コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年03月29日

昭和62年 高校サッカー回顧

昭和62年全国高校サッカー選手権における室蘭大谷の快進撃!!
この年の室蘭大谷は、現在コンサのアシスタントコーチ財前恵一さんと
横浜マリノス全盛期に活躍した野田 知さん(神戸U13監督)が中心選手でした。
さて、まずは1回戦から行きましょう。

【室蘭大谷 0(PK5-4)0 広島工】

優勝候補とまではいかないものの、実力校同士の好カードは
前後半80分で決着がつかずPK戦へ。

1人目はキャプテン対決となりましたが双方とも冷静に決めました。
広島工2人目棚田のシュートは室大谷GK星野が見事にセーブ!
室大谷3人目野田知は長めの助走から右隅へ強烈なシュート。
先行の広島工4人目が蹴る頃、GK星野の母がどこかへ行ってしまったとレポートあり。
きっと見ていられなかったのでしょうね。
室大谷4人目の大坂は中央へシュート。GKに止められたかに見えたけど何とかゴール。
はずしたら終わりとなる広島工5人目のシュートは
室大谷GK星野の指先をかすめながらもゴールネットへ。
そしていよいよ室大谷の5人目は財前恵一。
  解説 「こうなると今度は財前君に厳しいプレッシャーがかかりますね~。」
しかし当の財前本人は、GKが左へ飛んだのを見て余裕で中央へフワリと蹴りこむ。
相手GKはかなり強烈なシュートが来ると思い、ヤマをかけて飛んだのでしょうね。
20060329-00.JPG
決まった直後、右手を上げて駆け出した財前は
頭の上で指をクルクル回しながら応戦席の前を凱旋。イレブンも笑顔で駆け寄る。
高橋監督(故人)の、「アイツめ~、ナメた真似しやがって!」と
言っているかのような笑顔がとても印象的でした。

1回戦の室蘭大谷は、守りは安定していたけど
攻撃に関しては、広島工の固い守備に持ち味を消されていたようです。

ちなみに広島工でPKをはずしてしまった『棚田』とは
1998年シーズン途中から1999年までコンサで活躍した、あの『棚田 伸』です。


posted by hiroki-t |06:03 | サッカー(コンサ以外) |