2012年11月12日
幌加内町の締まりない子
幌加内町観光協会あたりから怒られそうなタイトルだけど・・ 9月下旬にU-18ブロックリーグ決勝大会の試合で旭川へ行ったついでに、上川地方と留萌地方のアメダスを調査してきました。 今回は上川北部の「幌加内」と「朱鞠内」を紹介し、次回は留萌南部の3地点を紹介します。 今回の2地点は、以前は北空知に属していましたが、気象特性が上川北部に似ていることや支庁再編(振興局設置)に伴って、上川北部に編入されました。
アメダス探訪「幌加内」の巻(2012/9/23) およそ予想通りの街外れに見つかりました。 ここは町の除雪センターの敷地内です。 少し離れて樹が立ってる他は何もありません。 目をわるくすることがあります。 積雪深計のターゲットに向かってレーザー光を発していますから。 これが投光部で、腕木を出してるのは珍しいです。ここは積雪が多くて2m近く積もるから、高い位置から照射するんでしょう。 向こうの山は「ほろたちスキー場」かな。 風速計と投光部 国道へ戻る途中に、歴史を感じるレンガ倉庫がありました。 旧JR深名線の幌加内駅がこの近くにありました。手前を横切っている道が線路跡じゃないかな。 次の目的地である朱鞠内へ向かおうとすると、 「そば日本一の牙城」と書いてありました(参考)・・牙城とは大胆不敵な。 この先の雲行きが怪しいと思ったら案の定、道の駅「森と湖の里ほろかない」に寄って買い物をしてるうち、土砂降りの雨になってしまって外に出られず。 「天気のいい日はバイクに乗ろう!」 by レッドバロンという看板を見かけますが、二輪車は大変ですよね・・この程度のことでめげるくらいなら二輪車に乗ってられませんが。 少し進むと日本一の蕎麦畑を見渡せる展望台がありましたが、既に収穫が終わった後だし雨天だしで通過しました。(参考)
アメダス探訪「朱鞠内」の巻(2012/9/23) 朱鞠内の市街地?に入ると学校がありました。 幌加内町立朱鞠内小学校です。 ここは閉校になっていない現役のようです。 と思ったら、中学校が閉校になってました。 昭和61年というと・・26年前だから台座にひび割れが。 アメダスの敷地には何があったんでしょう? 郵便局長さんの官舎のような佇まいだけど無人で、郵便局は少し離れた場所にありました。 ここは幌加内よりさらに雪が多くて、平年の最深積雪が236cm、雪が積もらないのは6月~9月のみ、最低気温の極値は-35.8℃という土地柄で、食物を凍らせないために冷蔵庫で保存するという・・。 奥にある白い小屋は地震計でしょう。 集落の中心街を見下ろすの図 右下は防災放送のスピーカーかな? この奥に進むと、日本一の人造湖である締まりない子朱鞠内湖がありますが、先を急ぐので寄らずに引き返します。
posted by 雁来 萌 |07:58 | 気象細事記 | コメント(0) |
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