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作者の雁来 萌(かりき もえ)は、休日になると弁当と単語帳を持参して、札幌市東区にある「北海道コンサドーレ札幌・東雁来グラウンド」(通称:カリキ)で過ごしています。 コンサドーレの次代を担う(かも知れない)若者達が、しゃかりきにボールを追っている姿を眺めて癒されています。 性別:非公開 年令:非公開 特技:非行かい? 職業:占い師、トイレ評論家 住居:熊が出没する札幌市中央区 過去記事のリストを「記事一覧」カテゴリに載せています。 コメント欄に「今後の投稿予定」を記してあり、随時更新します。 オフィシャルブログ内であれば、このブログをリンク集に加えるのはご自由で、問い合わせも不要です。 深夜・早朝のコメント投稿はご遠慮下さい。

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札幌3月は29年ぶりの大雪

2010年04月04日

札幌では、今年3月の「降雪量」が123cmとなり、今年2月の降雪量(99cm)を上回りました。

3月の降雪量が123cmという値は、1953年の観測開始以来の3月として第4位の記録に当たります。(1位は153cm) →気象庁の統計資料

3月の降雪量が2月の降雪量より多くなるのは、1981年以来の29年ぶりだそうです。(2006年に、2月と3月が同じ104cmになったことはあります。)

引き合いに出された29年前の1981年3月に136cm降ったのが、3月として第3位の記録になっています。

 
札幌での降雪量の平年値は、1月が182cm、2月が154cm、3月が106cmで、今年の3月が平年より多かった(116%)のは確かだけれど、むしろ比較する2月が少なかった(64%)と言うべきでしょう。

降雪のピークは1月下旬ですが、降雪が積もった「積雪深」のピークは2月中旬・下旬になり、札幌の平年値では2月の最深積雪が91cm、3月が81cmです。

ところが今年は3月の下旬になっても時々雪が降ったから3月の積算降雪量が多くなったし、雪解けのペースも鈍っています。
(札幌に限れば)今冬は積雪深が平年の8割程度と少なかったのに、終盤には平年並にまで盛り返しました。


 
また旭川と留萌では、3月の降雪量がそれぞれ178cm(平年の1.5倍)と148cm(平年の1.2倍)になって、ともに過去の記録を更新しました。

参考:札幌・岩見沢・倶知安における降雪と積雪の旬別グラフ(PDF:213kB)

岩見沢特別地域気象観測所の露場(2010/2/6)
湯あみ沢即効所
岩見沢としては、この程度なら少ない方です。

 
ちなみに、29年前の1981年(昭和56年)に何が起こったかというと:

  • 1月の月降雪量が273cmに達して、これは平年値の1.5倍に当たり、通年でも観測史上第1位の記録になっています。←今年の1月は154/182=85%
  • 降雪の寒候年合計が617cmに達して、これは第6位の記録になっています。(1位は680cm)
  • 8月23日の24時間降水量が220mmに達して、これは観測史上第1位の記録です。
  • 8月の月間降水量が644mmに達して、これは平年値の4.7倍に当たり、通年でも簡単には破られそうにない観測史上第1位の記録です。(2位は480.5mm)
  • そのせいもあって年間降水量が1671.5mmに達し、これも観測史上第1位の記録になりました。

8月には前線と台風(12号、15号)との組合せで2回の大雨が降り、石狩川や千歳川が増水して大氾濫が起こりました。
この8月に、日降水量の通年の記録を2回更新しており(4日の170mmと23日の207mm)、記録的な大雨を忘れないうちに次の追い討ちがやって来たのです。

・・という記録破りな未曾有の災害年だったんですが、今年も似たようなことが起こる、という根拠は何もありません。
洪水のせいで堤防の計画高水位が見直されて補強工事が進んだし遊水池も出来たし・・とは言っても、300年に一度の大雨が今年は降らない、という保証も逆に無いんですけど。

現在だって「観測史上」の途中であって、記録は破られるためにある?のかも知れませんから。



post by 雁来 萌

08:39

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