプレスで相手からボールを奪いサイドに人数をかけることだ。そして相手のDFラインと2列目、3列目を分断して素早く攻めること。 また、相手のセットプレーからが逆にチャンス。ストヤノフがキッカーだが、かなり足が遅いだけにそこから逆にボールを奪ったら相手が戻るまでに速攻をかけ、得点したい。 DFはチアゴのケアと2列目からの飛び出しのケアだ。そのパスの出どころにもプレスをかけなければいけない。 岡山の戦い方はコンサの苦手とするもの。苦戦するような気がする。特にゆったりパスを回すチームにはかなり効いてくる戦法だ。 勝つためにはとにかくアグレッシブに無駄走りもいとわず行うことだ。また、攻撃はシュートで終わること。ボールを取られたら戻りは早くしなければいけない。 厚別開幕戦。波に乗れないチーム状況だけにここで勝たなければ何も始まらない。 勝手に叱咤コンサ外伝
posted by 孔明 |19:43 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)
スポンサーリンク
スポンサーリンク