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2024年05月16日

次の試合のことを考えず遮二無二勝ちに行った昨日の試合が岐路になれば

 選手が自ら考えたのかわからないが、前半の序盤は駒井が前線に残ってサイドではボールを持てていたが、前線でボールを失うことが多かった。

 しかし、ベンチの指示か選手の考えかわからないが、駒井が極端に言えば、前線に残ってボールを収めるようなワントップの一つの仕事を諦め、前線の3人がポジィションチェンジしながらできたスペースに入って行くスタイルに代えて前線が活性化した。

 そこでの雄也のゴール。大八の跳ね返しから駒井がヘッド、チェックは拾いチェックの雄也へのパスがよかったのだが、駒井がセカンドボールを拾うためもあるかもしれないが、下がって前線のスペースを空けたことも大きかったと思う。
 また、近藤がかなり良くなってきた。サイドで縦にいくだけでなく、斜めに突破するシーンもあった。途中交代が多いが、彼の疲労感とスタミナや次節が中3日ということもあっただろう。
 
 勝ったが、自陣ペナのなかでの馬場ちゃんのハンドのように見えたシーンを主審がVARチェックでノーハンドと判定してくれたことも大きかった。そして終盤も桐耶が自陣のペナで相手を倒した様に見えた。
そこでハンドをとられ、PKを決められたらそのままずるずると行っただろう。

 これは非常に運がよかった。

 そして全員が運動量を多くして走り回ったことが大きかった。

 さらには中盤で宮澤が君臨して相手の縦パスをカットしたり、相手のカウンターを防いでくれたことが、かなり効いた。

 また、相手のワントップの外国人に大八が簡単にボール収めさせず、得意のフリックさえ簡単にはさせえちなかった。この外国人を完璧に抑えたのが効いた。
 しかし、当然ミシャも選手たちもサポーターも思った事だろうが、追加点がとれなかった、あれだけの決定機がありながら。

 これの大部分が味方のオフザボールの動きがうまく連動していないからとも言えるだろう。

 強烈な点取り屋がいないチームはいかに相手の守備人数が少なくするための努力をしなければいけないか、または多くの選択肢ができるシーンに持っていくか、まず根本的な事として先ずはシュートを打つ。これをやらないとダメだろう。

 ミシャの練習の基本はとにかく連動したパスの練習。ゆえに決定機にもっと決定的なシーンをもっと作ろうとするのも無理はない。

  それにならされてしまっているのだ。ゆえに選手自らがあえて意識を変えて
素早くゴール前に入ってとにかくシュートを打たなければいけないだろう。

 鈴井さんが何度も何度も言っていたが、パス回しに執着せず先ずはシュートだろう。 

 守備は最後は4-1-4-1にしたらしい。とにかくミシャも1点を守り切るという判断を選手たちに示した。

 ミシャの頑固さと層の薄さがこのままだと今後の道のりも厳しいとしか言えないが、昨日だけのことを言えば次の試合のことなど考えず、遮二無二勝ちに行ったこの試合が今後の岐路になれば良いと思う。


  勝手に叱咤コンサ外伝
                                       
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posted by 孔明 |14:57 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)