コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年12月29日

大晦日:注目のカード

歳をとればとるほど月日の流れが速く感じ
気がつけば今年も残りは2日と半日。

明後日は大晦日。
  【昔の大晦日といえば】
     レコード大賞 ⇒ 紅白歌合戦 ⇒ ゆく年くる年。
  【近年の大晦日といえば】
     ボクシング世界戦 ⇒ ぐるナイおもしろ荘
       ※ "笑ってはいけない" は録画して正月明けに観ています。


新型コロナの影響もあり今回の大晦日ボクシング世界戦は1試合のみ。
しかしその試合は非常に注目のカードです。

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
  王者 井岡 一翔 (Ambition) vs 挑戦者 田中 恒成 (畑中)

井岡一翔 の叔父は元2階級世界王者の井岡弘樹。
一翔は当時の日本最速であるデビュー7戦目で世界王者に。
WBC/WBA統一ミニマム級王座を2012年に返上。
1階級上げて、WBAライトフライ級王座も獲得。
3度防衛の後、2014年に王座を返上。
更に1階級上げて挑戦したIBFフライ級は判定負けしたものの
1年後にWBAフライ級王座を獲得。
しかしそのタイトルも2017年に返上し更に上の階級に挑戦。
1度は王座決定戦に敗れるも半年後に再度チャレンジし
WBOスーパーフライ級王座を獲得し、これで4階級制覇。
その2度目の防衛戦に選んだ相手が田中恒成です。
  ※ 4階級制覇は日本人最多。3階級制覇は田中を含め5人。

田中恒成 は僅かデビュー5戦目でWBOミニマム級王座を獲得し
井岡一翔や井上尚弥の最速記録を更新しました。
2016年に王座を返上し、8ヶ月後にWBO世界ライトフライ級王座を獲得。
その王座も2度の防衛後2017年に返上すると
翌年にWBO世界フライ級王座を獲得。
これは世界最速となるデビュー12戦目での3階級制覇となりました。
しかしその王座も今年1月に返上。
そしていよいよ4階級制覇を狙い井岡一翔に挑戦します。

 井岡 一翔 ⇒ 27戦25勝 (14KO) 2敗
 田中 恒成 ⇒ 15戦15勝 (9KO)
 
若い田中の挑戦を受ける井岡は
「本質的に僕は持っているものが違う。レベル・格の違いを見せる」
と、自信満々の様子。
しかし海外のブックメーカー達は
軒並み 「田中恒成有利」 のオッズをつけているそうです。

過去の日本人対決は1994年の薬師寺保栄-辰吉丈一郎が有名ですが
今回の井岡一翔-田中恒成はそれを遥かに超える好カード。
ちなみに複数階級で世界王座獲得の日本人対決は史上初です。

【私の予想】
約45年ほど興味を持ってボクシングを見続けてきた私としては
この試合は微妙な判定にもつれ込むような気がします。

試合の模様はTBS系 (北海道はHBC) で
大晦日18:00から全国生中継。

posted by hiroki |14:00 | プロボクシング |