2011年09月14日
渡島東部の自然と歴史
トップチームの試合で函館を訪れたついでに、渡島地方の主に東部を探索してきました。 渡島北部はいつでも行けるから、普段は行き難い東部を重点的に見聞します。 今回の函館旅行は、前日に帯広から帰って来た都合もあって、試合当日の早い時間帯に競技場へ着くことは無理でした。 従って競技場の駐車場に入れることは最初から諦め、五稜郭の近くにある函館美術館など向けの駐車場へ停めることにしました。ここに停めて美術館を見学すれば、駐車料金が少し安くなります。
美術館前の彫像が巨大なトーチを掲げるの図(←自由の女神かっ?) 歩道で見かけた「特別史跡五稜郭跡」の標石 「Pentagonal Fort」というらしい。 去年は見学できなかった函館奉行所にも行きましたよ。 お白州に引き出されて責められた記憶が蘇り・・悲 誰でも撮るような写真は省略するとしても、これは外せないでショ・笑 使用はしないけど、どこにどうやって座るというのか・・ 文化財を火事から守る消火用の放水銃みたい 軒先の裏側に張られたテグス? 鳥が巣を作るために近付くのを防ぐ対策? 青函連絡船記念館摩周丸の手前にある「旧函館駅」(里程0マイル)の碑 乗船ブリッジまでの連絡通路を走ったこともあったよなぁ。 夕暮の函館港に入港するクルーザーと停泊中の帆船 金森倉庫の一角にある「日本最初の気候測量所跡」の案内板(参考:函館海洋気象台の沿革) 一夜明けて翌朝:道の駅「なとわ・えさん」 隣にキャンプ場があり、近くにコンビニもあるから便利です。 でもその便利さが、アウトドアとして良い事なのかどうか。 道の駅の屋上に上がると、野宿してた人がいました。 昨夜は結構な雨が降ったのに、大丈夫だったのかな? 恵山には何度も行きましたが、いつも霧がかかってて山頂まで登る気がしないんです。 今日は取りあえず展望台まで行ってみました。肌寒かったよぅ。 ガンコウランの実が生っていましたが、採取禁止です。 威容を誇る山体 賽の河原っぽい景色:硫黄の臭いがします。 展望台から眺める麓の集落・・かつて「モンテローザ」という施設がありましたが、立入禁止になってました。(参考) (車で駐車場まで)登ってきた登山道 治山事業による砂防工事・・役立ってるのか? 旧南茅部町の川汲地区に「臼尻水産実験所」という施設がありました。 ウオレンジャーって・・。(呆) 臼尻の漁港はなかなか綺麗です。 昆布を満載した軽トラックが港に集まってきてました。 防波堤は「カモメドーム」と名付けられています。 稚内の「北防波堤ドーム」に似てますね。 付近には「がんばろう東北 がんばろう漁村」という看板が立っていました。 そういう連帯感なんでしょう。ここにも津波が押し寄せただろうに。 川汲地区で発見された「大船遺跡」を見学しました。 竪穴式住居の屋台骨 屋根(や壁)を葺くとこうなります。 間取りは・・ワンルームとしか言いようが無い・・。 出土品などは、すぐ横にある「大船遺跡埋蔵文化財展示館」に展示されてました。 月曜日だし工事中だから休館だろうと思ったら開館してて、スタッフが丁寧に説明してくれました。(訪れる人も少ないんだろう) 10月には、この近くに道の駅「縄文ロマン 南かやべ」が完成し、「縄文文化交流センター」も併設されるんだとか。 これで、道の駅「つど~る・プラザ・さわら」や、盲腸のような「なとわ・えさん」が孤立しなくなって、渡島半島の東部を巡る旅がし易くなるのではないかと。 大岸中学校へ行くついでに立ち寄った「礼文浜トンネル」 「トンネルの安全を誓う碑」という石碑がありました。 このトンネルは、内壁のコンクリートが落下したことがあります・・道路と同様に難所だからなぁ。 近くに鉄マニアの聖地「小幌駅」があります。
posted by 雁来 萌 |21:41 | 蝦夷の細道 | コメント(0) |
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