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作者の雁来 萌(かりき もえ)は、休日になると弁当と単語帳を持参して、札幌市東区にある「北海道コンサドーレ札幌・東雁来グラウンド」(通称:カリキ)で過ごしています。 コンサドーレの次代を担う(かも知れない)若者達が、しゃかりきにボールを追っている姿を眺めて癒されています。 性別:非公開 年令:非公開 特技:非行かい? 職業:占い師、トイレ評論家 住居:熊が出没する札幌市中央区 過去記事のリストを「記事一覧」カテゴリに載せています。 コメント欄に「今後の投稿予定」を記してあり、随時更新します。 オフィシャルブログ内であれば、このブログをリンク集に加えるのはご自由で、問い合わせも不要です。 深夜・早朝のコメント投稿はご遠慮下さい。

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風車と水車は電気で廻る

2013年06月05日

渡島半島を巡るアメダス探訪の第2回目は、大成の道の駅から出発します。
目が覚めたのが3時半頃、朝食を食べて歯を磨いて薄暗いうちから行動を開始しました。

今日は熊石を手始めとして檜山地方の海岸をひたすら南下し、江差を経て取りあえず松前へ向かいます。



熊石町は檜山地方だったのに、八雲町と合併したお陰で渡島地方になってしまいました。

アメダス探訪「熊石」の巻(2013/5/5)

郵便局かと思ったら、熊石漁港前の駐車場にありました。
熊石漁港
心配したほど山が迫っている訳でもなく、好条件な立地です。

積雪が少ないので、積雪深計の投光部の位置が低いです。
測器

投光部とターゲットとの位置関係
積雪深計
とっくに雪は消えていますが、律儀にレーザー光を発してました。

風向風速計と日照計
風弱く小雨


アメダス探訪「潮見」の巻(2013/5/5)

予想通り「明和小学校」にありました。
メダカの学校ではない
この魚は何ですか? 鮪?

立派な新しい百葉箱まであります。
場違いなほど立派

アメダスの敷地
雨量のみだが
ここでは雨量だけしか測っていません。

それなのに、この熱心さ・・学校が自前で付けた看板だと思われます。
観測所番号まで知ってるのかっ!

とにかく、何にでも看板を付けたいようです。
学校水田

給食のおかずにする?

現在の校舎は新しいですが、開校が明治37年という歴史ある学校です。
教室はいくつ?

鳥がドラミングする音が続くので、木立の方へ回って探すといました。
逃げないし
夢中で虫を探してるのか、全く逃げる様子がありません。

後で調べたらこの学校は、愛鳥活動が農林大臣から表彰されるなど5回も受賞し、野鳥保護指定校となったり愛鳥モデル校に指定されたりしてるそうです。
鳥も逃げないはずですね。

 
学校は、国道がトンネルを通ってる岬の上にあります。
鯨に見える
この岬は「鮪ノ岬」(しびのみさき)と言って、安山岩の柱状節理から成っており、天然記念物に指定されています。→参考

近くに記念碑があって、安山岩の原石(手前の黒っぽい岩)も展示されていました。
安山岩と砂岩

さらに先に進むと、「館の岬」(たてのみさき)という岬があって、地層が見事に見える露頭があります。→参考
水平な地層の館の岬
遠くから見ると、ドーバー海峡か? と思うくらいの白い壁なんですが、雨降りなので黒ずんで見えます。
 ↓参考
http://www.minami-hokkaido.jp/sites/default/files/u16/spot/ya.jpg


アメダス探訪「鶉」の巻(2013/5/5)

少し内陸に入って寄り道になりますが、ここを飛ばす訳にもいきません。およそ、予想した場所にありました。
水車公園?
看板には「清流と緑の里 水車公園」と書かれています。

「うずら温泉」のホテルの隣にあり、
周辺に何も無くて寂しい宿

周囲は市民農園になっています。(だから緑の里)
結構広いし高くなってる
積雪深(超音波式)も測っていますが、敷地は何も生えていない土の地面でした・・その方が正確かも。

こっちから見ると開けていますが、
弱い南風

ホテルの搭の方が明らかに高い。
避雷針の役は果たす

 
もう一つの目玉は、水車と清流です。
♪ファミレドシドレミファ~
この水車を回転させているように見える小川は、左奥から右手前に向かって流れて来ています。
なのに、水車は時計回りに回転しています。

水車を回転させる力は小川の清流ではなくて、水車の上から注ぎ落とされている水流であり、その水は・・ポンプで汲み上げているんでしょう。
つまり、電気で水車を回していることになります。(かなりの上流からパイプで水を引いているのでもない限り)
左奥の水源だって不自然に湧き出てるし。

水車小屋の内部に据えてあった挽き臼を窓の外から
そば粉でも挽くか
搗き臼もありましたが、早朝でまだ小屋が開いてないので写真は撮れません。

懐古的な雰囲気に浸りながら水車小屋の向かいにあるトイレに入ったら、内部の設備が近代的で現実の世界に引き戻されました。

 
風力発電用の風車って、回転軸が自動的に首を振って風上に向く訳ではなくて、「ナセル」と呼ばれる発電機の部分をモーターで振り廻して、回転軸を風上方向に向けるんですよね。

風が強くてプロペラ(ブレード)が回転すれば発電するけども、風が弱ければ発電しない上に風上へ向けるための電力を消費するし、風が強過ぎると危険だから止めるし、被雷して壊れるとか亀裂が入って倒れるとか、色々と想定外の事が起こるようです。



post by 雁来 萌

21:29

気象細事記 コメント(0)

温泉・遺跡・ダム・美利河

2013年05月13日

やっと雪も融けたし、通行止めだった中山峠も開通したしで、今年もアメダス探訪を再開しました。

5月4日に行われたプレミアリーグの試合の後、そのまま渡島半島へ向かいました。
開通したばかりの中山峠はまだ不安要素があるんだけど、小樽回りや苫小牧回りじゃ時間的にかなりロスになるから、遠出のルートとしては選べません。

檜山地方と渡島地方のアメダス15地点を回る2泊3日の行程のつもりで出発し、6日の午後に行われるブロックリーグの試合までに戻れれば良いと思ってたんだけど、ミッションが順調に捗って2日目の夜遅くに戻って来れました。さすがに翌日は遅く起きましたが。



4月の大雨(と融雪?)で崩れた中山峠手前の復旧工事区間が近付きます。
元気ゴール

本来の2車線を修復し終わったのではなくて、両車線を山側にズラして2車線を確保しただけで、土砂崩れが起こった谷側の車線はまだ復旧していません。
(not曲がり)間借りなりにも2車線を通した
真ん中に途切れて見えるのが、本来のセンターラインですから。

 
国縫から分かれて檜山に向かい、美利河に寄ります。

ピリカダムが作った「ピリカ湖」
ピリカ・トー とかいう名前にしないの?
後志利別川をアイヌ語では「ピリカ・ベツ」(美しい川)と呼び、日本一の清流に相応しい命名です。
ダムサイトに「水没記念碑」が立ってました。

少し奥に史跡「ピリカ遺跡」と、「ピリカ旧石器文化館」があります。
建物はピリカくない
もう遅い時刻なので閉館してますが、標石が良い感じですね。

槍の部分は別の岩石が嵌め込まれており、この槍がこの施設のシンボルマークになっています。
これも一種の石器
石器や勾玉の製作体験も出来ます。

「クアプラザピリカ」で温泉に入って食事して・・と思ったんだけど、レストランは宿泊客の貸切で早く閉まったし、明るいうちにアメダスを探す都合もあるので立ち去りました。
城っぽい建物


アメダス探訪「今金」の巻(2013/5/4)

役場か消防署だろうと思ったら、裏の会館(の裏)にありました。
雨量計隠して風速計隠さず
教員住宅だった建物のように見えます。

柵も必要無いくらい、風景に埋没しています。
ビニールハウスは温度が上がる

庭付きのアメダス地点・笑
恵まれ過ぎ

天気は下り坂なはず。
気圧の谷が接近中

 
怪しい建物があったので行ってみたら、旧国鉄瀬棚線の今金駅の跡地が公園になっていました。
錆びたレール

町の花がチューリップなので線路跡は「オランダ通り」という遊歩道になっており、「デ・モーレンいまかね」という風車が立っていました。
我はドン・キホーテなり
ドン・キホーテになった気分で撮影します。
建物の内部には今金町商工会や今金町観光協会、観光案内所が入っているようですが、もう遅くて閉まってました。


アメダス探訪「せたな」の巻(2013/5/4)

およそ予想した場所にありました。
働き手は海へ出稼ぎ
手前左側が「老人と母と子の家」、正面の奥が消防署、向こうの山が立象山です。

周囲は開けていて、問題なし。
海抜9m

海からの強風が吹き付ける以外は。
北西風

何しろ発電用の風車が設置されるくらいですから・・雨量計の風除けが曲がってるし。
洋上風車
日本初の洋上風車「風海鳥(かざみどり)だとか。

立象山の展望台に登って、市街地を見下ろしてみました。
アメダス空撮
道路に対して斜めに立ってるのが消防署で、その奥の緑っぽい屋根が「老人と母と子の家」、その間にある白い箱がアメダスの電源・通信装置です。

旧国鉄の瀬棚駅の跡地も公園になっていました。
終着駅の哀景荻野吟子小公園」というそうで、日本最初の女医となった荻野吟子の顕彰碑が左奥にありますが、暗くてマトモに写らなかったのでリンク先やこの辺を見て下さい。

この公園にある日帰り温泉「やすらぎの湯」に入り、道の駅「てっくいランド大成」まで進んで眠りました。
この道の駅の駐車場は海水浴場の駐車場とつながっていて、大変あずましい駐車場です。


元々、自分の手許に置いておくつもりは無かったからいいんだけどさ。
テレ臭い←?



post by 雁来 萌

21:13

気象細事記 コメント(2)

多雪の春は融雪洪水の恐れ

2013年04月10日

そろそろ融雪の時期だから気を付けなきゃな、と思っていたら、急速に発達する低気圧が接近・通過して大雨と融雪をもたらすという見通しになってしまいました。

実はその先週末、渡島半島の雪も融けただろうから、そろそろ渡島・檜山地方のアメダスを探訪しに行こうかと思っていました。
積雪深の減り具合を見ながら、Xデーを4月6・7日に予定していたんですが、低気圧が通過するとあっては、あまり好ましくありません。

雨や風だけなら気にしないんだけど、山間部に積雪が残っている今の時期に暖気が入って大雨が降ると、融雪も加わって土砂崩れや河川の増水が起こり得ます。(実際に起こってしまった)


去年のゴールデンウィークには中山峠で土砂崩れが発生して、しばらく通行止めになったのは記憶に新しいので、峠越えのルートは避けたいところです。

行程を短縮して日帰りにすれば雨が降り始める前に帰宅できるだろう・・とか、苫小牧回りに変更すれば遠回りになってしまうし・・とか、小樽回りにしても山間部や海岸の崖下を通るし・・などと代替案を考えていました。

ところが、大雨が降るようならば勤務先に召集される可能性も出てきてしまい、なおさら無理に出かけるモチベーションも下がって・・ならばいっそのことタイヤ交換でもしようか、という発想に後退しました。

 
土曜日にタイヤ交換を無事に済ませ、勤務先に召集されることもなく、自宅で気象情報や災害の状況などをフォローしていたら、日曜日に中山峠が通行止めになってしまったとか。

去年のこともあるし、地中にたっぷり融雪水が沁み込んでいる状態で雨が降ったら土砂崩れが起こるのも道理で、峠越えを自重して正解だったなぁと納得しました。

土砂崩れが起こった現場は去年とは別な場所のようですが、およそ中山峠の周辺は地滑りが起こりやすい地質だし、実際に地滑り地形が多くて走ってても気味が悪いですから・・知らぬが仏かも。
考えようによっては、中山峠が崩れるから札幌の扇状地が出来た、とも言える訳で。

入門書「札幌の地形と地質」と「道央の地形と地質」
子供でも分かる
こういう予備知識があると、何の変哲もない小山にさえ親しみが湧きます。

道立地質研究所の「北海道の地すべり地形データマップ」を眺めるのも面白いです。
手近な場所として手稲山の千尺スキー場は、実は大規模な地すべり地形の斜面をそのまま利用しています。最上部の斜面は滑り面の崖そのもので、下の方は滑り落ちて堆積した土砂からなっているんです。

のんびり「北海道地質百選」の写真を見てるだけでも、世界遺産を巡るような、目から鱗な体験が出来ます。



post by 雁来 萌

21:34

気象細事記 コメント(0)

留萌市内の豪雪状況チラ見

2013年02月10日

立春の2月4日に用事があって留萌まで出かけました。
物見遊山じゃなくて仕事なんですけど。

留萌では今冬の始めにドカ雪が降って、1月3日の日降雪量が59cmに達しました。
その後も雪が降り続けて気温も低かったせいもあって除排雪が捗らないし、市街地では雪を捨てる場所が無くて道路脇に積み上げるしかないから、道幅が狭くなってバスなんか通行できなくなるんですね。

市内を走る路線バスも全面的に運休になったようで、移動手段を持たない人などは病院や買物にも行けない状態でした。
沿岸バスの「災害等による運行障害情報」によると、非常手段として、主要な箇所を一筆書きで回る臨時便が運行されたそうです。


当時の記事から引用すると、
【市内線運休及び災害対策便運行について】平成25年1月10日(木)13:30現在。留萌市内の大雪及び除排雪の未整備にともなう市内線系統の全線運転見合わせに替えて、沖見団地~留萌市立病院間に道路運送法第17条にもとづく災害対策便を運行中です。

「道路運送法第17条にもとづく災害対策便」(参考)とは・・営業の認可を受けた本来の路線とは違うルートで緊急避難的に運行する、ということでしょうか。 

 
1月の中頃から少しずつ運行が回復して、17日に市内の全線が復旧したそうですが、2月4日の段階でも、まだあちこちを通行止めにして排雪作業をしていました。

積雪深自体は手前の幌糠の方が深いんだけど、まぁ普通に山間部の積もり具合でした。法面の雪崩防止柵に雪がたっぷり乗ってて、それは少し不安だったけど。

留萌の市街地に入る前は、まだ雪を捨てる余地もあって驚くほどではなかったんだけど、中心部に入るにつれて、だんだんと雪の壁が高くなっていました。
雪の壁

この辺は、雪壁の高さが3メートルを超えてますね。
超えられない壁は無い
春先の立山黒部アルペンルートや知床峠に出来る雪の回廊な雰囲気。

夕方なせいか、歩く人もほとんどいない状態。
人通りもまばら
雪壁を2回「段切り」してありますが、これ以上は積み上げられないでしょう。

バス停は頭の円板だけが出てる状態だったり、すっかり埋もれてしまって除雪する時に一緒に動かされて壊れたバス停もありました。

用務先の事務所の玄関前にイグルーがあり、
ご自由にお休みください?
「ご自由にご覧ください けあらしの里 イベントのお知らせ」という看板が立っていますが・・もしかして、吹雪時に使う緊急避難用のシェルターだったりして。←おぃ

復旧した後で旅行者がついでに見かけた光景だけですから、災害当時は想像を超えていたんでしょうね。



post by 雁来 萌

22:11

気象細事記 コメント(0)

和寒が冷えれば札幌では雪

2013年01月25日

Do you ・・どーゆー論法なんだ、それ?

「和寒は寒いけど雪は降らない、でも札幌は雪が多くて大変ですね。」という 憐れみ お見舞いを頂きました。

両者は一見、相反する現象のようにも見えますが、実は「南米のペルー沖の海水温が上がると西太平洋では晴天になる」とかいう「テレコネクション」のように繋がっている現象なんです。



北海道で低温の原因となるのは、「冬型の気圧配置」ではなくて「晴れた夜間の放射冷却」です。
上空に寒気が入っている状態で冬型が弱まって風が弱く晴れた夜間には、放射冷却が効率よく起こって明け方の冷え込みが厳しくなります。
雲がかかって雪が降ってる時は、寒いには違いないけれど極端には冷え込まないものです。

たまにしか雪が降らない内地に住んでる人はこの辺の事情を理解できないらしくて、冬型になって冷え込んだから雪が降ったし(例えば)陸別で冷え込んだ、と勘違いしてることがよくあります。

 
放射冷却の度合いは、比熱が大きい水体(海)から遠い内陸部ほど強く、冷えた空気は重いから標高が低い方へ移動して、盆地に溜まったり海上へ流れ出たりします。
例えば上川地方や空知地方で生成された冷気は、留萌地方や石狩湾から日本海へ流出します。

この写真は2013年1月17日13時の気象衛星可視画像(気象庁HP)の一部で、ホントはもっと鮮明な画像もあるんだけど、これで我慢してね。
雲の空白域
内陸部は晴れているので、山地や平野部に積もった雪が白く見えています。サハリンの東岸から流氷が南下して来てることも分かります。

宗谷地方から留萌地方、および石狩湾付近まで、北海道の西海上には雲の無い晴天域が広がっています。
大陸からは季節風の吹き出しに伴う雲も流れて来てますが、北海道の内陸から冷気が流出してるため陸地には寄って来れずに海上で南方に迂回しています。

日本海から来た気流と内陸から流出する気流とがぶつかると、その境界で気流が収束するため上昇気流が起こり、西海上で弧を描く雪雲を発達させ、積丹半島に進入して雪を降らせています。

 
この頃、札幌では晴れて陽射しが眩しいくらいでしたが、日中はずっと札幌市と江別市に大雪注意報が発表されていました。
晴れてるのに大雪注意報とは?・・と不思議だった人がいたかも知れませんが、この大雪注意報は「夕方になると冷気の流出が弱まって季節風の方が押し勝ち、積丹半島に進入している雲が東方へ移動して石狩地方に進入してくる」ことを意味しています。

翌朝に起きて見たら外は真っ白、レーダー画像では石狩湾の沿岸部に雪雲がへばり着いてる状態で、小樽や札幌では雪が降りました。

 
こういう現象は季節風の吹き出し末期に時々起こる現象で、この雲の下ではドカ雪になったりします。
似たような状況下で羽幌沖あたりに小低気圧が発生し、南下するに従って小低気圧に巻き込む帯状雲が石狩湾から進入してドカ雪をもたらすこともあります。

今冬は1月になってから浜益や厚田、新篠津に雪雲が入りやすく、他人事のように「新篠津は去年に続いて今年もやられてるな」と思ってたんですが、最近は小樽・札幌にばかり雪雲が進入してますね。
この細い雪雲がどこに入るかが運命の分かれ道で、札幌はかなり際どい場所に位置してるんですけど。

ということで、和寒で風が弱くて寒くなることと札幌で雪が降ることとは表裏一体なんだ、という「桶屋風」現象?もあるんですね。

ついでに九州の西海上へ目を向けると、韓国のチェジュ島(済州島)の下流で発達した「カルマン渦」が見えています。
Karman渦列
カルマン渦は、利尻島や渡島大島、国後島などの風下でも発生します。

自分の頭の上だけしか見てない人が多いけれど、時々上空や宇宙から下界を見下ろせば、自分がほんの狭い範囲しか見渡せてないことがよーく分かるものなので、たまには「上から目線」も必要です。

 
しばらく寒い日が続いていたのに最近は暖気が続いて、今日なんか積雪が10cmも縮みました。せっかく寒さに慣れてた体がダレてしまい、この後の寒気が体に堪えそうです。



post by 雁来 萌

21:21

気象細事記 コメント(4)

シューパロダムの湖底から

2012年12月06日

冬になる前に片付けておきたいアメダス地点がありました。
資料を精査した結果、空知の沼の沢は見付けられそうな状況になったし、他に寄りたい箇所もあるので、横殴りのみぞれの中を夕張へ向かいました。

なんでこの時期かというと、夏場に見つけられなかった障害が無くなってるだろうし、雪が積もってしまったら近付けなくなるから、今しか無いというタイミングを狙ったのです。


 
アメダス探訪「沼の沢」の巻(2012/11/23)

沼の沢は去年の夏場に何度か探索しましたが、アメダスを見付けられませんでした。
周囲はメロン畑ばかりなので、不審者と間違われるのではないかという心配から、落ちついて探索できなかったという要因があるかも。
最近になって新しい手掛かりが得られたので、リベンジに向かいました。

予想通りの場所に遠くから見えました。手前はメロン畑です。
メロン熊出没注意

道路脇に倉庫のような施設があり、JA関係の「長いも貯蔵庫」らしいです。
長いもを貯蔵しておいたら焼酎になる?
ここまでなら去年は2回立ち寄ったのに。

こんな・・樹々に囲まれた場所にあるなんて想像もしなかったし。(まだ見えない?)
カムフラージュしてある
樹に葉っぱが繁っていたら見えないのも当然ですね。

ショベルのバケットを置いてあるし・・ゴミ捨て場か?
気象観測をしてるとは思えない
梯子のような物が置いてあって、確かに便利です。

周囲には結構な密度で樹が聳えています。
樹が多くて遮蔽されそう
雨量計だけだから良いようなものの、気温や風だったら不適な環境だな。

敷地内の下草は刈ってあって、メンテナンスが大変ですね。
メロン畑に近いのだけが取り柄
後方にはメロン畑が広がっており、良い匂いがするに違いない。

小川を挟んだ反対側から見た景色・・これじゃぁ見つかるはず無いよな。
もっと良さそうな場所は他にたくさんあった

一般的には夏場の方が移動し易いので観測所を見つけ易いですが、ここのように樹の葉が枯れてしまった秋~冬の方が見通しが良い場合もあるもんだと痛感しました。

これ以上季節が進んで雪が積もってしまうと、たとえ発見しても近付けなくなります。この施設は多分、冬場は使われないので除雪しないだろうし。


アメダス探訪「鹿島」の巻(2012/11/23)

ここは以前にも訪れたことがあります。→夕張は廃虚と花の見どころ
しかし現在、大夕張ダムの下流側にさらに大きなシューパロダムを建設中で、来年度に完成すると大夕張ダムや三弦橋も含めて上流側の広い地域が水没してしまいます。

アメダス鹿島も水没してしまうのではないかという懸念から、どんな状況なのか確かめたいという理由もあって再訪しました。

建設中のシューパロダム
近日堂々完成
ダムの直下に立って高さ110mのコンクリート壁を見上げたら、チベットのポタラ宮のような威容だろうな・・五体投地しなきゃ。

ダム集水域の状況が以前とは大きく変貌しており、新しく出来た道路やトンネルを通って、上流のアメダス地点を目指します。

夕張岳へ向かう登山道も、橋が空中に架け替えられていました。(左下が旧い橋)
佳境に入ってる架橋工事

新しい道路を進んでもどの辺を走ってるのか分からないけれど、以前はアメダスの近くで工事をしてたってことは、道路の近くにアメダスがあるんだろうと大雑把な見当で探したら見つかりました。

道路から見下ろしたアメダス地点
おー、いたいた
前回は一段下から登って来たけど、今回は上の段から下ります・・が、下りる道路は除雪していないので、車に常備しているブーツを履いて雪を漕いで歩きます。

アメダスの位置はダムサイトから遠い上流側にあるので、新しい道路との高度差があまり無く、これなら水没しないで済むかも知れません。

ここは旧鹿島小学校の校庭だった場所です。
膝まで埋まっての行軍・・遠い
上の段が新しい道路です。

雨量しか測っていません。山間部にあるので雨量が多いです。
やっと辿りついて・・ゼェゼェ
右奥の大木の下に、何か黒い物体が見えます。さらに雪を漕いで行ってみよう。

何これ? 「ふる里 大夕張の碑」と刻まれています。
炭鉱で働いて黒くなったの?
雪ふる里?・・風邪ひくよ。いくら幸せの黄色いマフラーを巻いたって。

モノトーンな世界に2枚の石碑
校舎は跡形もありません
鹿島小学校(左)と鹿島中学校(右)の閉校記念碑でした。

膝まで埋まるラッセル行軍がかなりの運動になって息切れし、帰宅してからも咳が出る始末。笑

某Yさんは、ここの卒業なんですね。→ふるさと夕張写真集



post by 雁来 萌

07:08

気象細事記 コメント(3)

せめて歌棄磯谷までの旅

2012年11月23日

前回のニセコと蘭越に続いて、今回は黒松内と寿都のアメダスを紹介します。

地名の「歌棄」は「うたすつ」と読みますが、昔は原語に近い「ヲタスツ」と呼ばれていました。
札幌市内の、ある博物館(のような施設)を見学に行った折、解説付きツアーの一行が近付いて来て学芸員の説明が聞こえ、「うたすて」と言ってましたよ。ぶったまげたなぁ。

江差追分の一節に「忍路高島およびもないが せめて歌棄磯谷まで」という歌詞がありますけど、この意味が一般に流布しているロマンスな説明とは全く違って、商圏の拡大を狙う強欲な縄張争いに由来していることが判明したそうです。
それでも、真相は敢えて伏せられたまま歌われ続けて今日に至っているという・・。


アメダス探訪「黒松内」の巻(2012/11/4)

蘭越から黒松内に向かって道の駅「くろまつない」に着いたらちょうど正午になったけど、かなり込んでたので食事をせずに退散しました。

黒松内の市街地へ入る手前で、朱太川沿いにきれいな崖が見えました。
露頭に迷う地層
地質の世界では「黒松内層」と命名された地層があり、ここがその代表的な露頭です。
不整合の見本もあって、ちょうど歌才ブナ林駐車公園の対岸にあるので、観察しやすいです。 

アメダスは、何かの官舎が並ぶ街角に立っていました。
レンガの宿舎
真後ろが消防署、右奥が除雪センター?のようです。

俗に4要素と呼ばれる、気温・降水量・風・日照の他に、積雪深も測っています。
角の空地

道路には近いけど、幹線道路じゃないので交通量は少ないです。
今日も人影が写らない

どんよりした小雨の天気なので、ブナ林散策などの道草はせずに寿都へ向かいます。
太陽を拝めそうもない

 
寿都湾の海岸沿いに、風車がたくさん並んでいました。
渡り鳥トラップ
長万部から寿都に向かって低地が伸びており、南東風や北西風がこの地峡を通る時に収束されて(=集められて)、強い風が吹きます。
その強風を利用して発電しようという企みですが、これらの風車は罪の無い渡り鳥を虐殺するための死刑台になっています。

種類は識別できなかったけど、強風に抗して羽ばたく鳥の群れ
どこへ行く
カモメは強風を利用してホバリングし、人間を見下ろしながら遊んでました。

低気圧の通過後なので北西の風が強く、かなり海が荒れていました。


アメダス探訪「寿都」の巻(2012/11/4)

寿都測候所は廃止されて特別地域気象観測所に変わり、庁舎も無人になっていました。奥の建物は裁判所です。
封鎖済み
ここは道内でも比較的古い1884年に開所され、最近の1989年に現在地へ移転しました。

寿都測候所で観測された最大風速の記録は49.8m/s(1952/4/15)で、これは道内全ての気象台・測候所の中でも最大の記録です。

露場のフェンスに貼られた標板
ここは特別な地域・・という意味ではない

雨雪量計と温度計と視程計
海から直だ

積雪深計:平年値で70cmくらいは積もります。
吹き飛ばされるか、吹き溜まるか

測風搭の風速計と日照計と通信アンテナ
避雷針もあるでよ

観測所の緯度・経度・標高の基準となる標石
マージャン卓か

現在地に移転する前の測候所は、この岬にありました・・と言っても岬なのか何なのか分かり難い写真ですが。
冬の荒天時には立ってられないね
突出した岬の上だから風が相当に強かったのに、内陸側に移転した後は風が弱くなり(平均風速で3m/sくらい、最大風速で10m/sくらい)、風向の特性も変わって統計が切断しました。

寿都の道の駅「みなとま~れ寿都」に寄ったら期待外れでガッカリ・・空腹になってきたけど我慢して、郷土の歴史資料を買いました。

寿都では、珍しい運動会が行われていたんですねぇ。→むしろ小屋の並んだ運動会


この記事のタイトルに使っている「歌棄」地区に寄ります。
ここはうたすつ

商家だった橋本家の屋敷があります。まるで本陣。
鰊御殿じゃないが、御殿には違いない
ここは鰊漁の網元ではなくて、流通業で財を成した家です。
その建物を活かして「鰊御殿」という旅館を経営していましたが、女将さんが高齢になったため最近になって廃業しました。

正面に掲げてあった「鰊御殿」という看板を外した後も、バス停の名前は相変わらず「鰊御殿」のままです。
泊まってみたかったね

屋敷の向かいに神社があり、「~せめて歌棄磯谷まで」と刻まれた石碑が立てられています。
波よ鎮まってくれ

その隣には船が出入りしたり繋いだりする波止場と、
サーファーも敬遠する荒波
鰊が入ったまま網を保管しておく「袋澗」も残っています。

寿都湾の方向を見返すと、先ほどの風車が見えます。
肩車より高いかざぐるま
海は今時期の低気圧でもかなりの荒れようですから、台風や冬の季節風時にはどうなるか・・。

 
少し離れた場所に「佐藤家」という網元の屋敷があります。
□十佐藤家は網元
屋根に乗せた六角窓がオシャレですが、改修中でした。(そもそも非公開)

由来を説明する看板
漁場建築はシーチクとは違う

裏手に増築した物置部屋(土蔵?)は崩壊していました。
土壁の蔵?・・お茶は土倉

 
この辺はバス停留所も鰊御殿を模してあります。
網元になった気分で待つ
後ろの家のケバいこと・・

さらに種前地区には、レンガ造りの倉庫がありました。
カーリングが出来そうな赤レンガ倉庫
旧岡田家倉庫なんだそうです。

昔風のレンガ蔵も残されており、こっちは貴重品庫だったとか。
シックな茶レンガ蔵・・蔵シック

なんだか、タイムスリップして自分が網元になったような錯覚に陥ります。←船酔いする人間が網元に?


昼食のチャンスを逃してかなり空腹になったので、最近発行された?見知らんガイド2012年版に掲載されている(←また歯周病か)、レストラン「toit vert」(トワ・ヴェール)に寄ります。
丘の上の緑屋根

「toit」は屋根、「vert」は緑という意味で、そのまんまの外観(というか命名)をしています。
今日は貸切か
正式な施設名は「黒松内町特産物手作り加工センター」というらしく、ここはずっと昔から訪れていますが、2階にレストランが併設されるようになって昼食に寄ったら混雑してたので諦めたことがあります。

天気は雨降りだし昼時もとっくに過ぎた時間帯だったので、客はワタシ1人だけの貸切状態、ワンマンショーでも披露宴でも好きなことが出来そうでしたが、お上品に食事します。

メニューの種類は多くないですが、かぼちゃグラタンとチーズサラダを所望しました。
すると、加工場謹製のベーコンのエキスだけで味付けしたスープが無料で飲めるというサービスがあり、ランチセットなどを注文するよりもお得でした。

窓の外の景色も・・雨天でなかったらさぞかし・・。
♪Les feuilles mortes ・・ by Yves Montand
スタッフの対応が良く料理も美味しかったので、お礼のつもりで加工品のソーセージを買い求めてしまい・・そういう戦略なのか。笑

道の駅「くろまつない」に併設されて、「toit vert II」(トワ・ヴェール ドゥー)という施設があり、こちらの正式名称は「黒松内町特産物展示販売施設」というそうです。
そんなに漢字をたくさん並べるなんて、フランス語の愛称とは相容れない表現だろ。


これで、後志地方のアメダス13地点は全て踏査しました。

現在までに、石狩・空知・後志・胆振・日高・十勝は(空知の赤平を除いて)全て終わり、空知の沼の沢は今日やっつけて、既訪は111ヶ所(半数以上)になりました。
八十八ヶ所巡りを超える道内百アメダスなんて、何年先になるのかと思ってましたが、要領が分かってくると1日に何ヶ所も捗るものです。

今年中に探訪するとすれば留萌中部・北部と上川北部が一番近いけれども、それぞれ日帰りで往復するのはアホらしいし、両地域を一筆書きで回ると泊りがけの旅になってしまうので、来年の課題として先送りになるかも。

渡島や檜山ならばついでの機会もありそうだけど、宗谷とか網走とか根室なんて、生きてるうちに訪れることが出来るかどうか・・未練を残して死にたくはないな。



post by 雁来 萌

22:44

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虹の向こうは雨なのかしら

2012年11月21日

風雨が強かった11月の第一日曜日に、後志地方のアメダス4ヶ所を探索してきました。
今回はニセコと蘭越、次回は黒松内と寿都を紹介します。

前日の土曜日は一日中雨が降りそうだから、さすがに出歩かず引き篭っていました。
日曜日は朝に雨が降るけれど天気は回復する見込みだから、まだ雨が降ってた早朝に家を出ました。

 
倶知安のアメダス(特別地域気象観測所)は以前に「赤井川カルデラにも黒曜石」という記事で紹介済みですが、合同庁舎に移る前の測候所時代の建物があったことを思い出して、今回の途中で寄ってみました。
他にも、鉄道関係の遺物などを見学してきました。


倶知安測候所は、かつて街の中心部近くの国道脇にありました。
奥が測候所の庁舎だった建物で、今は寮か下宿かという雰囲気です。
旧倶知安測候所
手前の土地に百葉箱が立っていて、積雪が深くなった場合には、百葉箱の高さを変えられる仕組みになっていました。
国道を挟んだ向かい辺りに営林署があったのに、今はパチンコ屋に変わっていました。

 
次に、「六郷鉄道記念公園」を訪れました。
倶知安風土館や小川原脩記念美術館の近くにあります。(赤井川村へ通じる道路の近く)

これが、旧・国鉄胆振線の線路跡だと思われます。
胆振線の線路跡
ここを進めば目的地に行き着けるはずなのに途切れてました。

胆振線の六郷駅だった跡地が公園として整備されています。
六郷鉄道記念公園
小学校の頃は倶知安に住んでいたけど、倶知安駅を出たらすぐに次の六郷駅に着く感じで、隣町の駅というよりは街外れにある駅という認識でした・・札幌駅の隣にある苗穂駅のような感じ。

客車と緩急車を展示してありますが、機関車がありません。
六郷小学校ではない
次の駅は参郷だったよな・・後方は東小学校です。

SL(9669)の動輪だけを展示してありました。
黒塗りの動輪というのも・・
ホームはオリジナルではなくて、後で作ったものです。

中心部の文化福祉センターの前に保存されているSL(79615)は、前照灯が両側に付いている型で「2つ目羊蹄」と呼ばれるらしいですが、気にしたことがありません。
真打ち登場

運転席に座れて、釜にも触れます・・ヤケド注意。
同じ釜の飯

 
ニセコに登る道路の陸橋から倶知安駅の構内を眺めるの図
簡素になった倶知安駅構内
胆振線のレールが無くなったので、右側のホームが使われることはありません。

今年の冬のJRダイヤ改正で、遂に「スキー列車」という臨時列車が無くなったそうです。

駅の裏に総合体育館がありました。
機関庫も不要になる
昔はここに機関庫があって、手前の駐車場の位置に自宅(官舎)がありました。その頃は陸橋じゃなくて踏切だったんですけど。

向こうの山が、レルヒ少佐がスキーを紹介したという「旭が丘スキー場」です。
左奥がワイスホルン
・・というか、私が毎日のように滑って上達したゲレンデ、と言った方が分かりやす・・くはないか。

昔はスキー場の麓に「伊井オブラート工場」(現:伊井化学工業株式会社)の煙突が立っていたので、その辺りに行ってみると、創業者「伊井億右衛門」の銅像が立っていました。
伊井億右衛門翁
さらに下の方に工場があるんだけど、寄らないで引き返しました。


羊蹄山の麓にある道栄紙業の工場に敬意を払いつつ通過し、
・・やっと、
アメダス探訪「ニセコ」の巻(2012/11/4)

ニセコの道の駅を通過してさらに進むと、ニセコ連峰を背にして虹が架かっていました。
虹の向こうはニセコ連邦・・と書いてしまった←ロシアか
山麓には雪が積もって白くなっていました。

予想してた道が行き止まりになってたので少し戻り、
郵便局には見えない
宮田小学校と書いてある校門を入ると、郵便ポストが脇にありました。

でも、平成15年に開校百周年となり、平成18年に閉校してました。
百余年の歴史に幕
自分の行く所、学校は閉鎖される運命にあるのか?

校舎の左側にある体育館は、珍しく片流れ屋根の構造でした。
珍しい形
ここは多雪地帯ですから、積もった雪を落ちやすくする設計なのでしょうか。

 
アメダスは校庭の隅に立っていました。
用具置き場か
左側の住宅は、いかにも教員住宅だった雰囲気です。

ここでは雨量だけを測っています・・トイレの横なのかっ!
金属部品が腐食しそう

 
引き上げようとすると、将棋の駒のような形をした青いトタン板がうち捨てられており、落ち葉に埋もれていました。
草を払うと・・「二宮さんにも まけないよい子に なりましょう」と書いてあるようです。
良い子はわざと負ける

人の気配を感じて顔を上げると・・「おい、こら! そこで何してる?」
これ、そこな者
わっ! 

・・と聞こえたのは他人の空耳だったようで、小学生になんか負けまいとタブレット端末で勉強してるだけでした。
このタブレット端末は使い難いな
しかし、金次郎くんの看板がうち捨てられているようでは、道徳も地に落ちたのでしょうか。

 
旧校舎を調査・・ハイカラな時計搭があり、スキーの風景が描かれていますが、時刻は全く合っていません。
現在時刻は11時28分
正しくは11時28分で、虹の手前ですから。横側の時計は4時45分を指してたし。

この施設は、地域特産品を開発するために提供されたようです。→参考
清酒「二世古」なら知ってるが
ニセコビールって知らなかった。

体育館と郵便局が同居してるなんて、初めて見ました。
どんな消印なのかな
だから校門の脇にポストがあったんですね。


アメダス探訪「蘭越」の巻(2012/11/4)

アメダスは街外れの運動公園にありました。
中心街から外れてる

後ろにある温室のような建物はプールです。
温室ではない

周囲には公営住宅のような建物が沢山ありました。
らんこしが丘

北北西の風が冷たいよぉ。
温度計は高い位置に

駐車場(とトイレ)の横にあるのが難点かな。
除雪した雪を積まれそう

さらに、ブナ北限の町・黒松内へと向かいました。 つづく。



post by 雁来 萌

07:38

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マシュケナダは萌えている

2012年11月15日

・・北海道にそんな地名はありません。 by セルジオ・メンデス

もう、いつの話だったか・・記録的な暑さもようやく収まって秋めいてきた日、上川地方のアメダス地点に続いて、留萌南部のアメダス地点を調査しました。


 
アメダス探訪「幌糠」の巻(2012/9/23)

お寺の境内にあるかと思ったら違ったけど、遠くに見えました。
畑の向こうはアメダスなのかしら by 天地真理

ここだと思う・・以前は農協だった、という雰囲気の建物です。
どこにでもあるコミセン

裏に回ると・・屋根の棟と同じ程度の高さかな。
裏にあっても、おもてなし

測器の近景、左奥がお寺です。
山のお寺の鐘がゴン中山

風速計と積雪深計の投光部
天高く人肥ゆる秋

星霜百年、開拓の歴史
この地に来たりて幾星霜
例によってパークゴルフ場があります。


アメダス探訪「達布」の巻(2012/9/23)

朱鞠内から霧立峠を越えて来ると、小平蘂川を小平ダムが堰き止めた「おびらしべ湖」がありました。
小平ダムとおびらしべ湖

この山って、手前側が崩れ落ちたように見えます。
山・川・橋
道内一長い、湖上橋だそうです。

途中に、天塩炭鉱の遺構がありました。
前世紀の遺物
薪の時代、石炭の時代、石油の時代、原子力の時代・・次は?

巨大なホッパーの廃墟で、近過ぎて画面に収まりません。
石炭の時代

アメダスは倉庫に隠れていました。
倉庫の裏というか駅の裏だった
ゆとりのある敷地です。倉庫の屋根もあまり障害にはならないみたい。

測器類と地震計(左)
あまり意味の無い柵

風速計
雲にのりたい by 黛 ジュン

向かいに「達布地区活性化センター」がありました。
どうすれば活性化するだろう
その右横にバスが見え、隣は「てんてつ(天塩炭鉱鉄道)バス」のターミナルになっていましたが、営業所の建物があまりにもボロいので省略。
元々はここに、てんてつ終着の達布駅がありました。


この先、増毛に寄って帰るので、途中で必然的に留萌を通ります。

留萌に来たなら、このお店に寄らなければ世間の義理を欠くというものです。
お勝手屋・・お、買ってや
聖地参拝、メッカ巡礼のような気分です。

ついに入手できましたっ! 沿岸バス萌えっ子缶バッジ
ちびキャラだす・・完売しちゃった
市内には萌えっ子ペイントのバスも走ってたけど、不意を突かれて撮影できず。

礼受地区にいい感じの番屋があったので、帰宅してから調べたら「佐賀番屋」というそうですが、普段は非公開らしいです。


アメダス探訪「増毛」の巻(2012/9/23)

以前に来たことがある「リバーサイドパーク」の入口の近くにありました。
もったいないほどの芝生

「下水道管理センター」という施設の敷地内です。
ワイン工場のような配色

周囲は畑などになっていて、環境は極めて良好です。
今日は全く人影が写っていない

風速計も問題無いけど温度計の位置が低かったかも。
だし風

近くに、開拓を記念する石碑と鳥居がありました・・石碑が御神体なの?
馬の頭に念仏

今日のミッションも完遂したので、増毛灘(マシュケナダ)に沈む夕陽を眺めつつ、雄冬岬を回ってワタシは帰ります。 by 石川さゆり
カラスが鳴くから帰ろ
最近、「シュ」を「シ」と発音したり、「シ」を「シュ」と発音するようになったのは、歯周病になりかけなんでしょうか。


日頃、色んな迷惑メールが届いて鬱陶しいですが、笑ってしまったメールがありました。

タイトルが「萌さんから招待状が届いています」というもので(笑)、・・招待状であることは分かったけど、いったい誰に宛てて送ってるつもりなんだよ?

・・・あ、ワタシ自身はそんな招待状を出しませんから、喜んで返信しないように気を付けて下さい。←誰が?



post by 雁来 萌

07:08

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幌加内町の締まりない子

2012年11月12日

幌加内町観光協会あたりから怒られそうなタイトルだけど・・

9月下旬にU-18ブロックリーグ決勝大会の試合で旭川へ行ったついでに、上川地方と留萌地方のアメダスを調査してきました。
今回は上川北部の「幌加内」と「朱鞠内」を紹介し、次回は留萌南部の3地点を紹介します。

今回の2地点は、以前は北空知に属していましたが、気象特性が上川北部に似ていることや支庁再編(振興局設置)に伴って、上川北部に編入されました。


 
アメダス探訪「幌加内」の巻(2012/9/23)

およそ予想通りの街外れに見つかりました。
街外れ

ここは町の除雪センターの敷地内です。
これだけの除雪機が必要なんだ

少し離れて樹が立ってる他は何もありません。
ここは除雪しないでね

目をわるくすることがあります。
勉強し過ぎても目をわるくすることがあります。

積雪深計のターゲットに向かってレーザー光を発していますから。
必殺ビームを受けてみよっ!

これが投光部で、腕木を出してるのは珍しいです。ここは積雪が多くて2m近く積もるから、高い位置から照射するんでしょう。
雪を融かすほどのパワーは無い
向こうの山は「ほろたちスキー場」かな。

風速計と投光部
帆船のマストみたいだ

国道へ戻る途中に、歴史を感じるレンガ倉庫がありました。
ノスタルジー
旧JR深名線の幌加内駅がこの近くにありました。手前を横切っている道が線路跡じゃないかな。

次の目的地である朱鞠内へ向かおうとすると、
昔はレンガ倉庫だったのか?
「そば日本一の牙城」と書いてありました(参考)・・牙城とは大胆不敵な。

この先の雲行きが怪しいと思ったら案の定、道の駅「森と湖の里ほろかない」に寄って買い物をしてるうち、土砂降りの雨になってしまって外に出られず。
傘は車の中に置いて出てきてしまった
「天気のいい日はバイクに乗ろう!」 by レッドバロンという看板を見かけますが、二輪車は大変ですよね・・この程度のことでめげるくらいなら二輪車に乗ってられませんが。

少し進むと日本一の蕎麦畑を見渡せる展望台がありましたが、既に収穫が終わった後だし雨天だしで通過しました。(参考


アメダス探訪「朱鞠内」の巻(2012/9/23)

朱鞠内の市街地?に入ると学校がありました。
朱鞠内小学校
幌加内町立朱鞠内小学校です。

ここは閉校になっていない現役のようです。
整備状況は良好

と思ったら、中学校が閉校になってました。
やっぱり閉校か
昭和61年というと・・26年前だから台座にひび割れが。

アメダスの敷地には何があったんでしょう?
どこの庭先?
郵便局長さんの官舎のような佇まいだけど無人で、郵便局は少し離れた場所にありました。

ここは幌加内よりさらに雪が多くて、平年の最深積雪が236cm、雪が積もらないのは6月~9月のみ、最低気温の極値は-35.8℃という土地柄で、食物を凍らせないために冷蔵庫で保存するという・・。
地震もあるでよ
奥にある白い小屋は地震計でしょう。

集落の中心街を見下ろすの図
冬にも来てみようかな・・とは思わない

右下は防災放送のスピーカーかな?
積雪深計は超音波だから干渉しないのか

この奥に進むと、日本一の人造湖である 締まりない子 朱鞠内湖がありますが、先を急ぐので寄らずに引き返します。



post by 雁来 萌

07:58

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