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2010年08月16日

日韓交流U-16ユース大会(2)

第1日目に続き、2日目は11時から ソウル特別市 vs 北海道選抜 の試合、13時半から アルビレックス新潟 vs 北海道代表 の試合が行われました。

試合前のアップ・・あれっ
お見送り
トイレに行こうと思ってロッカールームの前を通ったら福永くんがいたので、「頑張ってね」と言うと「今日は先発ですから!」とのこと。おぉ、それは楽しみ。
GKが活躍する試合って、楽しいはずはないんだけども。

雲が多いながら今日も暑く、東風があって少しは涼しげに感じます。


 
北海道選抜(紫) vs ソウル特別市(白)
国歌演奏は1曲のみ
道選抜のスタメン(所属は1日目を参照)は、GK:福永浩哉、DF:横山拓也・玉田昌平・大内翔太・藤根直道、MF:佐藤央・蛭田来也・小野能寛・志田尚弘、FW:股村健人・金慎也 でした。

5分にソウルの左クロスが入り、右寄りの直近から打たれるピンチになりましたが、GK福永が足ではじいてCKに逃れました。
足ではじく

しかしソウルの右CKで、こぼれ球をファーから打たれて失点しました。(0-1)
失点その1

13分にソウルが右をえぐってクロスを入れ、CKを与えましたが、この右CKをパンチングで跳ね返します。
CKをパンチ

19分に金がユニを引っ張られて、正面30mくらいでFKを得ました。
このFKはバーに当たり、跳ね返りを打ったけど右に外れました。

25分に中央を突破して金が左寄りからシュート、GKが触ってわずかに右へ外れ、CKとなります。
CKを得る
しかしこのCKには触れずに、流れてしまいました。

28分にも金がゴールに迫るチャンスとなり、股村がフックのかかったシュートを打ちましたが右へ外れました。

32分のソウルのチャンスで、打ちたい素振りを見せながらも中央へスルー、飛び出した選手に押し込まれました。(0-2)
失点その2
これはオフサイドかと思ったんだけどなぁ。

37分にはソウルの独走を許し、GKをかわされて流し込まれました。(0-3)

42分に佐藤が中央から浮き球を入れ、小野が左からシュートを打ったけど右へ外れてしまいました。
3点差ながら、望みをつないで前半が終わりました。

 
ハーフタイムで、佐藤に代わって海藤健二が入りました。
雲がやや増えたし東風も強まって、前半よりは涼しくなったと感じます。

2分にソウルがずるずると攻め込み、中央から打たれたシュートが左ポストに当たってからGKの背中に当たったのか、ゴール内に入りました。(0-4)

5分に、横山に代わって石井源が入りました。
大会プログラムでは石井の名前を「Gen」と書いてありますが、「はじめ」が正しいはずです。

6分にソウルのゴール近くで混戦となり、後方から金が打ったシュートはバーを叩いてゴール内に落ちました。(1-4)
金が1点返す

8分には小野が左から攻め上がって海藤が右からシュート、左ポストに当たってそれて行きました。
ポストに当たってそれる

道選抜では、小野が長い足を伸ばしてインターセプトしたり、志田が左サイドを俊足で駆け上がってチャンスメイクするのが目立ちます。

23分にソウルがPエリアの右手前でFKを得て、このFKをバーに当てられました。
ここで、股村に代わって赤岡匠が入りました。

この後からチャンスが続き、27分に志田が左から切り込んでシュート、赤岡が詰めますがボールは押さえられています。
赤岡が詰める

続いて28分に玉田から海藤へサイドチェンジするフィードが渡ったけど、海藤が打ったシュートは右へ外れました。

さらに29分には、小野からパスを受けた志田が左クロスを入れ、赤岡がジャンプしますが先にキャッチされます。
キャッチされる

ところが30分、ソウルの右サイドから攻め込まれ、打たれたシュートをはじいたこぼれ球をクロス、中央でのスライディングは届かなかったものの、再び右からクロスが入ってヘディングを合わされました。(1-5)

32分に得たFKを金が打つと壁に当たってしまい、ここで蛭田に代わって吉田健助が入りました。

何だか、雲が減って暑くなってきたんですけど・・この大会では3日間とも、真夏だというのに一度も給水タイムを取りませんでした。

40分の攻勢でCKを得て、金が蹴り入れたCKに当てたヘディングは、太陽を目指して飛んで行きます。
ヘディングは打ち上げる

42分には海藤あたりがミドルを打ち、GKがディフレクティングでバーを越えさせました。
惜しい
終了間際にソウルはGKを交代する余裕を見せ、(1-5)でソウルが勝ちました。


北海道代表(白) vs アルビレックス新潟(オレンジ)
デカいな
道代表のスタメン(所属は1日目を参照)は、GK:阿波加俊太、DF:浜下賢・永坂勇人・丸尾祐太・鈴木航平、MF:中原彰吾・深井一希・堀米悠斗・中川雄貴、FW:内山北斗・鈴木貴大 でした。

 
開始1分も経たないうちに内山が突破し、右からシュートを打ってCKを得ました。
CK得る

左から中川と堀米や鈴木航も加わってチャンスを作り、右からは中原が攻め上がります。
12分の左CKはヘディングでクリアされ、浮き球を深井がヘディングで打ちましたが右へそれました。

14分に中原が奪って突進、鈴木貴が右からシュートを打ったけどわずかに越えてしまいました。
越える

16分に鈴木貴が突破し、GKがクリアしたボールを内山が打っても越えてしまいます。
これも越える

17分の内山のシュートは、左へ外れて行きました。
何だか気合いが入り過ぎているのか、少し落ち付けと言いたくなります。
もしかして、何かの怨念でもボールに乗り移っていて、打球が勝手に飛び過ぎてしまうんでしょうか。

などと思ったら呪術が解けたのか、18分のCKで深井が打ったシュートや、19分に堀米が切り込んで打ったシュートはゴロになってしまいます。

道代表はよく走っており、新潟のチャンスはほとんどありませんが、カウンターを受けると危険です。
予感が当たって33分に新潟の右サイドを抜かれ、右奥から打たれたシュートは枠の前を横切って助かりました。

41分に内山が右から切り込んでシュート、しかしボールはGKにブロックされて止まっています。
ブロックされる

直後に鈴木貴が独走してフリーでシュート、これをまたふかす・・。
またもや

43分に堀米がシュートを打ち、リバウンドを中原が打ったけどキャッチされました。
こんなに打っても入らない時は入らない、そんな時に限って事故のような失点で負けることもあります。

しかし手許の時計が45分になった頃に鈴木航が左サイドを上がり、狙い澄ましてクロスを入れ、鈴木貴が滑り込んで押し込みました。(1-0)
やっと得点
胸を撫で下ろした気分で前半が終わりました。

 
交代なく後半が始まりました。
と思う間に新潟のスローインを堀米が奪い、中原が右から打つと相手のクリアがポストに当たってから入ったかも知れないけれど中原の得点で(2-0)・・まだ50秒しか経っていません。
彰吾が2点目

7分に内山からパスを受けた鈴木航が左クロスを入れ、新潟のクリアが危うくオウンゴールになりそうでした。

直後にPアークの左手前でFKを得て、堀米が打ったボールは壁に当たり、リバウンドを堀米が打ち直したらゴロになってキャッチされました。

14分に濱下?から鈴木貴に渡り、内山が左から打ったシュートは転がって右隅に入りました。(3-0)
北斗が3点目

16分に左サイドで競り勝った中川が浮き球をゴール前に入れ、鈴木貴が押し込みました。(4-0)
ターボが4点目
ここで、中原に代わって小栗和也が入りました。

直後に中川から堀米に渡って左クロス、鈴木貴のヘディングは届きません。
しかし18分には、中川の左クロスに鈴木貴がヘディングを合わせました。(5-0)
ターボが5点目
鈴木貴はこれでハットトリックになりました。

21分の濱下の右クロスに内山が飛んだけど届かず、思わず手を伸ばしたように見えました・・もし手が触れていたら、故意じゃなくてもカードをもらったかも知れません。

22分に、鈴木航に代わって月館海斗が入りました。

23分の右CKをはじかれましたが、月館が拾って左クロス、鈴木貴が右から打ち込みました。(6-0)
ターボが6点目

26分に濱下が入れた右クロスはヘディングでクリアされ、これを内山が強烈なシュート、しかし正面でキャッチされました。
直後にも内山が突破し、後方から中川が打ったシュートは右ポストに当たってしまいました。

27分に堀米が鬼のようなドリブル突破を見せ、打ち損なったシュートを鈴木貴が押し込みました。(7-0)
ターボが7点目
前半の呪縛が嘘のように、得点を重ねていきます。

29分に月館ヘ出たボールからCKを得て、中川が蹴り入れた左CKをいったんは返されたものの、内山が左から切り込んでフックのかかったシュートを打ち、右隅に入りました。(8-0)
北斗が8点目

頑張り過ぎた堀米は、足が攣ったようです。
明日も試合があるんだから、大差が付いた試合で無理しなくても・・と思いますが、性格というものは簡単には変わらないもので。
そう言えば、今日はFPの交代要員が2人しかいません。

41分に左へ出したボールを拾って内山が切り込み、パスを受けた鈴木貴が右から押し込みました。(9-0)
ターボが9点目

44分に得たCKは中川と月館とでキープし、47分の新潟の左クロスを丸尾がクリアして終了しました。
取りも取ったり

鈴木貴が6点、内山が2点、中原が1点で合計(9-0)というスコアは、昨日の試合で新記録を達成したばかりなのに、またタイ記録になりました。


ここまで、ソウルと道代表が2勝、新潟と道選抜が2敗となっており、翌日は最下位決定戦となる 新潟 vs 道選抜 の試合、および優勝決定戦となる ソウル vs 道代表 の試合が行われます。

道代表は明日の試合で引き分けても得失点差で・・と考えかけたのが間違いで、この大会には引き分けが無くてPK戦を行うから、90分内に決着を付けねばなりません。


posted by 雁来 萌 |21:26 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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