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2006年01月29日

隣の空地に囲いができた

札幌市東区東雁来に建設中の「札幌サッカーアミューズメントパーク」のこけら落としの大会として、「コンサドーレカップ・全道市町村サッカーフェスティバル」が行われたので、施設の視察を兼ねて大会を見学してきました。
アミューズメントパークについては、リンク集の北海道スポーツクラブを参考にして下さい。屋外の人工芝と天然芝のピッチについても、建設工事中の写真などがあるので、随時報告する予定です。

今年で6回目になるこの大会の主催は、(財)北海道サッカー協会、NPO法人・北海道スポーツクラブ、北海道フットサル連盟であり、一般はもちろん、キッズからシニアまでの各年令層や、男女、ファミリー、チャレンジドなどのカテゴリーに分かれていて、市民の誰もが生涯スポーツとしてのサッカー(厳密に言うとフットサル)を楽しめる大会です。

大会は週末を3回使って行われ、1週目の週末が「つどーむ」、2週目が「アミューズメントパーク」、3週目が「札幌ドーム」を会場として行われました。このうち、アミューズメントパークで行われた、1月21日の午前と22日の午後の試合を見学しました。(21日の午後と22日の午前は、ある重要な宗教行事に参加してました・笑)

21日は高校生とシニア、22日はシニアとレディース・ガールズの試合が行われました。高校生の試合は見慣れていますが、シニアやレディース・ガールズの試合はあまり見ていません。元々この大会はプレイヤーが楽しむためのものであり、見物人が楽しむためのものではない・・とは言いながら、見ていても楽しいです。(特にシニアの試合)

高校生


高校生の部の試合風景(2006.1.21)
奥が大会本部室
 
シニア


シニアの部の試合風景(2006.1.22)
 

車で行かないとかなり不便な場所なので、駐車場は混んでいました。夏場は雪が無いので、もう少し広く使えるはずです。
会場の屋内競技場は、床(地面?)にラバーチップとプラスチック繊維の人工芝を敷いてあり、クッションはなかなか良かったです。外観を見た限りでは、天井までの高さが十分なのか、ちょっと心配でしたが、普通にフットサルをしてる分には、ボールが天井にぶつかることはほとんど無さそうです。目測ですが、天井の高さは低い方が8m、高い方が12mくらいでした。

コートの広さ(やはり目測)は20m×30mくらい?で、これが2面並んでいて、本部室を合わせると、建物の大きさは45m×35mという感じです。
コート部分は天井近くまでネットで仕切られていて、鳥カゴとか牢屋の中で試合をしてるようにも見えます。観戦者はそのネットと壁との間の狭い空間に並んで、周囲から試合を観ます。

屋内は暖房が入っていないので、冬場はそれなりに寒いです。プレイヤーはみんな汗だくになるので、発散した水蒸気が壁の内面に結露したり、結霜(=霜が着く)したりしていました。人工芝のコート面も同様に濡れてしまい、滑りやすくなってました。
参考:寒冷地仕様に非ず←知り合いのサポによる、ごもっともな指摘です。

入口や屋内に自販機が何台も設置されていますが、コート内での飲食は禁止されており、真水しか飲めません。屋内にはトイレや本部室があり、暖を取る休憩エリアも用意されていました。今のところ周囲に売店は無いので、食料は車で買いに行くか、持参する必要があります。
別棟のクラブハウスは、選手達のロッカールームなどとして使われていました。シャワー室や、会議などに使える部屋もあるようです。

このクラブの会員になると、これらの施設を割安で利用できたり、ゴールド会員ならばビールを飲みながら試合を観戦できる「ゲストルーム」も利用できる、などの特典もあるようです。「マイグラス」・・って、まさか自分専用のグラスをキープできるってこと?

確か、この施設の愛称を公募するという話をかなり以前に見た記憶があるので探してるんですが、見つかりません。少なくとも「札幌~パーク」という名称は長過ぎて、遅延行為?になります。
 

屋内競技場


屋内競技場の外観(2006.1.21)
 
会場入口


会場入口(2006.1.21)
看板が無かったら誰も入りたがらない?
 
クラブハウス


クラブハウスの正面(2006.1.21)
階段が異様に感じます
 

児玉社長のブログによると「新しい聖地の誕生」だそうです。聖地というのは、たまにしか行かないから有難味があるのであって、日常的に訪れている身には「隣の空地に囲いができた」くらいにしか感じません。しかし、「ユースの練習を見に来てほしい」というお墨付きを頂いたからには、遠慮して見学する理由が無くなりました。(今まで遠慮してたってか?)


posted by 雁来 萌 |11:59 | 周辺環境 | コメント(4) |

2006年01月27日

北湯沢余話

こんなSPレコードを持ってます。
この曲の作曲者は「宮西 豊」さんという、かつてススキノでお店を何軒も経営していた実業家で、知人と共同で丘珠に飛行機を持っていた方です。ススキノで商売をしてた方なら、彼の名前に見覚えがあるはずですが・・。

雨の北湯沢


「雨の北湯沢」:つかさみつこ(キングレコード・1977年)
裏面は「大滝の女(ひと)」  詳しくは→こちら
 

サポーター決起集会については、あちこちに詳しく書かれているので、感想を簡単に書くだけにします。意味不明な部分は、心のふるさとはを参照して下さい。

・ルームサービス : お客様にくつろいで頂くため、お部屋には伺いません。 という説明がありました。

・三大蟹は : 一口も食べませんでした。

・ホロ酔いする程度に飲めれば : 少しだけ度を越しました。

・ゆったりと飲食を : 制限時間が1時間でした。

・ウェイトレスは : 難しい日本語はワカリマセン。

・ビンゴゲームは : 全く当たりませんでした。

・スポンサーからのお土産を : 買わされました。

・温泉には : 疲れるほど浸かれました。

・露天風呂 : 階段を降りる途中で寒くて諦めました。

・足裏マッサージ : 自分でできますから。

・売店に : コンサ 日公グッズが並んでました。
 

総登城の太鼓は鳴ってませんでしたが、翌朝のレストランで「白い恋人達」が流れてました。


posted by 雁来 萌 |00:23 | 雑念 | コメント(0) |

2006年01月24日

板場の修業

日曜日に、久しぶりにユースU-15とU-18の練習を見ました。
前回練習を見た日を調べるてみると、12月18日で・・1ヶ月以上前の話でした。その後、ユースは静岡県で合宿した後に冬休みに入ったので、練習はありませんでした。

今回は「きたえーる」のメインアリーナを半分使っての練習で、17時からU-15、18時半からU-18の練習でした。その前に食堂で腹ごしらえをしてると、地下鉄駅からの連絡通路を歩いてくるU-15の子達が見えたので、皿の上の残りを飲み込んでアリーナに入ったのです。

U-15で困っていることは・・どう見ても双子の兄弟がいて、いまだに顔を見分けられないんです。練習着の背番号とシューズの色で判別していますが、顔では判別できません。二人並べば確かに違いがあるんですが、どこがどう違うのか説明できないくらいなので、片方だけに会ったらどっちなのか分からないでしょう。試合の相手チームを惑わす作戦に使えると思ってます。
新加入の1年生は、2年生と変わらないくらい堂々としてきました。春先に見た時は「うわー、お子ちゃまだ」と思ったんですが、だんだん良い顔付きになってきました。

朝から疲れた一日でした。「サポーター決起集会」が行われた北湯沢から帰って来て、午後は雁来で「コンサドーレカップ」を見て、夜は「きたえーる」ですから。わざと遠回りしてるようなルートですが、時間の順序がそうなので、しょうがないです。そのうち心地よい満腹感に勝てず、眠ってしまいました。

目が覚めて間もなく、U-18の練習が始まりました。
選手21名と、負傷中の別メが1名いました。しまふく寮で毎日のように鍋料理を食べ(させられ)ているRくんは、オペラ歌手になれそうな声量があります。
アミューズメントパークの人工芝を見た後なので、きたえーるの床が硬く、冷たく見えました。怪我するんじゃないかと思うくらい、結構激しく当たってましたが、うまく怪我を避けるのも練習のうちなんでしょう。

パス練習、ミニゲームの後に、だんだん距離が長くなるダッシュ走を繰り返して、練習が終わりました。
その時点で21時近くになり、この後、息子さんを乗せて岩見沢まで帰る親御さんもいます。次の日にはまた学校や仕事もあるし、練習もあります。
 
きたえーるU-18


U-18の練習(きたえーる・メインアリーナ)
 

アリーナの残り半分は、小学生の数チームが使っていました。ここの激熱!オヤジサポの部屋というサポーターズブログを書いている方の息子さんも来ていたようです。
どこの親御さんも大変です・・息子も大変ですが。

きたえーる小学生


小学生チームの練習試合(きたえーる・メインアリーナ)


posted by 雁来 萌 |23:54 | 日々精進 | コメント(0) |

2006年01月18日

ほとぼりの冷めた頃に

1月15日のキックオフイベントにおいて、札幌ポラリスのグッズ販売ブースを出店させていただき、試合日程を告知するチラシを配ることができました。

お世話になったHFC関係者の方々、札幌ドームの方々には、この場を借りてお礼申し上げます。
児玉社長をはじめ、門脇常務、水澤取締役(なぜか、ブログを書いてる方ばかり)などにもブースを訪れていただき、励ましの言葉も頂きました。

コンササポーターの皆様には、グッズを購入して頂いたり、NPOに入会して頂いたり、本当にありがとうございました。

ポラリスブース


ポラリスブース


posted by 雁来 萌 |01:38 | アイスホッケー | コメント(0) |

2006年01月15日

心のふるさとは

予感が当たったのか、今年のサポーター決起集会は、北湯沢温泉の湯元名水亭で開催されるそうです。
野口観光様の温泉を巡って、湖畔亭(洞爺湖)、石水亭(登別)ときたら、近場の温泉地は北湯沢しか残っていないのだから、予感でも予報でもないんですが。(ヲイ!)

前述したように、私の心のふるさとは北湯沢にあります(確か、そんなCMがあった)ので、これは行かねばならんしょや!と思いましたが、1人部屋の料金が16,000円ですって?!
3人部屋なら7,000円、2人部屋なら8,400円・・なのに、どうして1人部屋になると急に高くなるんでしょう?・・これはもしや、「もう1人誘って来い」という意味なんでしょうか?それとも、設備や待遇(ルームサービスとか、景品の当たる確率とか)が格段によろしいんでしょうか?

既にグルメや大食いは卒業したので、「三大蟹食べ放題付のバイキング」なんて興味がありません。飲み放題である必要もなく、ホロ酔いする程度に飲めれば満足なんです。ゆったりと飲食を楽しめればそれでいいんです。←それを「グルメ」と言わないか?
確か、うちのチームのサポの構成を特徴的に表すフレーズは、「40代以上」と「女性」ではなかったかと。先月のプレミアム会員パーティーの会場がディスコだったこともあり、舞台設定に微妙なジェネレーションギャップを感じるのです。

試しに、この料金体系(人数と料金との関係)をグラフに表示して、うまくフィットするような滑らかな曲線の回帰式を求めてみると(←コテコテの理系人間の習癖)、対数式や累乗式で説明しやすいようです。そのどちらの式でも、1人部屋の場合の料金は15,000円前後、2人部屋ならば10,000円前後、3人部屋ならば7,000円前後になりました。
そんな単純計算じゃ無理があることは当然ですが、この程度の傾斜配分ならば納得できますね。

・・などと散々ゴネて、「料金が高いから参加しない」と言ってみたいところですが、スポンサー様が揃って「集合せよ」と言っているのだから、総登城の太鼓が鳴ってるようなもんですよね・・主君の無念をどうやって晴らすか激論してる時に、仮病を使って休んだりしたら閉門蟄居を命じられかねないですよね・・追い腹覚悟で登城せざるを得ないですよね。
どんな太鼓が鳴ってるのか、時空をワープして元禄時代へ行ってみたら、こんな太鼓でした。夢に出てきそうなクドい配色で、日光東照宮の陽明門を思い出しました。

態度は決まったとしても、黙々と蟹を食べながらの決起集会って、盛り上がらないんじゃ?・・と思ったら、夕食後の少し遅い時刻に改めて決起集会を開くんですね。先に飲んだらあまり食べれないし、決起集会の最中まで食べ続けてたら締まらないし・・なるほ堂。

飲食以外の楽しみを求めるとすると、このホテルの屋上には天体望遠鏡があり、晴れていれば天体観測ができます。昼間ならば近くのスキー場で汗を流すこともできます。ホテルシャトルバスに乗って湯めぐりもできるらしいです。湯あたりしたら目の前の川で泳ぐことも・・緑の森の教会で式を挙げることも・・。

北湯沢駅
 
 【大嘘】
 駅で宿泊客を待つ萌
 (1965.9.5:北湯沢)
 
 ハッピとサンダルが色っぽいでしょ?
 パリコレモデルの道もあったかしら・・
 
 
 衣裳提供:北湯沢温泉観光協会



posted by 雁来 萌 |01:06 | 雑念 | コメント(0) |

2006年01月13日

年令12の日々

コンサユースの中で私が最も気になるのが、最年少の「U-12」というカテゴリーです。気になる理由は、練習を見学する機会が最も少なくて、あまり選手の顔を覚えていないからです。ユース(U-12)は2002年に創立され、今シーズン入団してきた選手達は4期生になります。

1期生は既に中学1年生に進学し、2004年からは小学4年生~高校3年生までのユース全学年が繋がりました。
このことは、小学生から高校生までの一貫教育が可能になったことを意味します。それ以前も、小学校低学年やキッズのスクールの段階からトレーニングや教育は可能でしたが、小さいうちはサッカーに親しんで楽しむことに主眼が置かれるので、技術の習得は優先度が低くなります。

彼らは練習が始まる前には鬼ごっこなどをしてキャーキャー遊んでいますが、笛が鳴って練習が始まると黙って真剣にスタッフの話を聞いています。ただこの年代では、1人に1個ずつボールを預けておかないと、落ち着いて話を聞けないようです・笑。

今シーズンも結局、新加入の4年生の顔は半分程度しか識別できないまま終わりそうです。大抵の年は、4年生の大会に付き合って2・3日過ごしていれば、嫌でも顔を覚えるもんですが、今シーズンは予定していた4年生の大会日程に他の用事が重なってしまい、ほとんど試合を見れませんでした。

「どうやってユースの選手達の名前を覚えるの?」と聞かれる(呆れられる)ことがありますが、私だって動物園の猿山で遊んでいる子猿の顔はどれも同じ顔に見えます。ところが、飼育係の職員は1頭ずつ見分けられて個体の名前で呼べるんですね。その違いは、画像として認識し脳内に書込まれる回数と、愛情の有無ではないかと思っています。(サルと一緒かよ)

トップチームの選手ならば、たかだか30名の選手の顔と名前を覚えれば済みますが、札幌ユースの3カテゴリーと旭川ユースとを合計すると、約170名のユース選手が在籍しています。トップチームと合わせて200名の顔をシーズン中に覚えるだけでも大変なのに、親の都合などでシーズン途中から移籍してくる選手もいたりすると、さらに混乱します。

200名と言っても、全員が一度に入れ替わる訳じゃないので、新加入の外様の選手だけを覚えればいいんです。下のカテゴリーから上がってきた身内の選手は既に覚えているはずですから、U-12からU-18まで繋がった意味は大きいのです。
ただし、新加入の選手のうちに身内の選手が少ない場合は悲惨です。今シーズンはU-15の新加入20名のうち、U-12から上がってきたのは4名だけで、今年から楽になると思っていた当てが外れてしまいました。

普段の練習では、学年別に別れたトレーニングをしていますが、大会が近くなると下の学年を数名加えたグループ分けになる場合もあります。
便宜上、「○年生」という呼び方をしましたが、学年で分けるのは本当は正しくなく、国際大会やナショナルトレセンのように、年令(生年月日)で区分するように変わってきています。

表彰式


道新スポーツ旗・北電カップ大会表彰式(2005.7.31:小樽)


posted by 雁来 萌 |00:05 | 日々精進 | コメント(0) |

2006年01月10日

北極星を道標として

この3連休は、大雪から逃避するためアイスホッケーの大会があったので室蘭へ行ってました。
全日本アイスホッケー選手権大会(2月28日~3月5日@札幌)の北海道予選会が室蘭で行われ、札幌地区の代表として、11月に行われた札幌選手権で優勝した札幌ポラリスと、準優勝のスケートハウスが参加しました。
北海道予選会に参加した7チームのうちの上位4チームが全日本選手権に出場できます。

1月7日に1回戦、8日に準決勝、9日に決勝戦(と3位決定戦)が行われ、ポラリスは1回戦の苫小牧市役所戦を4-1で勝ち、1回戦でスケートハウスを破ったトヨタ自動車(苫小牧)との準決勝は3-2で逆転勝ちし、決勝戦へ進みました。
前回の北海道予選会では、準決勝でトヨタ自動車に負けて3位に甘んじましたが、今回はその雪辱を果たしたことになります。
決勝戦は前回優勝した釧路厚生社との対戦になり、3-8で負けて準優勝となりました。
準優勝なので、もちろん全日本選手権には出場できますが、優勝して参加したかったところです。それは来年のお楽しみとして、選手達には練習に励んでもらいたいです。

北海道予餞会


北海道予選会決勝戦(2006.1.9:室蘭ニッテツリンク)
このリンク、夏場は水を張ってプールとして使います

(株)HFCとアイスホッケーのNPO法人・札幌ポラリスとの相互協力協定締結については、オフィシャルHPでも報じられているのでご存知と思います。
実は私、ポラリスのボランティアスタッフの一員なのです。

チームの応援はもちろんですが、布教(広報)活動もボランティアスタッフの重要な活動です。今大会ではグッズの販売は許可されていなかったので、選手やNPOの紹介などを行いました。

ポラリスは実業団チームではないので親会社がなく、選手達はそれぞれ正業を持っていて、昼間は仕事、夜間に練習をします。リンクを自由に確保できる訳はなく、練習もメンバーがなかなか揃いません。リンクの使用料や遠征費などの活動費は、NPO会員の会費とスポンサーからの支援で賄っています。(実際には足りないんですが)

なお、1月15日に札幌ドームで行われるキックオフイベントにおいて、ポラリスのブースを設ける予定です。オリジナルグッズを販売してますので、銀色のベンチコートを着たボランティアスタッフを見つけたらグッズを買って下さいな。NPOへの入会も是非お願い致します。


【札幌におけるアイスホッケーの現状】
以前、「アイスホッケー日本リーグ」には6チームが参加していましたが、雪印と西武が撤退して4チームに減ったため、ロシア・中国・韓国のチームを加えた「アジアリーグ」に変更して開催しています。
しかし、外国への遠征は費用がかかるため、アジアリーグへ参加している王子製紙や日本製紙を除いた、北海道内のチームだけでリーグ戦を行う「日本アイスホッケーリーグ・ノース・ディヴィジョン:Japan Ice Hockey League North Division」が今シーズンから始まりました。
ノース・ディヴィジョンへの参加チームは、ポラリス、YONH.COM(ヨンエッチドットコム:釧路)、タダノ(帯広)、釧路厚生社の4チームで、このうちポラリスが関係する試合は、2月5日(日)と3月12日(日)に札幌市の月寒体育館で行われます。

最近はアイスホッケーの試合が(有料チャンネル以外の)テレビで放映される機会がほとんど無いため、どんな競技なのか知らない人も多いですが、サッカーに親しんでいる人ならば面白いはずです。自分でいきなりプレイすることはまず無理としても、観戦するには文句なく楽しむめるスポーツに違いないと思います。
レスリングの格闘技と、F-1レースのスピード感と、ボウリングの爽快感とを全部まとめて味わえるスポーツ・・とは言い過ぎでしょうか。

札幌市内には、社会人のチームから大学・高校・中学・小学生のチームまであって、それぞれ大会が行われているという事実は、一般市民にはあまり知られていません。日本で初めて冬季オリンピックを開催した都市なのに、何か変ですよね。(札幌でオリンピックを開催したことすら知らない世代もいるらしいですが。)

ポラリスとは「北極星」という意味で、☆型がチームのシンボルになっています。北海道開拓使のシンボルマークも北極星の☆型なので、サッポロビールの商標にも使われているし、札幌農学校の演武場だった時計台の軒先も☆型で飾られています。

ポールくん
試合の日程などは札幌ポラリス公式HP


チームマスコットの「ポールくん」


posted by 雁来 萌 |00:26 | アイスホッケー | コメント(2) |

2006年01月07日

煩悩との闘い:高円宮杯

プロチームや社会人、学校チームなど、チーム形態や年代を越えてサッカー界の頂点を目指すのが天皇杯であり、そのユース年代版の大会が高円宮杯全日本ユース選手権大会です。
普段はクラブチーム同志、あるいは高校(や中学)サッカー部同志で覇を争っているチームの垣根を取り払い、同じ土俵(ピッチ)の上で闘って、真の日本一のチームを決める、という意義があります。

当初は観戦・応援に行くことは全く考えておらず、お留守番のつもりでした。予選の1次リーグでは第1戦から(私的な)目論見が外れ、決勝トーナメント進出は無理っぽい状況になりました。しかし、1勝1敗1分の成績で決勝Tへ進み、次は勝てないだろうと思ってるうちに勝ち進んで、とうとう準決勝にも勝ってしまいました。

さぁ、大変です。決勝戦を見に行きたいのは山々ですが、3連休の最終日なので帰りの便は満席だから、空席待ちしたって乗れる保証は無いし、直前だから早期割引も使えないし・・と、かなり悩みました。でも、「自分がここで迷っちゃイケナイよな」と考え(なぜイケナイのか?・笑)、夜通し時刻表やネット上のダイヤと首っ引きで日帰りの旅行日程を立てたのでした。
急遽テレビ中継も組まれましたが、現地で見るんだから録画を見る必要は無いと考え(本当はビデオが故障中だから)、録画のセットもせずに出かけました。

2005年10月10日の朝6時ころにS駅のホームで列車を待っていると、1年生のO君が手ぶらでやって来て、同じ列車に乗るんです。千歳に着いたら他の居残りユース選手達も集まっていて、みんなで決勝戦に行くんだそうです。私は羽田で他のユース系サポ達と合流し、電車を乗り継いで会場に向かっていると、HFCの職員と鉢合わせしたり・笑。

会場の「さいたまスタジアム2002」は、皇族がご来臨するにしては警備が緩いことと、入場口へ誘導する案内が分かり難いという印象を受けました。まぁ、こんな大会に押し掛ける方がオカシイのかも知れませんが。
会場内では、当然予想された顔や、全く予想外だった(札幌の人間がなんでここに居るの?という)顔などに遭遇しました。他人のことは何とでも言えますから。

選手達が夢のような舞台でプレイできること、その彼らを同じ空間で見守ることができること・・勝負の結果はどうでもいいですよ、私的には・・短い時間とはいえ「優勝かよ?」と思わせてくれたし。あのまま優勝してしまったら・・喜びのあまり、東京湾に沈んでいたかも知れません。

サポ


欲を捨て、お題目を唱えながら御仏に祈れば救われるのです

試合後


試合後、まるで優勝したかのような歓待を受ける選手達
 

残念ながら、帰りの飛行機に間に合わせるために、表彰式が終わるまでは会場に留まれませんでした。帰りもホームを駆けながら電車を乗り継いで、成田空港に辿り着きました。日帰りするには、成田から千歳に飛ぶしかなかったんです。海外旅行から帰ってくる時以外は使わないルートですね。

薄暗いうちに自宅を出て、帰宅した時はすっかり夜になり、長い1日でした・・それから2日間ほど、体のあちこちが痛みましたが、満足感は1週間以上続きました。

参考までに:
千歳→羽田+成田→千歳という経路でも、往復割引が適用されます。あくまでも「札幌-東京」という路線を往復すると解釈され、千歳の代わりに丘珠を利用しても同様です。(そういう便があれば)


posted by 雁来 萌 |08:05 | 闘う若梟 | コメント(0) |

2006年01月05日

今年の十大ユース

今年の「十大ニュース」ではないところと、年が明けてから考えるところが、ここの特徴です。

1.U-18チームが高円宮杯で準優勝
何も言うことはありません、よくやってくれました。予選リーグを抜けるのは危うかったんですが、何とか決勝Tに進出、しかもその後は波に乗って勝ち進み、念願の国立の舞台どころか、決勝戦の「さいスタ」まで行って(行かされて)しまいました。

2.U-18チームがプリンスリーグ・北海道で3連覇
プリンスリーグ・北海道で優勝したからこそ高円宮杯に出場できるんですが・・今年の北海道大会は苦しかったですね。春先から、帯広北高校が強いと感じていた通り、絶体絶命の崖っぷちまで追い詰められました。それをひっくり返して逆転勝ちで優勝したんですから、(詳しくは書けませんが)日頃の訓練の賜物でしょう。

3.U-12チームが各年令で全道制覇
全道少年サッカー大会は、年令ごとに「道新スポーツ旗・北電カップ」(U-12)、「レオス杯」(U-11)、「岩内町長杯」(U-10)という冠が着いており、今シーズンはこれらの全道タイトルを全て獲得しました。ディフェンディングチャンピオンになる来年も、取りこぼしのないように頑張ってもらわねば。

4.旭川U-15チームが旭川地区で健闘
去年は1年生だけだから我慢の年だったけど、今年は良い成績を残せる筈だ・・とは思っていましたが、正直、ここまで強くなるとは想定外でした。全道大会の組合わせ表で旭川ユースの名を見つけた時には我が目を疑って、ホントにスミマセンです。旭川の方角に足を向けないで寝るようにします。

5.U-18チームが、北海道スポーツ記者倶楽部が選ぶ今年のMVPに
結果を残せば注目されるのは当然としても、見てる人は見てくれてるんだなぁ、というのが感想です。スポーツ担当記者の方々から選ばれたんですから、胸を張ってもいいんじゃないかと。

6.U-18チームの藤田征也くんと西大伍くんがトップチームへ昇格
「毎年2名程度が昇格できるように指導・育成~」という目標通りに?2名が昇格しました。新人の教育係は既に決まっているようなので、よろしく・笑。

7.NEEDS Sapporo 様から、旭川U-15チーム用ユースバス贈呈
昨年の札幌用のユース専用バスに続き、今年も特別仕様のマイクロバスを贈呈して頂きました。サプライヤー様は神様です(ジャッキでヨイショ)。あのバスに乗れるチャンスは無いものか?

8.U-15チームが高円宮杯・北海道予選で敗退
負けたことが大事件になっちゃうくらい、去年までの実績が大き過ぎたかな?
全国大会じゃなくて北海道大会の予選ラウンドで負けたんですから、重く受け止めています(と、一応厳しい口調で)。
来春のナイキプレミアカップに出場できなくなったことも後輩への影響が大きいので、合わせて1本としました。(何の競技ぢゃ?)

9.U-16チームが北海道国際ユースで健闘・5位(本当は4位?)
一応、ホスト側のチームですから、間接フリーキックなのに・・というクレームは言いませんが(言ってるじゃないか?)、この大会は、以前から試合のコントロールに経験不足、というか力不足を感じています。プレイ自体は参加チームそれぞれのお国柄が出て、面白いですね。入場料をもっと安くして欲しいのですが。

10.札幌セミナーが練習着スポンサーから撤退
これが結構、影響がありました。練習着やスタッフウェアの胸や背中に入っているスポンサーロゴを隠すため、他のロゴを書いた布を縫い付けたり、上から重ね着したり・・大変でした。

プリンスリーグ帯広北高戦


プリンスリーグ・帯広北高に6-4で勝利(2005.7.2:浜厚真)


posted by 雁来 萌 |00:46 | 闘う若梟 | コメント(2) |

2006年01月02日

一年の計

元日なので、初詣に行ってきました。
どこに?・・って、雁来練習場ですが、何か。

隣でアミューズメントパークの工事をしているので、道路は除雪されていました。練習場の寸前で行き止まりですが、アミューズメントパークの周囲をぐるっと回る道路は走れます(四駆推奨)。積雪深は中心部よりかなり多かったですね。
さすがに元日には工事をしないので、心行くまで(遠くから)視察できました。クラブハウスと屋内練習場の足場は撤去され、塗装された壁面が輝いていました。クラブハウスの正面には施設名(SAPPORO SOCCER AMUSEMENT PARK)も入りました。外装工事は終わったので、あとは内装工事のようです。

屋内練習場


格納庫のような外観の屋内練習場(2006.1.1)
 

今年は珍しく初夢を見ました。その内容は、自分でも呆れることに・・ユースの練習試合でした。
4チームでリーグ戦を行うらしく、入れ替わりで何試合もこなしました。公式戦ではないようですが、ユニフォームはグレーのいわゆる「パジャマ」を着ていました。
土のグラウンドが2面あり、その間に体育館のような建物があって、雰囲気的には文教大明清高校のような感じでした。出場選手の名前は記憶していませんが、選手の親御さん達も隣で観戦してました。
 

・・こんな調子でまた1年が過ぎるのだろうか、と不安になる年明けでした。


posted by 雁来 萌 |13:23 | 周辺環境 | コメント(2) |