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2011年09月08日

プレミアリーグ第10節

9月4日(日)の午後にアミューズメントパークの天然芝ピッチで、高円宮杯U-18サッカーリーグ・プレミアリーグ(イースト)の第10節となる、コンサ札幌U-18と東京ヴェルディユースとの試合が行われました。
→JFAの試合結果公式記録(PDF)、HFCオフィシャルのニュース

延期されていた試合も順調に消化されて各チームの試合数が等しくなり、振り向けば東京ヴェルディは2位、青森山田は3位にいます。
特に東京ヴェルディは、コンサとの勝点差を2まで縮め、今日の試合は頂上決戦となりました。

先週あたりから、台風が北海道を直撃するのではないかと心配されましたが、台風の進行が遅くなって進路も西寄りに遠ざかったため、試合に関しては大きな影響が無いようです。

昨日は天皇杯を見に行ってかなり濡れてしまい、その雨が午前中まで降っていてましたが、天気は回復しています。
湧き立つ雲と流れる雲
しかし南東~南の風が強く吹いていて、涼しいのは良いとしても眼が乾燥するし帽子が飛ばされそうになります。

真っ白い上層の氷晶雲を背景にして、灰色の下層雲が急速に流れています。時々、灰色の雲から雨粒が落ちて来て、それに伴って虹も出現しました。キックオフは3時です。

公式記録では、天気:晴れ、気温:32.0℃、湿度:66%、風:弱、芝:全面良芝、表面:乾燥 と書いてあって、どう考えてもおかしなデータが多いです。

 
東京ヴェルディユース(白緑) vs コンサ札幌U-18(赤黒)
本土決戦だぁ
コンサU-18のスタメンは、GK:阿波加、DF:小山内・永井・奈良・前貴、MF:中原・深井・堀米・荒野、FW:鈴木・榊 で、永井がキャプテンマークを付けています。
控えは今岡・永坂・神田・中川・下田 の5名です。

コイントスにより、エンドを交替しました。
ヴェルディのキックオフということは、コンサが(向かい風でしかも逆光になる)こっちから見て左側のエンドを選んだようです。
そっちかよ
その理由が私には分からない・・ということは、きっと相手チームだって想像出来ないでしょう・・ここには未知のピッチ特性があるのか?と惑わせる、巧妙な心理作戦かも知れません。笑

あるいは、北東の空に架かる虹に向かって攻めさせることで、あたかも神に向かって弓引くが如く戦意を喪失させる狙いでもあったのでしょうか?
虹に向かって

1分にヴェルディのFKがあり、これはクリアします。
FKをはじく

8分に出したスルーに鈴木が詰めますが及びません。
9分には榊も相手DFに詰めて、こぼれ球を中原が拾って出ようとしたけどGKに取られました。

11分のヴェルディのクロスをクリアして鈴木へフィード、小山内が右クロスを入れますが防がれます。
貴哉の右クロス

15分に、奈良のバックパスから中原パスを出し、荒野がえぐって左クロス、鈴木が土煙を上げながら滑り込んで押し込みました。(1-0)
滑り込みターボ

17分には荒野が右へ出して榊が右奥からシュート、これがGKの頭上を越えるチャンスになったけど、ライン上に立ってたDFにでクリアされました。
ライン上でクリアされる

22分には榊から鈴木へ、さらに荒野が貫禄でキープしながらシュート、しかしキャチされます。

25分に小山内へ出したフィードはオフサイドにならずにCKを得ます。
右CKを榊が蹴り入れるとニアのポストあたりで止められ、クリアボールへの当たり方悪くてゴールキックに終わりました。
ニアポストで止められる

チャンスは多いんだけど、何となく攻めあぐねてる感じで思い通りに行きません。

そうこうするうち、37分のピンチになりそうな場面でGKが出て、余裕がありそうだったけどかわされ、無人のゴールに流し込まれました。(1-1)
かわされる

40分の荒野のクロスはクリアされ、深井がミドルを打ったらボテ気味でキャッチされました。
42分に右サイドを小山内が上がったチャンスで中原がスルーを出し、榊がCKを得ます。
スルーが翔太へ
この右CKはキャッチされて失います。

44分に得た右CKを榊が蹴り入れ、ファーから奈良が打点の高いヘディングを当てて打ち込みました。(2-1)
高高度爆撃

行く末を祝福するように虹が出て、前半は1点のリードで折り返します。
そろそろ4時

 
後半に向けてコンサに交代はありません。雲が多くなりました。
後半は追い風だ
ストレッチは大事です。

1分に左タッチライン近くで得たFKを前が蹴り、フックして飛んだけどクリアされてCKになりました。
クリアされてCKへ
この左CKも前が蹴ったけどキャッチされました。

コンサのゴールキックを相手がヘディングしたら後方に流れ、CKをもらうチャンスになりましたが、クリアされたCKから中原が打ったシュートは左へ外れてしまいました。

後半は時々、雨粒が落ちて来るようになりました。
ピンチもあるものの落ちついて対応してるので、あまり心配にはなりません。

6分にヴェルディの右奥からFKがあり、これはヘディングでクリアしました。
お返しにクリア

10分のヴェルディの右クロスをクリアし、後方から打たれたシュートは越えて行きました。
クロスもはね返す

19分に前がファウルを受けたところで、鈴木に代わって中川が入りました。

20分に荒野がボールを奪って不意にミドルを打ち、惜しくも左へ転がって行きました。
ミドルは転がってそれる

互いに攻め込みながら決定力が無いというより、危険な芽を摘み取ってるという感じで、その分ファウルを取られたてリイエローカードをもらったりします。

30分にヴェルディのミドルがワンバウンドして、バウンドが変わったのか片手でクリアしました。
ヴェルディの右CKのこぼれ球が、はずんで浮いたように阿波加の手を越えてゴールに入りました。(2-2)
浮いて入る

ここで、榊に代わって下田が入りました。
34分には、中原に代わって神田が入りました。

40分のピンチをなんとか凌ぎ、41分に荒野からのフィードを受けた神田がえぐってCKを得ます。
神田が蹴り入れた左CKのこぼれ球を、堀米が強引とも思えるミドルを打つと、バーに当たって弾みました。
ボールは手前に戻って来ましたが、副審がゴールを認めたんだからラインを越えたんでしょう。(3-2)
ゴメスミドルがバーを叩いて入る

さほど時間のロスは無かったと思いますが、ロスタイムは4分と掲示されました。
こうなったらもう、フィードを出すと見せかけて人のいないスペースに蹴り入れるとか、サイドを突破すると見せかけて途中で減速するとか、時間を有効に(というか無駄に)使う手段は色々とあります。

ところがロスタイムも終わりそうな48分、ヴェルディの右クロスにファーでヘディングを合わされ、こぼれ球を押し込まれてしまいました。(3-3)
押さえ切れず

コンサにとっては痛恨の、劇的な引き分けで終了しました。(3-3)
引き分けたけど首位堅持

サポへ挨拶しに行き、「引き分けだ」とか「まだ首位だ」とか励まされても、却って説教を受けてるような気になっているかも知れません。
勝ちたかったんだよ

観客へも挨拶します。
次は勝とう

勝利を逃したとはいえ、勝点差は縮まらないから確かに首位を堅守?しました。
榊に得点は無かったものの、まだ得点王のままです。

プレミアリーグのホームゲームは残り2試合、これからはアウェイゲームが多くなります。
目指すは12月17日のチャンピオンシップ・・これって天皇杯より面白いかも・・。


posted by 雁来 萌 |22:20 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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