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作者の雁来 萌(かりき もえ)は、休日になると弁当と単語帳を持参して、札幌市東区にある「北海道コンサドーレ札幌・東雁来グラウンド」(通称:カリキ)で過ごしています。 コンサドーレの次代を担う(かも知れない)若者達が、しゃかりきにボールを追っている姿を眺めて癒されています。 性別:非公開 年令:非公開 特技:非行かい? 職業:占い師、トイレ評論家 住居:熊が出没する札幌市中央区 過去記事のリストを「記事一覧」カテゴリに載せています。 コメント欄に「今後の投稿予定」を記してあり、随時更新します。 オフィシャルブログ内であれば、このブログをリンク集に加えるのはご自由で、問い合わせも不要です。 深夜・早朝のコメント投稿はご遠慮下さい。

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知里幸恵 銀のしずく記念館

2014年04月18日

昨年の秋に、小樽市総合博物館で開催された「ロシアが見たアイヌ文化」という展示を観覧してきました。

小樽市総合博物館の旧手宮機関庫(鉄道車両保存館)
機関庫
鉄道記念物で国の重要文化財です。



この展覧会は、ロシア・サンクトペテルブルク市のピョートル大帝記念人類学民族学博物館のコレクションから約140点のアイヌ工芸品を展示するもので、日本初公開の展示だそうです。→参考記事

展示品を見て回ると、ほとんどがポーランド人のブロニスワフ・ピウスツキによって収集された品物でした。

ピウスツキと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、「ピウスツキの蝋管」です。
蝋管というのは古い時代のレコード(というかテープレコーダー)のような物で、円盤形をしたレコードを円管形に丸めたものだと解釈して下さい。
羊羹ではない蝋管
録音する時は円筒を回転させながら振動する針で外側に溝を刻み、再生する時は円筒を回転させながら溝をなぞるピックアップで振動を拾うという原理です。

参考:それらしい器械に組み上げたエジソン蝋管蓄音機
エジソン・・という選手がいたなぁ

古い時代の蝋管資料は表面にカビが生えたりしてるので、クリーニングした上で(溝をすり減らさないよう非接触式の)レーザー光の反射を検出して音を再生させます。

 
ピウスツキは樺太(サハリン)へ流刑になったんですが、流刑といっても幽閉されていた訳ではなくて、樺太でアイヌ民族の生活用具を収集したり、北海道に渡ってアイヌのユーカラを録音したりしました。樺太アイヌや千島アイヌは、北海道アイヌと言語や用具が少し違います。

そのアイヌ語録音コレクションが「ピウスツキの蝋管」な訳です。

ピウスツキの功績を称えて、ポーランド政府から白老のアイヌ民族博物館に彼の記念碑が寄贈されたというので、昨年の初冬に見物してきました。

ポロトコタンの敷地内に巨大なアイヌ像が立っていますが、その脇にピウスツキの記念碑がありました。
ひっそりと佇む
正直言って目立たないけど、分かる人が分かれば良いのかも。

台座には、ポーランド語(多分)、日本語、アイヌ語、英語で説明が書かれています。
マルチリンガル
ロゼッタストーンのように解読できそうな・・。

記念碑の除幕式の様子がYou Tubeにあります。

ピウスツキについて詳しく知りたい方は、北海道大学学術成果コレクションの『ポーランドのアイヌ研究者 ピウスツキの仕事』あたりを参考にして下さい。18MbのPDF資料もあります。


ついでに登別まで足を伸ばして、2010年に開館した「知里幸恵 銀のしずく記念館」を見学しました。

登別で1903年に生まれた知里幸恵(ちり ゆきえ)は、アイヌのユーカラを日本語に訳した「アイヌ神謡集」を著作したんですが、心臓病のため19歳で夭折しました。

その業績を紹介する施設を建設しようという構想が持ち上がり、記念館を建設するために2002年から募金を集めて、2010年9月に開館できました。→参考
シロカニペ ランラン
彼女が書いた日記やノート、金田一京助からの手紙、関連文書、木像などを展示してありました。

ちょっと分かり難い場所にありますが、記念館の裏手に知里幸恵の生家があったからここに建てたんだと説明してくれた館長さんは、知里幸恵の姪に当たります。

観光シーズじゃないので館内をじっくり観覧した後に、お茶のおもてなしを受けました。
添えられていた紙に書かれた説明を読むと、アイヌ民族が飲む「エント茶」というハーブだそうです。

えっ・・それって、さっき白老で買ったのと同じ物じゃないの?
薙刀の形をした香る草
ポロトコタンの土産物屋で初めて見たから、試しに買ってみたのでした。
「ナギナタコウジュ」という草を乾燥させたお茶で、香りに少し癖がありますが、慣れると良い感じです・・二日酔いや風邪の時に飲むんだとか・・効用を確かめるために酒を飲まなきゃ。

登別市内には、幸恵の弟でアイヌ言語学者である知里真志保の碑もあります。
銀のしずく 降れ降れ まわりに

 
さらに登別温泉へ向かい、温泉街の手前に立つ「のぼりべつ分化交流館 カント・レラ」を見学しました。
天空の風
ここは閉校した登別温泉中学校だった建物で、近隣で発掘された遺跡の出土品を展示したり、勾玉作りや火起こしの体験学習が出来る施設です。

何しろ、今年の最終開館日の午後に訪れたもんだから、歓待はされなかったけどゆっくり見学できました。


所変わってここは新千歳空港・国際線の2階にある「アイヌ文化展示コーナー」です。
ルウンペ
アイヌの民族衣装やタペストリー、テクンペ(手甲)、マタンブシ(鉢巻)、イタ(盆)、マキリ(小刀)などを展示してあります。
目が回りそう

空港内のエレベーターの扉にもアイヌ模様があしらわれている他、国内線の4階にはアイヌ工芸品店「アイヌモシリ」もあります。

新千歳空港に降りたら、『ここは先住民族の土地なんだ』と意識する仕組みになっています・・イランカラテ。


空の玄関ばかりでなく、札幌駅にも今年の2月に観光客を迎える木製モニュメントが設置されました。
まるで生きてるような
この木像は、アイヌ民族彫刻の第一人者である藤戸竹喜(ふじと たけき)さんが札幌大学の「ウレシパクラブ」からの依頼で彫り上げた作品で、制作・維持費は全て寄付で賄われます。

像は弓の舞(ク・リムセ)を象っており、1年ほど前に近代美術館で開催された工芸品展「風のかたりべ AINU ART」に展示されていた藤戸さんの彫刻に感銘を受けました。→アイヌ工芸品&難波田龍起

木像の足元に並ぶ巨大な「イクパスイ」(捧酒箆)は、6名の木彫家に依頼した作品です。
ほどいてみたくなる
紐を結んだ模様を彫るのが得意な貝澤幸司さんの作品など。

一日中、マジマジと眺めていたいなぁ。←ホームレスと勘違いされそう


雁来練習場の横にある分譲地のモデルハウスに空き巣が入り、家具などが盗まれる被害が相次いだそうな(記事)・・私の仕業じゃないですから。



post by 雁来 萌

21:22

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港町の資料館と博物館

2014年04月12日

昨年の11月に、小樽築港にある「おたるみなと資料館」を見学してきました。

ここは小樽港湾事務所に併設されていて、港湾事務所自体は一昨年の冬を含めて何度か訪れたことがあります。


左が小樽港湾事務所で、右が「おたるみなと資料館」です。
港湾事務所と資料館
おたるみなと資料館は、冬場なせいもあって鍵がかかっていましたが、申し出れば見学できて説明もしてくれました。

小樽港には北防波堤、南防波堤、島防波堤があり、北防波堤は土木遺産に指定されている他、「小樽みなとと防波堤」は北海道遺産に選定されています。

水を飲む時には井戸を掘った人の苦労を考えなければならないし、フェリーに乗る時や魚釣りをする時には、防波堤を作った人の苦労を考えなければならないもんです。
はるか手宮・高島まで

資料館の前に、巨大なコンクリート塊が置かれていました。
100年前のコンクリート塊
港湾工学の父と言われる廣井勇氏(初代の小樽築港事務所長)が、明治30~41年に「斜塊ブロック」という方式で小樽港の北防波堤を建設した時のコンクリートブロックです。

当時はコンクリートという物がどの程度長持ちするか分からなかったので、長期耐用性試験を続けるために沢山の供試体(モルタルブリケット)を作りました。
配合を書いてある
最終的には6万個作って、100年経った現在は4千個が残っており、今でも定期的に試供体を破断させて強度を測定しています。

これがその抗張力試験機で、
八百屋の台秤ではない
梃子に鉄球の錘を載せて供試体を上下に引っ張り、ちぎれた時の荷重から強度を測るという方式です。

 
資料館の前には「ケーソン」を滑らせる斜路(後述)があります。
要するに滑り台
現在は稼動していませんが。

運河公園には廣井勇の銅像があって、小樽港(と防波堤)を見守っています。
河童公園ではない

後方は旧日本郵船(株)小樽支店の建物(臨時休館中)です。
小樽港繁栄の礎

右奥に3代目の小樽築港事務所長「伊藤長右衛門」の銅像もあります。
各地の港湾を建設
この所長は「ケーソン式」で南防波堤などを建設しました。

背後から見ると、はるか右前方に廣井勇の銅像があって、
日出ずる方角
三歩どころか「30m下がって師の影踏まず」という位置関係になっています。
師の背中を見ながら精進して歩む、という姿勢にも見えます。

伊藤長右衛門の遺骨(の一部)は、延長した北防波堤の先端に埋められているとされているので、案内係の職員に尋ねてみたところ「そう言われております。」との返答でした。「誰も確かめた人はいませんが・・」そりゃぁ、そんな畏れ多いことを出来る職員はいないでしょう。


同じ頃に「苫小牧市美術博物館で開催された、苫小牧開港50周年記念企画展「夢を形に~砂浜と原野にいどんだ時代~」を観覧してきました。→参考
美術館と博物館の取り合わせ
博物館の左横に、いかにも後から建て増した感じの美術館が併設されています。

苫小牧港は内陸掘込み式の港で、1951年に工事が始まって1963年に開港しています。
その工事を行うことになった経緯や、掘削作業に使われた道具などが展示されていました。大型の作業機械の実物は無理ですが。

工事の進捗状況などを撮影した航空写真のパネルがたくさんあって、写真測量に使うゴツいカメラも置かれており、そのほとんどは「志方写真工芸社」が提供していました。
苫小牧に住んでいた頃(1967~1970年)、駅前通りに「志方カメラ店」があったことを思い出しました。

企画展のパンフレットに載っていた1962年の苫小牧市内
国道36号と市役所でっせ
整然と並んでいるのが王子製紙の社宅です。王子の城下町ですから。
右上に太平洋があり、放課後に砂浜へ行ってサッカーをしてたなぁ。笑

苫小牧には他にも「苫小牧市科学センター」という博物館系の施設があって、こちらは主に宇宙系の展示が多いです。

昭和45年の設立当時は「青少年センター」という名称だったんだけど、「青少年センター」だけならば、青少年の「ゲームセンター」なのか「補導センター」なのか分からないよね。


札幌市内にある某美術館の入口
控えめな正面入口
ここが入口だとは思えず、通り過ぎてしまいました。
まるで社員通用口のような素っ気ない造りで、この扉を開けて入るには勇気が要ります。

展示を一通り観覧してからトイレに入ると、引き戸を開けたら自動的に照明が点いた・・だけなら驚かないけど、続いて便座カバーがカパッと開いたのには参ったね。
熱烈歓迎
身障者用を兼ねてるからそういう仕掛けなんだろうか。

壁に取り付けられたステンレス製の操作盤
全ての機能を確かめたくなる
ボタンが多過ぎて、どれを押せば良いのか分からないよ。笑
日本語を読めない人はどうするんだ?

それにしては「音姫」が見当たらない・・まぁ、広い空間に一人だけだから必要は無いだろうけど、「マッサージ」とか「ムーブ」と書かれたボタンを押したら何が起こるのか興味津々、漬物はしんしん。

先日は食事をしながら「しまふく寮通信3」を見ていたら「トイレ掃除」の話。笑
専門分野なだけに食が進みました。



post by 雁来 萌

23:24

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毒ガスで生きる化け物

2014年04月01日

新年度 明けまして おめでとうございます。 今年も・・

地球の大気中に二酸化炭素が増えることに伴って、地球が温暖化することが問題になっていますが、それってホントに異常なことなのかどうかを地球史的に考えてみます。

今日はウソを書いても構わない日らしいけど、(さほど)大それたウソは書かないつもりです。


地球が温暖化すると言っても、長い目で見れば過去にもそんなことは実際に起こっていた訳です。
比較的最近の話としても氷河期と間氷期とが繰り返していて、現在は間氷期に入り始めた時代に過ぎません。
縄文時代は現代より温暖で海水面が上昇し、海岸線がかなり内陸まで進入していた結果、当時の遺跡は内陸側の台地の麓などに残っています。

氷河期には高緯度地方に大陸氷河が成長して海水面が下がり、氷塊が乗った重みで陸地が沈み込んでいましたが、それらが融解した現在は重石が取り除かれた状態だから、陸地が少しずつ浮き上がってきています。

高緯度地方が氷に覆われていたどころではなくて、地球全体が雪や氷に覆われてしまう「スノーボールアース(Snowball Earth:全球凍結)」と呼ばれる状態になった時期が、少なくとも3回生じたとも考えられています。
スノーボール

 
今回は、地球の大気中に酸素が豊富に含まれることが、果たして尋常なことなのか異常なことなのかを考えてみます。
そして、現在の地球上で生活しているほとんどの動物は、酸素を吸って二酸化炭素を放出している訳ですが、これが尋常なことなのか異常なことなのかも考えてみます。

地球の大気組成を学校で習った時には、窒素が78%、酸素が21%、アルゴンが1%、二酸化炭素が0.03%・・だと覚えていたのに、現在の二酸化炭素濃度は0.04%に増えています。
昔は330ppmだったのが現在は400ppmに近づいていて、四捨五入した最初の桁が3から4に増えたんだけど、1万分の1とはいえ結構な増加でしょう。

他山の石というか他星の空気として、比較のため太陽系に属する他の地球型惑星の大気組成を調べると、二酸化炭素が主成分で95%以上を占めており、残りは窒素が2~3%加わる程度で、酸素はほとんど含まれていません。
従って地球の大気は、非常に特異な組成をしていると言えるから、この時点で既に尋常ではないことが分かります。
碧い地球は誰のもの

 
こんな組成になった原因を推定するには、地球の誕生以来の歴史を振り返る必要があります。(地球の歴史を見てた訳じゃないけど)

他の惑星と同じように地球の大気だって、太古の昔には二酸化炭素が主成分だったに違いありません。
その頃に発生した初期の生物(無酸素生物)は、二酸化炭素を糧にして生きるエネルギーを得ていたはずで、そのような生物が(細々とながら)次第に繁殖していったと考えられます。

ところがある時代、豊富な二酸化炭素を効率的に消費して、こともあろうに酸素を放出するという新しい生物(要するに植物の祖先)が出現しました。

酸素は非常に活性的な元素で、何とでも反応してしまう厄介な代物です。
金属を腐食させるし、もっと急激な反応だと他の物質を燃やしたり、場合によっては爆発させたりします。

現在の動物は、このような過激な反応によって生じるエネルギーを、活発な運動のために活用している訳ですが、当時のか弱い原始的な生物にとっては、酸素は猛毒な気体だったはずです。
何しろ酸素は消毒薬(例えばオキシドール)として使えるくらい、微生物にとっては致命的なダメージを与えるほど強力な元素ですから。

それほど強力な毒ガスを発生させる新生物は、それまで平和に暮らしていた生物から見れば、自分達に必要な二酸化炭素を大量に浪費する一方で、毒ガスである酸素をどんどん排出する新種の生物(というか化け物)に見えたことでしょう。(見える目が有ったら、の話)
Magic Dragon

 
このような植物による「大酸化イベント」に伴って毒ガスを浴びせられた原始的な生物は、どんどん死滅して絶滅するのも時間の問題となりました。

そこで苦し紛れに無酸素生物が考えたことは・・何とか植物に復讐したいものだ・・この恨みをいつの時代にか晴らさなければ・・このまま植物が蔓延ってしまったら地球は破滅してしまう・・たとえ我が身が滅びようとも、植物を道連れにするための方策は無いものか・・

などと考えても名案など浮かぶはずも無く、毒ガスの前に無力な無酸素生物は成す術なく駆逐された末に絶滅してしまいました。
しかし、無酸素生物もただ死滅した訳ではなくて、自らの死骸と共に無形の怨念をも残しました。
その怨念とは、植物に取って代わるべき次の世代の生物が繁殖した頃、植物を絶滅させるような本能的性質が突然に顕在化するような遺伝子を残したのです。

そんな遺伝子を取り込みながら、植物が放出する酸素を利用してエネルギー源とする生物(要するに動物の祖先)が出現し、危険な遺伝子が密かに組み込まれているとも知らずに繁殖してきました。

上には上があるもので、毒ガスを吐き出す化け物が現れたと思ったら、今度はその毒ガスを吸って生きる化け物さえ現れるんだから・・人間はその化け物の末裔な訳ですが・・。
城春にして草木深し

 
無酸素生物が絶滅してから五劫の擦り切れほどの時間が経過して時代は新生代第四紀完新世となり、一世を風靡した植物を凌駕するほどの動物が地球上に繁殖するに及んで、無酸素生物の恨みを晴らす機会が遂に到来しました。

数多ある動物の中でも頂点に立つ存在だと勘違いしている人間は、危険な遺伝的性質を如何なく発揮して盛んに植物を切り倒しては燃やし、無酸素生物の好物だった二酸化炭素を増やしていきます。

地表に繁茂している植物を焼き尽くすだけでは満足できず、固体や液体に姿を変えた植物の死骸までも、地下からあばき出して燃やし続けます。

植物が放出した毒ガスである酸素を利用して植物自体を葬り去り、その結果として二酸化炭素も増やそうとすることは、一石三鳥の名案と言わざるを得ません。
数少ない現役

そのような行動が無酸素生物の怨念を引き継いだ先天的な性質だとは知る由もないし、やがては自分自身が窮地に追い込まれる事態を惹起することにも考えが及ばず、祟り神となった人間は無節操に植物を殺戮し続けています。

 
人間が花を見て摘みたくなるのも、焚き木が燃える炎を見て心が安らぐのも、全ては無酸素生物の怨念に支配されている潜在的な心理現象なのでしょう。

紀伊半島の神宮で大規模な社殿を定期的に建て替えるのは、大量の大木を合理的に伐採するための方便だとは誰も気付いていません。

中部地方の神社では、山から切り出した大木に馬乗りになって坂から落とす祭まで行われて民衆が大喝采する・・これは植物に対する怨恨を昇華させるための集団リンチに見えます。

かつて学校で行われていた棒倒し競争とか、クリスマスに木を切ってきて死に装束を飾り付けるとか、桜の樹の下でジンギスカンを焼いて煙で燻すとか、・・傍から見れば不合理としか思えない行為も、植物を虐待したい衝動に駆られた無意識な所業であると納得できます。
蜜柑・羊羹・仁義好かん

 
人間が八面六脾の活躍をしたお蔭で植物がどんどん死滅するのに伴って、酸素の生産量が次第に減少すると共に、二酸化炭素の含有量が急速に増加してきます。
現在は既にその兆候が現れ始めている、と解釈すべきなのかも知れません。

やがて人間のせいで植物が絶滅し、酸素を吸えなくなった動物も窒息して同じ運命を辿った暁に、地球の大気が再び二酸化炭素で満たされると、かつて地球上に遍く広がっていた楽園が蘇るのです。カムバック・カーボン

その状態を無酸素生物のパラダイスと見るか、破滅的な復讐の果てに残された焼け野原と見るかは重要ではなく、そこからまた無酸素生物が発生し、次いで植物(のような生物)が発生し、続いて動物(のような生物)が発生して再び焼け野原を作る、という同じ過程を何度も繰り返す可能性もあり得ます。
そして誰もいなくなった

人間はただ、そんな輪廻転生のストーリーの中で、一つの端役(というか、迷惑な役の名脇役)を演じているだけに過ぎない・・のかも知れません。



post by 雁来 萌

22:22

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松山光をアウェイに帯同?

2014年03月24日

うちのチームでは、経費節減のためアウェイに帯同する選手の数を減らしたこともあるとか。
・・ならばベンチ入りメンバーの空いた枠に、松山光くんを登録することは出来ないんだろうか?

選手証が無いんだから無理だろうし出場するはずも無いんだけど、毎回もらう「VOCS」の選手データには光くんの「出場数/得点数/警告数」の欄まであるから、これをそのまま「ベンチ入り数/被弾数/撤去数」と読み替えて・・


現実的な方法としては、ドームで見たカキワリにビブスを着せてベンチの横に立てておくとか。
ベンチ内に千羽鶴を吊るしても構わないんだから、カキワリが立ってても構わないだろ? ビンボーチームの体裁を取り繕えるし・・
殴りかかりそうな勢い

背が高いカキワリは持ち運びに不便だと言うならば折り畳み式にするとか・・いつか見たミシュラン人形のような風船をベンチに座らせる方法もあるだろうし・・
こんな人形が立ってるくらいだから。
首を絞めてないか

光くんの誕生日は6月21日なんですか。
試合日程を見ると・・ちょうどホームゲームがあるから、その日こそを「松山光デイ」に設定するんだろうなぁ。

いっそ、ススキノから札幌ドームまでの道を「松山光通り」と名付けてしまえば?
弾丸シュートだろ

年度末の多忙さで頭が疲れてる(というかハイになってる)と、突拍子もない 名案 妄想が浮かぶものですな。

・・そういえば、まだハチマキが届いてないなぁ・・と思っていたら「認定書」(メンバーズカード)が届いて、ハチマキは追加発注中につき暫く待てとのこと。仕方が無いのでマタンブシを買いました。


試合前に寄ったチ・カ・ホ「北から暮しの工芸祭」で入手した作品
ボーボー ウー
輪切りにした白樺の木口を焦がしてシマフクロウを描いてあります。

ひょっとして、ホスンの身内なのかな。
最前列で写真を撮りたい
みんな16番で、黄色いGKユニがもう1人並んでいました。

私が座ってるエリアって、いつも紙コップやゴミ(や忘れ物)が置き去りにされてて回収するのが大変なんだけど、先日は1個も残っていなかったのが不思議・・一見さんが少なかった(から入場者数も少なかった)ということか。

地下鉄の福住駅にて:いのちの問題となる危険な兆候はありませんか?
応援していたチームの話さえしなくなった。

先日寄った、札幌ドーム近くの某カフェにて
間違えて入っても弁解できる
たったこれだけの表示しか無いのに間違える人はいないから、シンプルイズベスト。

こちらは新千歳空港国際線のトイレ
万国共通ピクトグラム
一目瞭然、傍目八目
女子トイレは多分、同じデザインで色違いではないかと。←見てきたようなウソかも



post by 雁来 萌

20:22

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100人100脚と四国クラフト

2013年09月22日

100人100脚とは、100人が並んで2人3脚のように脚を縛って走る・・とすると、100人101脚になってしまうから勘定が合いません。

札幌芸術の森工芸館で、「北海道の木の椅子100人100脚展」が開催されていた頃(7月ですが)に観覧しに行きました。

100人の工芸家が椅子を1脚ずつ作って、100脚を出品・展示する、という催しです。


会場の様子:展示品の撮影は自由で、座り心地を確かめることも出来ます。
試乗できます
どの椅子が気に入ったかを作品番号で選び、その理由も記述するアンケートに答える、という仕組みになっています。アンケート回答に対するご褒美はありません。

図録の表紙には、北海道の自然や動植物がデザインされていました。
こんな椅子を作って
動物は、鹿、栗鼠、蝶、熊、鮭、狐、梟・・鼠のように見えるのはナキウサギ?
植物は、松、蕨、百合、ラベンダー、スズランが識別できます。

 
私が気に入った作品をいくつか紹介しますが、必ずしもアンケートに答えた作品ではありません。

カウンターチェア(岡崎 功:木工駄々)という作品
腰骨と足乗せが肝要
バーのカウンターにこんな椅子が置いてあったら、時を忘れて長居してしまいそうです。
女性用と男性用とがあって、これは男性用。両方を組み合わせるとベンチになるそうで・・見てみたい。

LONDRA(基 恆良)
漆塗りのような表面
赤黒だからって訳じゃなくて、前脚の曲がる向きが常識とは反対だから。

Rihito(渡邊 季意子)
小さくても形は一緒
りひと君の誕生を祝って作った椅子で、祖父母が使っているウィンザーチェアをミニチュアにした形です。

キッズベンチ(中矢 賢一:スタジオK&M)
べんりなベンチ
座面が上に開く蓋になっていて、中におもちゃなどを入れられます。

ケイタイこどもいす(中井 吹雪:中杢工房)
紅白の一升餅な気分
板を分解して重ね、シートベルトでブックバンドのように縛れます。

わっしょい!お神腰(三島 千恵:チエモク)
尻の下の力持ち
玉の輿ではなく腰掛の腰で、説明には「重い私のみこしを担いでくれる・・」と。←担ぐ方も大変だ

たべることについての椅子(永田 まさゆき:アトリエ オン)
出来合いではない柄
こういうの好きですね。寄りかかり過ぎると倒れて、フォークが背中に刺さりそう。

 
「君の椅子」プロジェクトって知ってますか?
町内で生まれた子供に、オリジナルデザインで名前入りの手作り椅子を贈る活動です。
君の椅子たち勢揃い
最初は東川町で見たんだけど、剣淵町や愛別町、東神楽町も参加するようになったとは知りませんでした。

デザインは毎年変わり、歴代の椅子はこんなデザイン。
やさしい丸み

これは「ゆうのすけ」君に贈られた椅子
You・・の椅子


最近、「SHIKOKU CRAFT」日本クラフト紀行6 SHIKOKU CRAFT 2013 を観覧しました。
暮らしのお伴にしたい、四国らしい手仕事だから「手しごと しこくらし」だそうです。

展示品をその場で購入することが出来るので、気に入って入手した作品をいくつか紹介します。

高知県の炭焼き下本一歩さん作の竹細工「コーヒーメジャー粉ミルクとか調味料とか
カップの直径が47mm:竹の節をカップの底として活かしています。
お玉も良かったけど使う機会は無いだろうし・・コーヒーを飲まないからコーヒーメジャーだって使う機会は無いと思いますが、何かの計量には使えそうです。

同じく高知県の土佐打刃物屋の山下哲さん作のくじらナイフ「ミンククジラヒレが指のストッパーになる
全長170mm、刃渡り57mm:ヒレで指が止まって怪我をし難い

香川県の讃岐ざんまい、もの工房「森本建具店」作の「寄せ木小物入れビクともしない
建具屋らしく色んな木材を組み合わせてあり、接着剤を使っていないのに合わせ目が動きません。
ペンスタンドとして使っています。


その日、とある病院に行ったらトイレの中に・・
杖の輪
杖を立てておくホルダーのようで、「つえつえほ~」という商品だそうです。ほぉ~

 
最近、おかずとして買ったツマミの袋を開封すると、「エージレス」という脱酸素剤の小袋が入っていました。
開封したら用済みだし間違って一緒に食べる恐れもあるから(←乳幼児かっ!)捨てようとしてよく見ると、「熱くなることがありますが、そのままお捨て下さい」と書かれていました。
Ageless・・不老長寿の薬かも

確かに熱くなりました。
多分、鉄の粉が入っていて(開けてみたら黒かった)、酸素を吸収して自身が酸化することによって袋の中を無酸素状態に保ち、食品の酸化を防ぐという作用なのでしょう。

脱酸素剤がホッカイロの代わりに使えるとは知りませんでした。ほんの10分間程度しか持ちませんけど。
Ageless というくらいだから、これを飲めば不老長寿の薬効があるかも。←ウソですよ



post by 雁来 萌

07:49

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豊平川と共に・その恵みと災い

2013年05月21日

4月23日から6月2日まで北大総合博物館で、「地質の日」(5月10日)を記念した企画展示「豊平川と共に-その恵みと災い-」が開催されています。→案内

どうせだから、市民セミナ-「豊平川がつくりだした自然景観」が開かれる日にと思って、5月11日に見学してセミナーも聴講しました。

セミナー講師の前田寿嗣さん(柏中学校教頭)は、以前の記事で紹介した「札幌の地形と地質」や「道央の地形と地質」などを執筆しています。

豊平川は、札幌の市街地の基盤となる肥沃な扇状地を作った一方で、繰り返す洪水によって災害ももたらしてきたという歴史を、地図や地形や地質や写真から学ぶ企画になっています。


「地質の日」の由来は、ライマン(と日本人の助手達)が日本で初めて北海道の地質図を作った日だそうです・・「ゴトウの日」かと思ったよ。
ゴトウの日
地質図を1日で作れる訳は無いから、発行した日なんだろうけど。

セミナーも企画展示も、大変勉強になりました。

野草に詳しい人間としては、ついでに企画展示「北のすみれ」(ボタニカルアート)も鑑賞します・・スミレって結構種類が多くて、識別するのが難しいんですよね。

 
学内に、エキノコックス病を啓発するビラが貼られていました。
感染経路として、北大生などがローンでジンパをすると・・と書かれています。笑
駅のコックさん


会場へ向かう途中で、いつも横目で見ながら通り過ぎていた「清華亭」に寄って見学しました。
屯田兵中隊本部のような造り
ここには昔、偕楽園という公園が作られて、その貴賓接待所として設けられた建物で、明治天皇が行宮した時の休憩所としても使われました。(その時の宿泊所が豊平館)

出窓のある洋室(左)と和室(右)を備えた、和洋折衷の構造になっています。
折衷庵
札幌市の有形文化財に指定され、東区にある永山武四郎邸と似ています。

 
清華亭の手前に、河道跡のように低くなっている土地が続いていました。
この溝は?
これは「メム」(涌き水)の川筋の跡だろうと思って、さらに上流側を探索します。

神社がある開けた土地に出ました。
神のお導きか
中央の奥の隙間からつながってきています。

これが偕楽園なんですね。個人宅の庭のようにも見えますが。
庭にしか見えない

こっちから来れば分かりやすかったんだな・・自転車捨て場かっ!
都会の片隅に

出発点に戻って、さっきの下流側にも低地が続いています。
こっちは何処へ

その先は北大構内の「サクシュコトニ川」につながっています。
川の流れのように
現在は自然の涌き水じゃなくて、人工的に水を汲み上げて流してるんだけども。


最近、厚紙を切り抜いて積み上げ、山の立体模型を作るキットを買いました。
紙を重ねて山を積み上げるから「やまつみ」・・紙も積もれば山となる。
聞け、やまつみの声
それぞれの山によって、積み上げる層の枚数(標高)や地形の複雑さが違うので、難易度(★の数)や値段も大幅に違います。
取りあえず、身近な山だし豊平川の傍だし難しくない山ということで、★三っつの札幌藻岩山を選んでみました。

キットの内容:模型用の厚紙や台座、地形図、説明書、位置合わせ用の棒、完成(予想)図など
千里の道も一歩から
小さなパーツを無くしてしまった時に注文するFAX用紙まで付いてるんだから、それほど無くしやすいということかも。
厚紙の材料は、牛乳パックなどを再生したリサイクル紙で出来ています。

こういうキットも、3個くらい作ってみて初めて満足な出来になるんだろうから、焦らずに登山道を登る気分でコツコツと積み上げるのが、美しく完成させる秘訣だろうと思います。
まずは、台座に色を塗ることから始めよぅっと。

この商品を作ってる会社は札幌にあり、秀岳荘amzonで売っています。
何年振りかで秀岳荘に行きました・・若い頃は随分と贔屓にしてたけど、今は山も登らなくなったから御無沙汰してました。


※追記として加えていた製作の経過は、まとめて「仮想体験・藻岩山登頂記」の記事へ移しました。



post by 雁来 萌

21:35

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鯉幟も凍えるGWの氷雨

2013年05月01日

・・日曜日の荒天は羆嵐だ。羆嵐に違いない!

 
バスから降りて辺りの様子を覗う熊
龍頭蛇尾な熊
ハンターを呼ぼうと思ったのは秘密だ。

 
地下鉄大通駅のホームに、説得力のある電飾広告がありました:「春雪さぶーるさぶーる




4月27日(土)は札幌芸術の森へ行きました。

ゲートで駐車場の回数券を出したら「今日は無料です。」と言われて、そう言えば以前にもそんなことがあったなぁ・・と思い出しました。

小雨が降る中、水を得た魚のように・・は泳がない「鯉さがり」
春よ鯉

水遊びの季節になりましたから・・。
まだ泳ぎたいとは思わない

改修のためしばらくお休みしていた「芸術の森美術館」では、「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展」が開催されています。

佐藤忠良といえば彫刻しか浮かびませんが、絵画とかデッサンとか雑誌の挿絵などの作品も多く展示されていて、新鮮な発見でした。色々な新発見もあったし。

雑誌の表紙として使われた絵の作品を並べてあったんですが、そこに描かれた女性の横顔が、全てと言っていいほど左を向いていました。
・・ということは、たとえ彫刻でも彼の作品を見る時は、顔の左側から見た方が製作の意図を理解出来るというか、左側から見た形に力を入れて作っているのではないか?と思いました。

彫刻作品では、ほとんどの作品が顔(首)を右側に傾けていました。
中には、こんな姿勢を取らされるモデルさんはさぞ苦しかっただろうな、と思えるポーズもあります。

もう1点の発見は、本人が彫刻作品を製作中に意識していたそうですが、両足の隙間が作る形が面白いんだそうです。
どうしても上半身の動きに目が向きがちですが、周囲を回りながら視点を変えると、確かに色んな形に変化します。
工場の煙突が重なって2本に見えたり3本に見えたりするのに似て・・何も無いようなスペースや空白が重要なのは、サッカーばかりじゃない。笑

 
館内で改修した箇所と言えば・・ミュージアムショップの名前とレイアウトが変わったな、という程度で・・外見を素人が見ただけじゃ分からない部分も改修されたんでしょう。

「中庭インスタレーション」は、鉄棒の溶接が得意な 川上りえ さんの作品が展示されていました。
ある意味でワイヤーフレーム
こうやって作品を運び入れるんですね、裏の関係者用駐車場まで見通せたのは初めてです。

美術館の前にあった倒れそうな立木:野外彫刻の作品ではありません
これがホントの枕木

枯れた訳ではなく、ちゃんと芽吹いています。
老いてなお死なず

 
工芸館では「日本のクラフト展 in Sapporo 2013」が開催されていました。
これがまた見てるだけで楽しくて、芸術の森には1時間ほど費やすつもりが2時間も滞在してしまって、その後の予定に影響が出てしまいました。



post by 雁来 萌

21:08

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ヱヴァンゲリヲンと日本刀

2013年04月19日

最近、春のせいか頭がぼんやりして(←春だけ?)、漢字の読み間違いが多くなってる気がします。

「萌月」と書いてあったのを見て、四月のことをそう言い換える旧い呼び名があったっけ?とか、三日月が少し膨らんだ状態の月なのか?などと考えてしまいました。
よく見れば「前月」と書いてあっただけなんですけど。笑

雪も解けたから、そろそろ檜山地方へ探索に出かけようかと思ったのに、雪が融けたら熊の季節だということを思い出しました。


4月5日から5月17日までサッポロファクトリーで、「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展が開催されています。

私自身は「ヱヴァンゲリヲン」には全く興味が無いし、どんなジャンルでどんなストーリーなのかも知らなくて、もっぱら日本刀を鑑賞しに行った訳ですが。

アニメの中では日本刀を素材にした武器を使っている(らしい)んですが、ならばその武器に似せた日本刀を実際に製作してみようかという話になって、本職の刀匠などが寄り集まって技術の粋を駆使しながら作ってしまったんだそうです。

もちろん、本来の作刀技法とは違う部分が多いから、アイディアを出し合って工夫して試行錯誤の末に完成した訳ですけども。

合わせて、これまで馴染みが薄かった人々にも日本刀文化(構造や製作工程)を紹介する、という目的もあります。


それにしても、案内チラシ(PDF)に描かれている短刀には信じられない間違いがあって、
弐号機仕様短刀
それじゃぁ元の鞘には納まらないだろ、という構造的な欠陥に気付くんですが、実際に製作された短刀の方はもちろん正しく作られていました。
頭の中でイメージを描く場合と、現実に形のあるモノを作る場合との違いですね。

 
展示室内は、ストロボを使わなければ写真を撮影しても構わないことになっていました。(著作権に関わる一部の展示物を除き)
広くないし流れが悪い
フツーの展覧会ではそんなことは無いんですが、この辺に展示してある日本刀はアニメとは関係が無く、骨董品でもなく旧い時代の刀剣を模して製作された現代刀なので、写真を撮ろうが構わない訳です。

 
アニメの中では「ビゼンオサフネ」という刀(のような武器)が登場するらしく、展示してある現代刀の作品も備前(岡山県)の長船(おさふね)派の作品が多かったです。
というか、元々、岡山県の「備前長船刀剣博物館」や「全日本刀匠会」がこの企画に協力して、備前長船刀剣博物館で特別展を開催した後に国内を巡回している、という経緯になっています。

備前長船刀剣博物館は、生きてるうちに一度は見学したいと以前から思っていました。岡山県というだけで腹立たしいんですけど(笑)、住所としては「瀬戸内(せとうち)市」に変わったんですか。(←聞いたことない都市名)

由緒のある地名をどんどん無くした平成の大合併は、後になって歴史に残る悪政という評価を受けるかも知れません。
行政というものは本来、住民に公平であって立場が弱い人を助ける仕組みなはずなのに、そんな格差を助長する結果になってしまいました。

長船派といえば、「湾れ(のたれ)」とか「濤乱(とうらん)」と呼ばれる、波のような大胆な刃文を特徴とする流派なんですが、会場で上映していたビデオの説明では「丁子(ちょうじ)」文が得意だと説明していて、ちょっと違和感を感じました。

 
会場内には、ケースに入ってチェーンが付いた刀身も展示してあって、日本刀の重さを体験出来るようになっていました。
私自身には必要が無いんですけど(笑)、一度試してみると良いですよ。刀なんて、片手で持って振り回せるような代物ではない、ということがよく分かるだろうと思います。



post by 雁来 萌

20:18

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借入金の長期返済計画

2013年04月06日

うちのクラブには多額の借金があって、毎年、北海道に5千万円、札幌市に1千万円ずつ5年間返済してきたんだけど、昨年度は未返済の残高が、それぞれ2億2千5百万円と4億5千万円ありました。

道の方は先月末に残金を一括して返済する予定でしたが、全額を返済してしまうと運転資金にも事欠く状態になるので、返済を先延ばしにしてもらうよう、要請していました。(結論はどうなったんだろう?)


少なくとも前年度分の5千万円と1千万円とを返済すると、残額は1億7千5百万円と4億4千万円に減ります。(減ったという実感は湧かないけど)

道の方へは残額を5年間で返済する予定ですが、市の方への返済計画はまだ未定で、昨年の段階では毎年1億円規模で返済するような計画になっていました。

合計して毎年1億3千5百万円ずつ返済しながら黒字を出すのは至難の技で、来年度(2014年度)末で債務超過の状態だとクラブライセンスをもらえないから、恐らく返済計画は変更されるんでしょう。(それとも増資か)

明るい話題としては、新設したオンラインストアの利用が順調で、既に700万円ほどの売上げがあるそうです。このシステムは、道内遠隔地やアウェイのサポがグッズを購入するのに役立っているようです。

グッズの在庫が増えると色々と不都合が生じるので、売上げを増やすことよりも、在庫を抱えないで売り切ってしまうことの方を重視しています。従って、グッズの開発や生産は慎重にならざるを得ないと。


2011年度の調査によると、うちのサポは時代を先取りして高齢化の最先端を走っている、という話は以前から聞いていましたが、まぁ、30歳代や40歳代が多いんだろうという程度の認識でいたらとんでもない!
50歳以上の比率が他のクラブを大きく引き離して43%もいる一方で、30歳未満が15%に満たないんですと。(済みません)

女性の比率が50.3%で男性が49.7%とかで、当然ながら女性比率はJリーグクラブの中でダントツなのは胸を張っていい数字・・なのか?

 
2012年のファンクラブ会員数は 9,809人(6,763世帯)でしたが、今年はクラブコンサドーレの会員を11,000人に増やすのが目標だそうで、後援会からの移行分が増えるとしても1,300人増は微妙かな?

クラブのオフィシャルホームページへの平均訪問頻度は 462,232件/月だそうで、平均閲覧者数は 118,513人/月、ページビューは 1,419,094ページ/月だそうです。
一方、オフィシャルブログの方は、平均訪問件数が 264,850件/月、平均閲覧者数は 65,776人/月、ページビューは 1,863,847ページ/月だそうです。
(30分以内の再訪問は1件とカウントし、同月内の重複閲覧は1人とカウントする)

HFCの組織図
ミツワ石鹸とザ・ピーナッツを思い出す
CRM本部とは、「Customer Relationship Management」つまり、顧客との良好な関係を継続的に維持し、深めることによって顧客の強いロイヤリティーを作り出す・・ための部署ということかな。



post by 雁来 萌

21:23

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三岸トゥインクル・コンサート

2013年04月02日

3月30日(土)の午後に三岸好太郎美術館で、「トゥインクル・コンサート」が催されました。→案内チラシ(PDF)

まず途中で気象台に寄って、積雪の状況を確かめます。
立春は過ぎたけど
確かめたって減る訳は無いんだけど。



演奏プログラムは、ピアノとヴァイオリンとクラリネットの組合せなど4曲でした。
本日の演題
表紙には、三岸好太郎によるデッサンをあしらっています。

展示室のパイプ椅子に座って畏まりながら聴くのは嫌だから、2階の閲覧コーナーのソファーで寛ぎながら聴き入っていました。
と突然、ふくらはぎが攣ってしまい、慌てて(静かに)立ち上がって膝を伸ばしたけど、ふくらはぎを伸ばしたまま保とうと頑張れば、今度は腹筋が攣ってしまって往生しました。


近代美術館の敷地内で、樹木が切られていました。
なんでも芸術作品に見える
まるでトルソー作品のような・・切ったのはチェーンソーですが。

こんな向きに伸びて歩道まで張り出してたら、そりゃぁ苦情も出て切られますね。
はみ出し禁止


当日の午前中に買ってきた本「世界の変なトイレ」のカバー
変なトイレ
発行所:(株)エクスナレッジ、¥1600+税、ISBN:978-4-7678-1511-4

カナダの女性作家と女性写真家の2人が世界のトイレを取材して回ったという、写真がメインの羨ましいレポートです。
これは私のバイブルになりそうな本で、人生の指南書に巡り合えた気がしますが(笑)、書面をお見せ出来ないのが残念だから、HPや、著者のプロフィールを。(どこに座ってるの?)


ドームで、内部の配置図が掲示されていました。
定員34名
インベーダーゲームに見えそうだよ。



post by 雁来 萌

22:22

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