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2014年03月28日

鹿ノ子ダムと旧武華駅逓

今回のアメダス調査旅行も、4日目の午後となりました。

予定していた21ヶ所のうち、残るは置戸町の「境野」と「置戸常元」、北見市の「留辺蘂」だけになり、時間的には順調に進んでいますが・・。

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posted by 雁来 萌 |20:17 | 気象細事記 | コメント(2) |

2014年03月14日

ルクシ峠の事故と竜巻災害

常呂アメダスの次は、佐呂間へと向かいます。
北見市仁頃のハッカ御殿に立ち寄った都合上、山間部の仁頃トンネルと新佐呂間トンネルを経由する国道333号を通って佐呂間町へ抜けることになりました。

昔は、仁頃トンネルの次にサロマトンネルを通ってルクシ峠を越えるルートでしたが、2001年にルクシ峠で土砂崩落が起こって2名が死亡しています。

峠付近には同様な地質が残っているため旧ルートを放棄し、仁頃トンネルの先に別の「新佐呂間トンネル」を掘削するルートに変更されました。この新しいトンネルは全長4,110mで、当時は道内の国道で2番目の長さになる長大トンネルでした。(現在では黄金、穂別、野塚の各トンネルに次いで第4位)

新佐呂間トンネルの工事は2004年に着工して2007年に貫通する予定で、両側から掘削を進めて中央部の1,000mほどを残していた2006年11月7日、オホーツク海側の地域としては珍しい竜巻が佐呂間町若佐地区に襲来しました。

トンネルの工事事務所や宿舎となっていた2階建てのプレハブが跡形も無く崩壊し、工事関係者9名が死亡しました。
トラックが横転したり車が空中を飛んだほどの激しさで、竜巻の強さを示すランクである「藤田スケール」は「F3」と判定されました。→気象庁の竜巻災害データベース札幌管区気象台の調査報告

死者の他にも重症6名、軽傷25名、住宅被害25棟となり、被害のほとんどが若佐地区に集中しています。飛散物は15km以上先まで運ばれて落下していました。(その先はサロマ湖だから落下地点が分からない)

たまたま他へ移転したばかりだった旧若佐小学校跡の校舎に工事事務所・宿舎が間借りし、空き家となっていた教員住宅で被災住民が避難生活を送りました。

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posted by 雁来 萌 |22:30 | 気象細事記 | コメント(0) |

2014年02月21日

仏の顔も四度目の墓地

越川橋梁から斜里の市街地に向かい、アメダス探訪を続けます。

小雨が降って薄暗いし見通しも悪いので、今日の探索地点はあと1ヶ所か2ヶ所で終わりかも。

遂に、時間差が四ヶ月遅れ以上まで広がった投稿になっていますが、鮮度が問題となる記事ではないので気にしない。

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posted by 雁来 萌 |21:57 | 気象細事記 | コメント(0) |

2014年02月07日

世界遺産指定は観光地化

アメダス糸櫛別の敷地は何だったのか納得できないまま、単調な道路を海岸に向かって(スピードを出し過ぎないように)下り、標津に着きました。

上標津の次が中標津で、その次が根室中標津、さらに糸櫛別を経て、今度は標津ですから、全て「シベツ」が続いています。
いくら似てるからって、悲別なんていう地名を作らないで欲しいもんだなぁ。

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posted by 雁来 萌 |22:34 | 気象細事記 | コメント(0) |

2014年02月02日

新旧の滑走路とメロディー

根室・網走方面のアメダス調査旅行の3日目は、前夜のうちに暗いながらも下見しておいた中標津から探査を始めます。
夜だから暗くて観測サイトは識別できなかったんだけど、この施設以外に考えられないという状況ですから簡単に見つかりました。

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posted by 雁来 萌 |18:56 | 気象細事記 | コメント(2) |

2014年01月17日

水気の無い所に浄水場立たず

根室半島のアメダス探索も無事に終えることが出来たので、根釧原野に戻って別海を目指す途中、春国岱の傍にある道の駅「スワン44ねむろ」に寄りました。GONではなくSWAN44ですと。

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posted by 雁来 萌 |22:17 | 気象細事記 | コメント(0) |

2014年01月08日

最東端の旧珸瑤瑁小学校

厚床から国道を離れて道道1127号に入り、落石や花咲を経て日いずる町・根室へ向かいました。
アメダス以外の途中の寄り道については、後日の記事で紹介します。

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posted by 雁来 萌 |19:03 | 気象細事記 | コメント(2) |

2014年01月02日

アットコック・ヒューガッコ

こんな名前の新たな外国人選手を獲得する、とかいう類の話ぢゃないのでオットセイ(アシカにあらず)。←正月からこれだもの。

10月半ばの連休に、最後まで未調査で残っていた根室地方や網走地方のアメダス地点を探索してきました。

あちらの方面で残っているアメダス地点は21ヶ所あり、往復する距離が長いから1泊2日の旅を2回繰り返しても効率が悪いし、そう頻繁に行ける地域ではないから色々な文物をゆっくり見聞したいしで、2泊3日かけて一筆書きのように回ることにしました。
調査漏れを生じないように、しかも時間的ロスの少ない行程を考えるのも大変だけど。

寄り道が多いとなると、1日に見て回れるアメダス地点は6~8ヶ所でしょう。
この調査旅行さえ順調に終われば、道内(本土)のアメダス地点をほとんど踏査したことになり、離島の6ヶ所を加えても未調査地点は10ヶ所程度に減る目論見です。

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posted by 雁来 萌 |21:45 | 気象細事記 | コメント(3) |

2013年12月28日

ひまわり副局を江別に設置

静止気象衛星「ひまわり」は、ひまわり画像を撮影するために使われるのは当然ですが、他に通信衛星の役目も果たしています。

アメダスの観測データは公衆回線を使って送信しますが、気象官署の観測データや予報データなどは、気象衛星を経由して気象庁と送受信しています。
なぜなら、災害時には公衆回線が使えなくなる場合があり、そういう時にこそ防災情報は確実に伝達されなければならないからです。
他にも、外洋航路の船舶が位置情報を得る場合などにも使われています。

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posted by 雁来 萌 |22:19 | 気象細事記 | コメント(0) |

2013年12月24日

弓で射られる危険な探索

紋別の道の駅で昼食を食べてからしばらく経ち、おやつの時間になったけど空腹を我慢して遠軽へ向かいます。

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posted by 雁来 萌 |21:05 | 気象細事記 | コメント(0) |

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