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2006年07月04日

プリンスリーグ帯広巡業(序)

「プリンスリーグ(U-18)北海道2006」の第6節と第7節の試合は、帯広の森運動公園球技場で行われました。

トップチームがJFL時代に、帯広の森・陸上競技場で試合を行ったことがありますが、それとは別で、サッカーコート2面を備える球技場が2002年に完成しました。
2003年から始まったプリンスリーグでは、毎年、帯広の森で2日間の試合が行われています。

この帯広の森は帯広市の施設ですが、実は敷地の大部分が帯広市ではなくて隣の芽室町に属しています。敷地内には他に、野球場やテニスコート、プール、アイスアリーナ、体育館、弓道場、研修センター・・など、多くの施設が揃っています。

「日本体育施設」のHPに帯広の森運動公園の航空写真があり、この右端にある濃い緑色の正方形の部分が球技場です。
手前(西)側をAコート、奥(東)側をBコートに区切り、キックオフ時刻を1時間ずらしながら2面で並行して5試合を消化しました。
 

日勝峠から会場に向かうとすると、38号線を帯広市内に入って直線の道路を進み、西21条の交差点で右折します。ここは「帯広の森」という標識も出てるし、分かりやすい大きな交差点です。ただし、帯広市内の道路も碁盤の目状ですが、帯広の「1条」は札幌の「1条」の4~5倍の距離があり、間隔(感覚)がちょっと違います。

右折した後はただ真っ直ぐ走ればよく、やや上り坂になった道を進んだ先に「帯広の森」の標識があるので、ここで右折すれば敷地内に入ります。球技場は公園内の中央を走る道路の左側にありますが、球技場への曲がり角が分かり難いかも知れません。
駐車場は砂利ながら十分な広さがあり、たとえ満杯になったとしても、隣接する施設毎に駐車場があるので、停める場所に困ったことはありません。
 

球技場は周囲を土手や防風林で囲まれており、サッカーコートを余裕で2面取れ、それぞれ土手の部分にスタンドがあります。トイレや自販機(軽食含む)も、歩いて行ける距離にあります。
ピッチの芝の状態は天候にもよりますが、すいか隊の目から見ても、ほとんど文句なく良い状態です。試合が終わった後には、会場係の当番校の(サッカー部の)生徒達が、砂が入った缶を持って芝を補修して回ります。


補修用の目砂を積んだ2輪のネコ車(2006.7.2:帯広の森・球技場)
芝の種を混ぜてあるらしい
 

目砂を入れて運ぶ缶
 

思い起こせば、2003年の大会では、8月9日に第6節、10日に第7節の試合が行われましたが、台風10号が直撃して、流水で陥没した橋の袂に突っ込んで犠牲者が出たり、土砂崩れで通行止めになったり、登山客が下山できなくなったりと、大変な年でした。
帯広の森の隣には自衛隊の飛行場があって、毎朝、捜索活動のヘリが飛んで行きました。夕方になってから戻って来たのならば、その日は収穫が無かったということだし、途中で戻って来たのならば、犠牲者を収容して帰って来たということで、どっちにしても気分が良いものじゃなかったです。
 

次回の「プリンスリーグ第6節」へ続く・・


posted by 雁来 萌 |22:34 | 闘う若梟 | コメント(0) |