2006年07月08日
プリンスリーグ第7節
帯広開催の2日目の7月2日(日)は、登別大谷との対戦でした。 別谷には、昨日大活躍した福岡くんの他にも、コンサU-15出身の選手が数名います。福岡くんには、今日はあまり活躍しないように・・という光線を送っておきました。 今日も昨日と似たような薄曇りですが、風が涼しいです。この時期に南東から涼しい風が吹くということはオホーツク海高気圧の仕業で、日中の気温も昨日より3℃ほど低くなりました。 選手達に昨日の猛暑の疲労や引分けのショックが残っていないか気になるところですが、意外と元気にジャレ合っています。 コンサ(赤黒) vs 登別大谷(青赤)(2006.7.2:帯広の森) どう見ても不思議な組合せです。コンサは1stユニの赤黒、別谷は2ndユニの青赤です。どっちかを白系にした方が見分け易いだろうに、審判がこれを認めた理由は何だろうか?・・サポ間で「パンツが同じ黒にならないように」とか「ゆうべ洗濯するのを忘れた」とかいう珍説を論じたりして楽しんでました。 前半のスタメンは、GK:塚本、DF:安藤・熊澤・廣中・久松、MF:鶴野・長沼・松本(壮)・岡、FW:横野・門間 でした。カード累積による出場停止が2名いるので、こうするのが自然でしょう。 非常に見分け難いと思うのだが・・ この日は前・後半に1回ずつ、律義にちょうど半分の時刻に給水タイムを取ってました。今日は涼しくて、ジャンパーを羽織りたくなるほどなので、こんな日に給水するのならば、なんで昨日は給水しなかったんだ?という不満が湧いてきます。走ってる選手達にとっては同じように暑いんでしょうけど。 前半のロスタイムに、PA内で横野が倒されてPKを得ました。これを(クラセンの決勝でPKを失敗した)岡が思い切り蹴り、先制して前半が終わりました。(1-0) 前半ロスタイムの岡のPKはGKの逆へ 後半開始時にメンバー交代はありませんでした。 10分頃、左サイドでのパス交換のチャンスから横野がシュートし、こぼれ球を門間が押し込んで追加点になりました。(1-0) 岡のミドルシュートはクロスバーに当たる 17分頃、岡に代わって大西が入り、門間が下がりました。 給水した後にまったりしたのか、GK塚本が前に出ているのを見てロングシュートを打たれ、頭上を越えてゴールに入りました。(1-1) この失点は想定の範囲内ですから(笑)、あまり気にしません。 27分頃、右からのクロスにファーの大西がボレーで合わせ、きれいに決まりました。(2-1) 続く30分頃、また右からのクロスボールを横野が左足のアウトサイドに当てて流し入れ(3-1)、ここで門間に代えて能登を入れました。 大西のボレー・・GKはどこ? 32分頃に、ゴール前の混戦から失点しましたが(3-2)、これは福岡くんへのお土産ということで許すとして、ここで松本に代えて佐藤を入れました。 ロスタイムには、鶴野が右サイドをドリブルで上がり、角度が狭い所から不意に打ったシュートが反対側のゴールに入りました。(4-2) 見てる方も虚を衝かれた感じで、見入ってしまいました。 トータルのスコアは(5-2)と、ちょっと大味な試合になってしまいましたが、次節以降への望みをつなぐことはできました。 取りあえず一安心
他の対戦では、室蘭大谷が(4-0)で帯広北に勝ったので、帯北は地元で連敗してしまいました。連日、朝から応援団や市民が多数集まってたのに、ホームゲームで負け・・うちのトップチームのようだ。 光星 vs 旭実の試合では、前半に光星が先制しました。試合はそのまま進み、光星が大金星を上げるのかと期待しましたが、旭実の方が一枚上手でした。旭実の戦略については別の回に。 第7節を終わって、コンサは3位にいます。1位:第一(勝ち点18)、2位:旭実(15)、3位:コンサ(13)、4位:蘭谷(13)、5位:山の手(13)・・となっており、残り2試合を全勝して上位チームがコケるのを待つ、という寂しい状況です。 第一と旭実との直接対決が残っているので、勝ち点の潰し合いは起こりますが、それでもどっちに転がるかによっては順位が上がらないことも有り得ます。 旭実は5勝2敗なのに、得失点差は+2しかありません。コンサは4勝2敗1分で得失点差が+13もあり、無駄な得点を重ねていると言うか、僅差で負けているという状況です。「強きを助け、弱きを挫く」とも・・
帯広からの帰り道、日高町の道の駅に寄ってスタンプを押すと、落し物として届けられたのか、コンサのタオルマフラーがカウンターに乗ってました。縁起でもない。 次節以降は、 第8節:7月22日(土)12:15~ vs 室蘭大谷 第9節:7月23日(日)13:15~ vs 帯広北高 会場は、いずれも浜厚真野原公園です。 次回の「プリンスリーグ雑感」へ続く・・かも
posted by 雁来 萌 |07:50 | 闘う若梟 | コメント(0) |
2006年07月06日
プリンスリーグ第6節
7月1日(土)に、プリンスリーグ第6節の試合が帯広の森・球技場で行われ、コンサは北海高校と対戦しました。 北海高校には、コンサU-15出身の選手が数人います。 コンサ(赤黒) vs 北海高校(黄)(2006.7.1:帯広の森) 前半のスタメンは、GK:塚本、DF:熊澤・廣中・福田、MF:鶴野・大野・岡・長沼・久松、FW:横野・門間 でした。 立ち上がりからしばらくは、中盤を経由せずに前線へ放り込む場面が多かったんですが、次第につながるようになってきました。でも、得点にはなりません。 コンタクトが外れてしまい、鏡を持って駆け付けるサポ 前半のロスタイムに右からクロスが入り、このこぼれ球を門間が押し込んで先制しました(1-0)が、門間はユニを脱いで走り回ってしまい、イエローをもらいました。 前半ロスタイムの門間のゴール 後半開始時にメンバー交代はありませんでした。 相変わらず膠着状態が続き、23分頃、岡に代わって大西が入り、門間がトップ下へ下がりました。 天気は薄曇りでしたが日差しは十分に強く、帯広らしく気温も上がりました。 市街地にある帯広測候所での最高気温は27.3℃で、郊外の試合会場に近いアメダス芽室でも最高気温は26.9℃になりました。でも、審判は給水タイムを取らないんです。 攻めても取れず・・ 攻めても取れず・・ 25分頃には廣中の足が攣って戦列を離れ、代わって松本が入りました。 29分頃には横野に代えて玉岡が入りました。 終盤には両チームとも足が動かなくなって、クリアするのがやっとの状態でした。「あともう少し」、「がんばって~」と、観客からの声がだんだん大きくなっていきます。 ロスタイムも残り30秒くらいだろうと思われた頃、相手の右側からのスローインで始まったチャンスで、右寄りからのシュートを防げずに失点してしまいました。(0-1) その直後に試合終了となり、ピッチ上にはバタバタと選手達が倒れています。 上位チームとの差を縮めるためには1試合も落とせない状況の中で、なんとか勝てそうだった試合に引分けてしまい、選手も観客も落胆が大きかったです。 負けた訳じゃないけど、逃がした魚は大きい この日は旭実も帯北も負けてしまったので、コンサの順位は3位に上がりましたが、2位以内に入るには引き続き他力本願の状態です。 2003年と2004年の帯広遠征は真夏で、35℃前後の条件の中で試合が行われたのに比べれば今年は楽かも知れませんが、まだ体が夏に適応していない時期にこの暑さは堪えます。まぁ、雪が残ってた春先にダラスへ行ったのとは比較しようもないんですが。
居残って2試合目の室蘭大谷 vs 駒大苫小牧の試合を見てると、反対側のBコートでの登別大谷 vs 旭川実業の試合で、別谷の福岡くん(コンサU-15出身・3年生)が先制点を上げたのが見えました。 Aコートの試合が終わったのでBコートへ移動して後半から見ましたが、シーソーゲームになって(2-2)の同点のまましばらく膠着していました。終盤は別谷のチャンスが多くなりましたが、互いにかなりバテており、DFがゴール前で棒立ちになってたり、絶好のチャンスに打ったシュートもミートしなかったりします。 コンサとしては、別谷が旭実の勝ち点を削ってくれれば有り難いので、どうしても別谷を応援してしまいます。(旭実には知り合いの選手もいないし) ロスタイムに別谷のチャンスがあり、左寄りに浮いた球を福岡くんがボレーでゴールに刺し、これが決勝点になりました。 次の日の新聞を見たら、3点とも福岡くんの得点でした。これは嬉しいことですが、諸事情により(笑)、次の日の試合にはあまり活躍して欲しくないです。
例年、金曜日の仕事が終わった後に札幌を発って走るので、金曜日の夜と土曜日の夜は「道の駅」の駐車場などで車中泊することになりますが、車中の連泊はさすがに疲れます。 今年こそは土曜日だけでも足を伸ばせる宿に泊まろうと思っていましたが、間際になって多忙になり、宿の手配をできないまま帯広に来てしまいました。 取りあえず、日帰り入浴できる温泉に入り、尋ねてみると空室があったので、そこに泊まることにしました。 最初っから宿泊客になっていたら入浴料を払わずに済んだのですが、ここは駐車料もかからないし部屋も広かったので、疲労回復を差し引けば元は取れます。 次回の「プリンスリーグ第7節」へ続く・・
posted by 雁来 萌 |23:37 | 闘う若梟 | コメント(0) |
2006年07月04日
プリンスリーグ帯広巡業(序)
「プリンスリーグ(U-18)北海道2006」の第6節と第7節の試合は、帯広の森運動公園の球技場で行われました。 トップチームがJFL時代に、帯広の森・陸上競技場で試合を行ったことがありますが、それとは別で、サッカーコート2面を備える球技場が2002年に完成しました。 2003年から始まったプリンスリーグでは、毎年、帯広の森で2日間の試合が行われています。 この帯広の森は帯広市の施設ですが、実は敷地の大部分が帯広市ではなくて隣の芽室町に属しています。敷地内には他に、野球場やテニスコート、プール、アイスアリーナ、体育館、弓道場、研修センター・・など、多くの施設が揃っています。 「日本体育施設」のHPに帯広の森運動公園の航空写真があり、この右端にある濃い緑色の正方形の部分が球技場です。 手前(西)側をAコート、奥(東)側をBコートに区切り、キックオフ時刻を1時間ずらしながら2面で並行して5試合を消化しました。 日勝峠から会場に向かうとすると、38号線を帯広市内に入って直線の道路を進み、西21条の交差点で右折します。ここは「帯広の森」という標識も出てるし、分かりやすい大きな交差点です。ただし、帯広市内の道路も碁盤の目状ですが、帯広の「1条」は札幌の「1条」の4~5倍の距離があり、間隔(感覚)がちょっと違います。 右折した後はただ真っ直ぐ走ればよく、やや上り坂になった道を進んだ先に「帯広の森」の標識があるので、ここで右折すれば敷地内に入ります。球技場は公園内の中央を走る道路の左側にありますが、球技場への曲がり角が分かり難いかも知れません。 駐車場は砂利ながら十分な広さがあり、たとえ満杯になったとしても、隣接する施設毎に駐車場があるので、停める場所に困ったことはありません。 球技場は周囲を土手や防風林で囲まれており、サッカーコートを余裕で2面取れ、それぞれ土手の部分にスタンドがあります。トイレや自販機(軽食含む)も、歩いて行ける距離にあります。 ピッチの芝の状態は天候にもよりますが、すいか隊の目から見ても、ほとんど文句なく良い状態です。試合が終わった後には、会場係の当番校の(サッカー部の)生徒達が、砂が入った缶を持って芝を補修して回ります。 補修用の目砂を積んだ2輪のネコ車(2006.7.2:帯広の森・球技場) 芝の種を混ぜてあるらしい 目砂を入れて運ぶ缶 思い起こせば、2003年の大会では、8月9日に第6節、10日に第7節の試合が行われましたが、台風10号が直撃して、流水で陥没した橋の袂に突っ込んで犠牲者が出たり、土砂崩れで通行止めになったり、登山客が下山できなくなったりと、大変な年でした。 帯広の森の隣には自衛隊の飛行場があって、毎朝、捜索活動のヘリが飛んで行きました。夕方になってから戻って来たのならば、その日は収穫が無かったということだし、途中で戻って来たのならば、犠牲者を収容して帰って来たということで、どっちにしても気分が良いものじゃなかったです。 次回の「プリンスリーグ第6節」へ続く・・