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2008年12月13日

新サッカー場・その後

東雁来公園に建設している新サッカー場を9月に紹介しましたが、その後どうなったかという続報です。

何度か雁来に行った度に進捗状況を確認しており、そろそろ工期(12/13?=今日)も終わって竣工するはずです。
余裕を持って、工事は既に終わってるでしょうけど。

東雁来公園に出来る2面のサッカー場のうち、北西側のピッチを「西サッカー場」と呼び、南東側のピッチを「東サッカー場」と呼ぶようです。当然といえば当然ですけど。

こちらが「東サッカー場」の完成予想図です。
東の予想図
この図を解読すると、中央が「東サッカー場」、左下に「WEST」という文字が見えているピッチが「西サッカー場」で、それらの中間に通路があります。
公園と豊平川との間は住宅地のように描かれていますけど、現在は何も建っていません。
影の方角(真北)と長さとから推定して、ほぼ正午頃の時間帯を想定した光景になっています。

こちらが「西サッカー場」の完成予想図です。
西の予想図
左側の道路が「東雁来通」、手前が公園の駐車場ですが、右隣にあるはずの「東サッカー場」はマジメに描かれていません。
影の方角は西北西で長いので、太陽の方角は東南東の低い空だということになり、時間帯は早朝でしょう。時季としては、日出の方角が真東に近いことから4~5月または8~9月が考えられますが、緑色の葉が多いので後者と推測されます。
遠くに見えている山並が夕張山地(のつもり?)だとすると、大きな地理的矛盾は無いようです。(車の影が短か過ぎる点を除けば)


10月5日には、人工芝が全面に貼られていて、ラインを引いて(貼って)いるようでした。
こちらが東側のピッチで、
東の芝(=東芝?)
後方に、アミューズメントパークと雁来練習場が見えます。

こちらが西側のピッチです。
西の芝

敷いてある人工芝のピッチ材は、積水樹脂(株)の「Dream Turf(ドリームターフ)」という製品だそうで、施工実績のページに東雁来公園が紹介されています。
アミューズメントパークの人工芝ピッチにも、この製品の広告看板が掲げられています。

ちなみに雁来練習場の人工芝は、住友ゴムグループの「Hybrid Turf(ハイブリッドターフ)」という製品で、建設中に見に行った時に「なんでゴム会社が芝を作るんだ?」と思ったものです。→導入実績

東西のピッチの中間部には通路があり、手前に水道があります。
水道どうでしょう

人に言われて気付いたんですが、管理棟らしき建物はありません。
来年の利用開始時までに建てれば良い話なのか、米里サッカー場のように管理棟は設置しないのか・・?


11月22日に(他の用事のついでに)見に行くと、
雪雲
雪雲が通過して、ピッチは雪でほぼ覆われていました。土の部分は融けたりしてますけど。


12月7日に(用も無いのに)行ってみると、
雪は降る あなたはこないだの客か?
すっかり雪に埋もれていました。工事は実質的に終わった感じで、工事用のフェンスなどは撤去されていました。ただし立入禁止のロープが張られているので、これ以上は近づけません。

両ピッチの中間部にある通路と水道
東西を隔てるネット
ひっそりと静まりかえっていますが、来年になると賑やかな歓声(や悲鳴?)が聞こえるようになるんでしょう。

ピッチの手前にあるのは(噂の)ユース寮じゃなくて、
吹雪いたら、辿り着けずに遭難だ
ケアサポートセンター「CoCo東雁来」という施設で、手前側の棟にはクリニックも入っています。

 ここ雁来 終の棲家か おいらーく


posted by 雁来 萌 |19:05 | 周辺環境 | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:新サッカー場・その後

いつも観戦レポートありがとうございます。
さて、既存の東雁来のサッカー場は、立ち並んだコンクリートの柱にネットが張られていて、観戦する側・ビデオや写真を撮る側には、極めて条件が悪いです。
また、そのため車内からの観戦もままならず、当地は風が強い事から、いつも寒い思いをして観戦しています。新サッカー場の建設はありがたい事ですが、
観戦する側にも配慮して欲しかったです。サッカー観戦をした事が無い方々が合理性の視点のみで設計されたのでしょうか。
そもそもコンクリートの柱にネットは必要なんでしょうか?その分、盛り土して観客席にしてくれれば良かったのですが。
また、雪国につき、絶対的に不足しているのは、インドアのコートです。こちらもアミューズメントパークのコートは単に鉄骨にコンクリートブロックで組み立てただけで、
しかもたいへん狭い。是非、もう一棟、建設して欲しいものです。
スポーツは、プレイヤーとサポーターの両方が育って文化になるもの。そして、スポーツ施設は社会資本ですので、設計は熟考の上で建設されるべきものです。
でも、もう工事が進んじゃったので、残念!

posted by ローカルファン| 2008-12-14 02:49

理想を言えばキリが無い

ローカルファン さん
このコメントは、誰に向けたメッセージなのでしょうか?
私はこの辺の施設を設計した訳ではないので、そういう不満をここに書かれて安眠を妨害されても困ります。
雁来練習場はHFCが建設した専用練習施設(後に運営を移管)、アミューズメントパークはNPOが管理する施設、東雁来公園は札幌市の公共施設です。

・・という話はさておき、
サッカー場にネットは必要で、動物園に檻が必要なように疑ったこともありません。
ネットがあってすら駐車場や道路にボールが飛び出して行きますから、それで事故が起こることを避けなければなりません。
サッカーボールの重さを知らないのか、試合をしてるピッチ脇で幼児を遊ばせてる親もいて、危険極まりない場面を見かけることもあります。

ボールが飛び出さないほどの高さの盛り土を作るには、法面として広い土地を確保する必要があります。
盛り土をしたら、その観客席部分に当たる風がさらに強まるでしょうし。

施設を利用するチームは使用料を払いますが、観戦する客から観戦料を徴収するのは無理でしょうから、収支に見合わない設備に大金を投資する余裕は無いだろうと思います。
アミューズメントパークは、日本サッカー協会からの助成金(ワールドカップ剰余金)に、道サッカー協会とHFCとからの拠出金を足して整備した施設であり、ギリギリ最低限の施設しか用意できなかったと解釈しています。

屋内競技場は確かに狭くて、フルピッチのコートを用意して全体に屋根を掛けるのは理想でしょうけど、そこまで使える費用が無かったし、あったら天然芝のメンテナンスに回すでしょうし。鉄骨を使っているのは、最も安上がりで工期が短いからではないかと想像します。

私は基本的に、サッカーを車の中から見たいとは思いません。
風や雨(や雪)に当たりながらプレイしている選手達を、暖かい車の中から眺めるのはフェアじゃないと感じるし、選手達と同じ空気の中に浸っていたいです。
そいういう意味では、観客を仕切るネットは確かに邪魔ですけど、ボールが飛んで行く度に拾いに走るのも大変だし。

広くて立派な屋内コートを建設できるだけの費用を寄付して頂けるのならば、社会資本充実のために伏してお願い申し上げます。

posted by 萌| 2008-12-14 14:44

Re:新サッカー場・その後

人工芝のサッカー場が増えただけでも喜びましょう。それより札幌大学が来年人工芝のサッカー場をつくるそうです。東雁来のように野中の一軒家という場所ではなく、大学に隣接した駐車場に作るとかで、管理棟もある付帯施設も充実したサッカー場のようです。札大では、大学施設を地域交流の核として開放する用意もあるようで、楽しみです。

posted by 札幌人| 2008-12-16 23:39

マンションよりサッカー場

札大のグラウンドには何度か行きましたが、隣にある野球場と比べると見劣りする感じを受けます。隣接する駐車場ということは、道路を挟んだ向かいなのかな・・。
来季から道リーグに参入(その先はJFL入り?)するので、気合いが入ってますね。

最近では、創成高校が石狩に立派な人工芝グラウンドを作ったとか、
http://www.sosei.ac.jp/news004i.html
アンフィニの盤渓サッカー場を苦心して芝生化してるなど、
http://www.unfini.or.jp/soccer/all/index.php?mode=de&no=0
建設ラッシュのようで、喜ばしい限りです。

以前はもっと軽い簡略版があったんですけど、今はpdfで600kBある「盤渓サッカー場芝生化概要」しか見れません。
http://www.unfini.or.jp/soccer/all/bankei.pdf
雪深い地なので、来春のいつ頃から使えるようになるのか、興味が湧きます。天然芝のメンテナンスは大変でしょうけど。

posted by 萌| 2008-12-17 21:56

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