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2010年07月19日

プリンスリーグ第7節

7月17日(土)の11時からアミューズメントパークの人工芝ピッチで、プリンスリーグの最終・第7節となる、札幌第一高校との試合が行なわれました。

雁来に向かう途中で見つけた判じ物・その5(笑)
オットサン・オッサン
輸送中の古いスカイライン2000GT(ナンバーまで2000)とダットサン(上)

ダットサンやスカイラインといえば・・そう、日産プリンスです・・プリンスの車を撮れば、プリンスリーグのタイトルも獲れる・・こいつぁ朝から縁起が良いぞ。
おまけに今日は7月17日で第7節、今年優勝すれば7回目・・ばっか。


雲がほとんど無く晴れて暑いですが、南東の風があって凌ぎやすいです。

札幌第一高校(青) vs コンサU-18(赤黒)
整列
コンサU-18のスタメンは、GK:松原、DF:山下・小山内・奈良・堀米、MF:菅原・前・荒野・神田、FW:下田・鈴木 で、キャプテンマークは松原が付けています。
控えには、阿波加・葛西・工藤・中山・永井・西田・深井・榊・近藤 が見えます。

第一高校では、コンサU-15出身の和田大輝くんがDF、菅谷健くんがMF、鈴木航平くんがDFに出場しました。(他にもいたかも)

コンサは立ち上がりからサイド攻撃や中央突破などでチャンスを作ります。

2分にPエリアの右手前でFKを得て、これを前が蹴りましたがキャッチされました。
5分に打ったミドルは、ネットの上に乗ってしまいました。
9分に正面で第一高校にFKを与え、フェイントを使って蹴られたボールを跳ね返しました。

今日も荒野はスルスルッと最前列まで出て行く場面があり、17分にもそんなチャンスから右クロスが入り、神田がボレーを試みます。
夢ボレー
このシュートで得たCKはクリアされました。

19分の右クロスに合わせた鈴木のヘディングは、キャッチされました。
20分に右奥へ出したフィードに山下が追い付いて攻め込み、スローインから菅原がミドルを打ったけど上へ外れました。

21分には堀米が左をえぐって神田へ渡し、下田が左寄りから打ちましたがオフサイドでした。
下田打つが

22分の第一高校の左CKは松原がパンチして逃れ、ここで給水タイムとなりました。
再開して2分ほど後に第一高校の右サイドから攻め込まれ、打たれたボールを止めたかに見えたのに、ボールはゴール内に転がって失点しました。(0-1)
失点

これはマズいです。
目下2位の室蘭大谷高校は天然芝ピッチの試合でリードしており、双方の試合がこのまま終わったらコンサは2位になってしまいます。
1位を確保するためには、勝つしかありません・・ということは、少なくとも2点取って逆転する必要があります。

・・と考えながら困っていた34分、前線に放り込んで突破しようとしたところ、Pエリア内で倒されてPKを得ました。

このPKを菅原かゆっくりした助走から左隅に蹴り込み、取りあえず同点にまで漕ぎ付けました。(1-1)
PKを左隅へ

ところが向こうのピッチでは室蘭大谷高校がリードを2点に広げており、コンサは相変わらず引き分けでは足りない窮地です。

ゴール前に入れた浮き球はキャッチされたものの、相手を揺さぶる効果はあります。
40分にルーズボールに詰めたりしたせいか、相手のクリアがコンサへのプレゼントになり、前(右端)が拾って中央に打ち込みました。(2-1)
ブラボー!
この喜びようは無理もありません。逆転に成功した以上、とにかく1点でもリードして終わりさえすれば優勝できます。

43分に下田が倒されて得たFKに、奈良(手前)がヘディングを叩き付けたけど左へ流れてしまいました。
奈良ヘッド
前半は(2-1)で終わり、わずか1点差だけなのでとても安心は出来ませんが、落ち着いて攻めれば結果は付いて来るはずです。

 
ハーフタイムで交代はありません。雲が多くなって陽射しが和らいできました。
コンサは裏を狙って鋭く出すパスや強いクサビを入れたり、サイドからのドリブル突破や前方のスペースへのフィードなどで得点機を窺います。

9分に山下が右から切り込み、えぐってからクロスを入れたら中央で神田が打ち上げてしまいました。
13分には下田にスルーが出たけどGKにセーブされました。

この頃から、落ち付いて回してるから良いんだけど、何となく中だるみに感じてきました。
ベンチからは「ボールウォッチャーになるなよ!」と言われています。
第一高校の方も、単調な放り込みに頼るようになってきたようです。

16分に菅原が右から迫ってシュートを打ち、これはスローインになりました。
康介が迫る
18分には左からのクロスが菅原の足元に届きましたが、GKにセーブされました。チャンスは多くなっています。

後半も中間で給水タイムがあり、ここで鈴木に代わって榊が入りました。
第一高校のCBは背が高く、スピード系の鈴木も持ち味を活かし難い感じです。

26分のスルーに榊が反応して独走になり、自分で打つかと思ったら右へ流して、走り込んで来た菅原がそのまま打ち込みました。(3-1)
康介が3点目
得点した菅原と共に、榊も祝福されていました。
これで俄然、楽になりましたから。
28分に、菅原に代わって近藤が入りました。

第一高校は気落ちしたし疲れも出てきているせいか、次第に好きな攻撃が出来るようになってきました。
29分に神田へ出たスルーには追い付けませんでした。
夢は届かず

31分には浮き球が下田に渡ってループを狙いましたが、かなり上方へ外れました。
山下が盛んにサイドを上がってクロスを入れたものの、34分に山下に代わって深井がボランチに入り、前がSBに下がりました。

その直後にこぼれ球を榊が拾って、左から右隅へ打ち込みました。(4-1)
翔太が4点目

38分に神田に代わって西田が入り、40分には堀米に代わって葛西が入りました。

最後はパスが軽快に繋がるチャンスとなり、葛西が打ったシュートがキャッチされたところで終了しました。(4-1)
終了

選手・スタッフが観客席の方へ集まって来ます。
ここは富良野か
・・それは富良野の「へそ踊り」かっ!

挨拶します。
挨拶
1つも落とせなかった今年のプリンスリーグも優勝できました。
来年の全国リーグって、どんなん?


その他の結果:
室蘭大谷高校(3-1)帯広北高校

北海高校  (1-1)札幌創成高校

旭川実業高校(6-1)札幌新陽高校
旭実の5点目
旭実(エンジ)が右クロスからヘディングを打ち込んで5点目を上げる

今年のプリンスリーグの最終成績は、コンサU-18が6勝1分の勝点19で1位、室蘭大谷高校は勝点が同じながら得失点差で2位、旭川実業高校が4勝1分2敗で3位、4位が北海高校、5位が札幌第一高校、6位が帯広北高校、7位が札幌創成高校、得失点差で8位が札幌新陽高校 となりました。

コンサU-18の失点はわずか2点(帯広北、札幌第一)のみで、これは過去の最少記録(3点:2007年)を更新しました。年によってチーム数(=試合数)に違いがあるんですけど。

室蘭大谷高校の失点も2点(札幌新陽、帯広北)のみで、これは過去の最少記録(8点:2004、2005.2006、2007、2009年)を大幅に更新しました。

旭川実業高校は上記の2チームに負けただけですから、これも立派な成績です。


全ての試合が終わってから表彰式が行われました。
賞状と優勝カップ(2種類)を授与(貸与)されます。
表彰式
カップや盾などの説明はこの記事にあります。

得点王は菅原(7点)、アシスト王は荒野、新人王は神田、MVPは菅原(いずれもコンサU-18)が獲得しました。
左から菅原、荒野、神田(三者三様で面白い)
俺が王様だアシス渡欧新人王


ということは、かつて予言したように、優勝の他に個人賞4つも独占してしまいました。
そりゃぁ予言は本業ですから、タコより当たりますよ。(笑)

♪記念の写真を撮りましょうね(島倉千代子)
記念撮影


posted by 雁来 萌 |07:17 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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