2011年10月13日
高円宮杯U-15・旭川編
10月9日(日)に厚別競技場のメイングラウンドで、高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の北海道予選を兼ねる、北海道ユース(U-15)サッカー選手権大会の2回戦が行われました。 第2試合となる昼前からは、コンサ旭川U-15とユニオン(カブスリーグ2部A・3位)との試合が行われました。 →HFCオフィシャルのニュース コンサ旭川U-15は、北海道カブスリーグU-15の2部Bで1位だったので、2回戦にシードされています。
旭川から応援団が馳せ参じていて、上段の記者席には子供達も並んでいます。 野太い応援コールの声に、一部では「怖い」という感想も・・。 ユニオン(白) vs コンサ旭川U-15(赤黒) コンサ旭川のスタメンは・・多少自信が無いところもありますが、GK:大木、DF:吉田・間崎・阿部大・櫻井、MF:水正・石川・千葉・原、FW:東藤・鈴木敦 で、間崎がキャプテンマークを付けています。 控えの9名は、但野・宮崎・佐々木勇・庄内・阿部寿・坂口・佐々木大・高橋主・高柳 のようで、2年生も混じっています。 雲一つ無い快晴の空で日差しが暖かいです・・が、まさか今日は雨が降らないよね。 考えてみれば、コンサ旭川U-15が厚別のメイングラウンドで試合をする(のを見る)のは初めてです。 対面方式の挨拶の後、円陣を組んで始まります。 3回戦までの試合時間は、35分ハーフです。 3分に得たFKを石川が蹴って壁に当たり、5分に与えたFKはキャッチできました。 左サイドの原が起点になる攻撃が多いですが、得点までは至りません。 12分に鈴木のシュートでCKを得ましたが、低いグラウンダーをクリアされました。 18分に相手のゴールキックを拾った東藤が切り込んで、CKを得ました。 石川が蹴り入れた左CKにファーから間崎が頭を当て、右隅に入りました。(1-0) 続いてPアークの手前で得たFKを千葉が蹴り、枠に飛んでGKがスーパーセーブ、CKを得ました。 21分になった左CKを先程と同様にファーから水正がヘディング、追加点を上げました。(2-0) 22分には原の左クロスに、東藤が足を合わせて押し込みました。(3-0) 27分に鈴木がドリブル突破から打ったシュートでCKを得ましたが、左で櫻井がフリーだったのがもったいなかったかも。 33分にはゴール前でのこぼれ球を原が押し込んで、さらに加点します。(4-0) ロスタイム1分が出てからも吉田の右クロスから東藤がシュート、低くて拾われました。 前半は4点をリードし、これなら安心して見ていられます。(多分) ハーフタイムで交代はありませんが、後半が始まった途端に櫻井に代わって宮崎が入りました。 ハーフタイム中にコンタクトレンズを入れ直していたせいかも知れません。 2分に鈴木へ出てシュート、バーを越えてしまいました。 5分に千葉が左寄りをドリブルで持ち上がってシュート、右へ外れました。 8分に与えたカウンターから原がえぐってシュート、サイドネットの外側から当たりました。 しかしこれが左CKとなって、混戦のチャンスはクリアされました。 後半も半分近くが過ぎた14分に、吉田・水正・鈴木がアウトして、佐々木勇・坂口・高橋が入りました。 22分に与えた右CKは相手のヘディングが届かず、後方から打たれたシュートをキャッチできました。 23分のカウンターでのパスに東藤が届かず、相手のGKに拾われます。 ここで、原と東藤に代わって庄内と高柳が入りました。 24分に高橋の独走は防がれたものの、CKを得ます。これを石川が蹴ったボールは巻いて飛びましたが、ヘディングでクリアされました。 27分頃からはゴール前のピンチをやっとクリアしたり、こぼれ球が浮いて打たれるピンチもありました。 29分に千葉に代わって阿部が入り、31分には大木に代わって但野が入り、石川に代わって佐々木大が入りました。この辺からのポジションはよく分かりません。 終盤にはユニオンのシュートからのCKが続き、ロスタイム2分が出た後にもゴール前にこぼれたボールを危うくクリアするシーンもありましたが、後半は得失点なく(0-0)、トータル(4-0)で勝ちました。 スタンド前に並んで挨拶します。 「明日はもっと大きな声で応援して下さい。」とのリクエストがありました。
翌10日(月・祝)の10時から札幌サッカーアミューズメントパークの天然芝ピッチで、3回戦となるコンサ旭川U-15とスプレッド・イーグルFC函館(カブスリーグ1部・2位)との試合が行われました。 →HFCオフィシャルのニュース スプレッド・イーグルは、前日の2回戦で道央ブロック1位の泊FCに(3-0)で勝っています。 アミューズメントパークはダンマクを撮影しやすいし、ピッチも近いです。 気圧の谷が接近しているので、南南東の風が強いです。 今日は雨に濡れるつもりで用意もしましたが、少なくとも前半は雨が降り始める前に終わってしまいそうです。 応援団の音合わせと歌唱指導の後、 選手全員とコーチ・監督の名前をコールしました。 やや字余りながら、「ゆけ旭川 勝利信じ 最後まで戦え」と歌っています。 コンサ旭川U-15(赤黒) vs スプレッド・イーグル(水色) コンサ旭川のスタメンは、GK:大木、DF:吉田・間崎・阿部大・櫻井、MF:水正・石川・千葉・原、FW:東藤・鈴木敦 で昨日の2回戦と変わり無く、控えの9名も昨日と同様のようです。 エンドを入れ替えて円陣を組みます。 旭川が風上のエンドを取ったんでしょう。 1分に千葉がミドルを打って左に外れたものの、相手に押し込まれてやっとクリアする場面が多いです。 相手の最終ラインの4枚は明確だし、その前のアンカーも分かりますが、中盤から前は自由に動き回ってる感じで、フォーメーションがよく分かりません。 チャンスには5・6人が上がって来るので脅威です・・その分カウンターを仕掛けやすい面もあり、打ち合いが多くてなかなかボールが落ち着かない感じです。 14分に原が突破する場面 22分のチャンスで櫻井がシュート、こぼれ球を千葉がシュートしたけど跳ね返されます。 この頃からFKやCKのチャンスが続きましたが、決定機にはなりません。 25分にボールの奪い合いからFKを得て、石川が蹴り入れたけどゴール前でファウルを取られました。 30分頃からはピンチが続き、自陣内に釘付けとなりながらクリアする場面が続きます。 このカラスは誰の化身かな? 旭川陣内に向かって飛んで行ったんだけど。 34分に左奥から打たれたシュートをパンチで防ぎます。 前半は何とか防いで得失点なく折り返しますが、ベンチに戻った選手達には疲れが見えます。 後半に向けて旭川に交代はありません。 向かい風になったものの、心配したほどの劣勢ではないようです。 8分に東藤へ出てビッグチャンスになりましたが、決められません。 相手のカウンターを食らったり、独走されたり、ゴール前で回されたりしますが、相手も決定力を伴わずに助かっています。 14分に中盤でボールを奪った千葉がループシュートを狙いましたが、向かい風で失速した上に左へ外れてしまいました。 15分に東藤へ出したフィードは長過ぎ、GKが出て場外までクリアしました。 ここで、水正に代わって佐々木勇が入りました。 18分に原か千葉が長距離を独走して打ったシュートは右にはじかれ、CKにはなりました。 このCKから混戦となり、カウンターを受けて打たれたシュートを足に当ててクリアしました。 ここから相手のCKが続くピンチとなり、ヘディングやパンチでクリアして、最後はCKが直接ゴールラインを割ったところで、鈴木に代わって坂口が入りました。 しかし22分には相手の速攻を止めて、エリアの境でFKを与えます。 1人目がフェイントして2人目が蹴ったら右上へ外れました。 25分のピンチを2人がかりで止めて、坂口へ出るチャンスとなります。 相手の攻勢が続くものの、シュートはGKの正面だったり枠を外れたりで、スコアは膠着したままです。 28分に原に代わって高橋が入り、30分には吉田に代わって高柳が入りました。 その高柳が持ち上がるチャンスになりましたが、カウンターを受けて自陣の深い位置で倒してしまいました。 31分になったFKを押し返したけど相手が後方からミドルを打ち、これがバーを直撃して下に落ちました。 ボールはゴール前で止まっていますが、GKの大木はジャンプして倒れ込んだため起き上がるのが間に合わず、走り込んだ相手に蹴り込まれました。(0-1) 残り時間が少なくなってスプレッドはコーナー付近でキープもしますが、マイボールに拘らずにどんどん攻撃を仕掛けてもきます。 36分になったロスタイム中にボールを奪ってロングシュートを打ったものの、キャッチされました。 後半は(0-1)、終盤の失点で惜敗しました。 旭川の今年の高円宮杯は3回戦で終わり、涙ながらに応援席へ挨拶します。 来年はカブスリーグの1部に返り咲きますから、成績に関係なくシードされ、組合せ上も少しは楽になるかも知れません。 試合が終わって帰る途中に、前々日より酷いかと思える土砂降りになり、視界が良くないし路面に雨水が溜まって、あまりスピードを出せない状態でした。 一昨日は夕方から雷がピカピカ・ゴロゴロと鳴って、竜巻注意情報まで出される始末・・鍬茨、鍬茨。
posted by 雁来 萌 |20:43 | 闘う若梟 | コメント(0) |
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