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2006年07月19日

北海道クラブユース選手権(U-15)決勝

いよいよ大詰め、北海道クラブユース選手権(U-15)の決勝戦が、16日(日)に夕張・平和運動公園で行われました。
数えてみると、夕張は今年になって既に7回目の訪問になります。

決勝の相手は、準決勝でSSSを破ったスプレッドイーグル(道南ブロック予選1位)です。
函館のチームで、2年前の6月4日に雁来で練習試合をしたことがあり、3年生が(3-0)、1年生が(5-3)で勝ちましたが、今大会の戦績や、昨日の試合を見た感じでは、決勝戦は厳しい試合になることが想像されました。
 

35分ハーフの前半のスタメンは、GK:安田、DF:森・羽石・中山・菅原(康)、MF:西田・平井・十川・飯塚、FW:大地・古田 でした。ごくフツーのメンツで、昨日の準決勝と同じ4-4-2ですが、ちょっと(私的に)サプライズがありました。


取りあえず当方のみ(2006.7.16:夕張)
さすがに、函館から駆け付けるギャラリー(右側)は少ないです
 

スプレッドイーグルの監督さんは、ジェスチャーが  面白くて  楽しくて分かりやすい方です。昨日から「リスクマネージメント!」という指示を何度か聞きました。

古田のドリブル突破や、大地が裏へ抜け出たりというチャンスがありましたが、DFが抜かれたり、高さで競り負けるなど、危ない場面も多かったです。
前半は1点取られても仕方ない、後半に疲れが出たところで同点にして、後は何とか・・と思ってましたが、前半で失点せずに(0-0)で終わったのが救いでした。


コンサ(赤黒) vs スプレッドイーグル(水色)
前半から優勢に攻めますが、得点にならず
 

後半開始時にコンサの交代はありませんでしたが、スプレッドイーグルは代えてきました。
5分頃、西田が右寄りの遠くからシュートを打ち、入ったと見えましたが、惜しくもゴール左へ外れました。


西田(フレーム外)のロングシュート・・は左へ外れる
 

チャンスはあるんですが、決め手に欠いて時間はどんどん過ぎて行きます。
23分頃、飯塚に代えて小島(翼)を入れました。
交代枠は5人ありますが、今日はほとんど交代しませんでした。こういう均衡した試合では、途中で交代するとマークの受け渡しや相手選手の特徴などが伝わらないなどの、不都合が生じる恐れもあるでしょう。

残り時間もわずかになり、延長戦はともかくPK戦は嫌だなとか、負けても全国へ行けるんだから全国で頑張ればいいとか・・弱気でスミマセンネ。

時計が35分に届いた頃、古田がDFを振り切ってドリブルでPAまで進み、右から走り込んだ大地が思い切り打ったボールはゴール左寄りに入りました。(1-0
古田がPAまで運んだチャンスで、右から大地がシュート、詰める平井
 

ワイドな画角で見ると・・飛び出すな、コーチは急に止まれない
 

そんな元気が残ってたのか?と思うほどの勢いでベンチ前に駆け寄って喜び合いますが、まだ試合は終わっていません。喜び過ぎてペナルティーを受けたりする事が心配で、写真を撮るのを忘れました。

ロスタイムになって、この試合2人目の交代として、大地に代えて松野を入れました。準決勝では終盤に守備固めのような交代をしましたが、今回はFWを代えました。

そして試合終了の笛が鳴り、選手もギャラリーも息苦しさから開放されました。


試合終了の笛とともに両手を上げるキャプテンの古田
 

表彰式で賞状を受ける古田
 

カップを受ける大地
 

U-15のご家族に受け継がれている横断幕を広げて記念撮影
 

選手達を撮影するご家族達(を撮影するワタシ・笑)
 

スプレッドイーグルはまだ荒削りな感じがしますが、これが洗練されてくると脅威になるかも知れません。


追記(2006-7-20 23:18)

「LSIN」のサイトに、北海道クラブユース選手権(U-15)大会のレポートが載っており、「偉業の3連覇」と表現されています。


posted by 雁来 萌 |23:55 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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