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2006年07月28日

プリンスリーグ第8節

プリンスリーグも残すところ2試合となり、第8節の試合が22日(土)に浜厚真野原公園サッカー場で行われました。
対戦相手は、勝ち点で並んでいる室蘭大谷高校です。
第7節を終了した段階で、1位:札幌第一、2位:旭川実業、3位:コンサ・・という順位になっています。

今日は、梅雨前線上を東進する低気圧の影響で、苫小牧方面では霧雨~小雨が(私には)予想されましたが、意外と雲は高く、雨は落ちてこないようです。寒いのは予想通りでしたが。

コンサの試合は第二試合で、その前の第一試合から見てましたが、1位にいる第一高校は駒大苫小牧に(5-1)で圧勝して、早々と全国切符を手に入れました。
 

第二試合の室蘭大谷との試合が始まり、前半のスタメンは、GK:塚本、DF:熊澤・廣中・福田、MF:鶴野・大野・岡・長沼・久松、FW:門間・横野 でした。


室蘭大谷(白) vs コンサ(赤黒)(2006.7.22:浜厚真)
 

互いに手の内を知ってるせいか、決め手に欠いているようで、一進一退の攻防が続き、膠着したまま時間が流れていきます。
両チームとも、勝てば2位に入る可能性が残っているので、勝ち点を減らす訳にはいきません。
後半勝負かと考え出した42分頃、ゴール前の混戦でクリアできず、失点しました。(0-1
失点のシーン
 

その1分ほど後に、蘭谷の宮澤くん(U-17日本代表)が、塚本に倒されたのかシミュレーションなのか、微妙な判定でこの試合2枚目のイエローをもらい、退場になりました。
1点のビハインドを跳ね返すためには、俄然、有利になりましたが、前半はそのまま終わりました。
 

後半開始時に交代はありませんでした。
19分頃に、横野がファウルを取られてイエローをもらったように見えましたが・・。
22分頃、門間に代えて大西を右サイドに入れ、鶴野がFWに上がりました。

1人多いのだから、焦らずに攻撃すれば得点できるはずですが、たとえ1点取ったとしても、まだ足りません。2点以上取らないと勝てないのでは、プレッシャーとしても重いです。
蘭谷はリードした状態で1人足りないので、迷わず守ることだけを考えれば良く、シンプルに跳ね返すプレーを心掛けることに専念できる利点があります。

終盤は廣中がFWに上がり、鶴野がトップ下、大野がCBに入るなど、普段は見られない布陣を取って攻めました。
引いて守ってる相手を崩すために、何度もサイド突破を計ってはクロスを入れます。当然、焦りもあるんでしょうが、惜しくも外れるシュートが続いたりCKへクリアされるなど、こちらはイナバウアーの連続、蘭谷のギャラリーでは拍手が起こります。


廣中のシュートはCKになる
 

40分頃、右サイドを駆け上がった大西からのクロスに、中央で横野が足で合わせて、やっと同点にしました。(1-1
蘭谷14番の奥にいる横野のシュートで同点に追い付く
 

しかし、追加点を奪って逆転するために残された時間は少ないです。
ロスタイムに、横野がPA内に進んで相手ともつれながら倒れましたが、シミュレーションということらしく、イエローをもらいました。
この試合2枚目のイエローになるはずですが、退場にはならずにプレイを続けています。1枚目のイエローは他の選手だったんでしょうか。

・・などと考えてるうちに試合終了になり、追加点を取れずに終わってしまいました。
この引き分けは痛いです。全国への出場権は残り1枠なのに、勝ち点が同じで4チームが並んでいた中で勝ち点を減らしてしまった訳ですから。蘭谷も同じ立場ですが。


苦しい結果にうなだれる選手達
 

残るは旭実の成績次第ですが、第3試合の帯広北 vs 登別大谷の対戦を見てる途中で、もう一方のピッチ上で旭実が山の手に勝って、旭実の全国行きが決まると同時に、コンサの3位以下が決定しました。
この日、各チームの順位は、前節から全く変動がありませんでした。


すぐ近くのフェリーターミナルから船に乗って旅にでも出たい気分ですが、気を取り直して帰途に就きました。
早来から千歳へ抜ける道の途中に、「アルファコンチネンタル・リゾートエクスプレス」の車両を買い取って庭先に展示してる農家があります。輸送費も相当かかったはずですが・・。


 
恵庭に新しくできた道の駅「花ロードえにわ」で夕食を食べて、北の「道の駅」イメージソングというCDを買って癒されながら帰ってきました。


いよいよ明日は最終節で、帯広北高との対戦です。


posted by 雁来 萌 |01:10 | 闘う若梟 | コメント(0) |